【電子書籍】 電子書籍がパッとしないのはネットの外に出ないから 【リアル書店】

●携帯小説、「読むのを止めた」は2割強・理由は「飽きた」「ゲームやSNSに時間を取られる」:Garbagenews.com (@Fuwarinhttp://www.garbagenews.net/archives/1746176.html をお題に、電子書籍の現状と先々について考えてみた。 結論から言えば、 続きを読む
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阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

ええ、だから出会いの場がないのは、紙の本でも大多数はそうだということです。RT @azukiglg: 既刊書店でチョイスされない本とチョイスされても露出する先がない電子書籍は同じようなものではありますが

2011-04-29 03:39:26
加藤AZUKI @azukiglg

電子書籍にはリアル店舗での露出がないことの不利さというのは、読者が新刊の存在に気付く、出会う機会そのものが少ない、ということを指摘しています。電子書籍サイトはそれこそ1つしかないわけです(同じ本を扱っているサイトは、それこそ両手で足りるくらいしかありません) RT

2011-04-29 03:41:02
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

@azukiglg もちろん、それ以前の前提として電子書籍は端末の普及台数が絶対的に小さいということがあるのはいうまでもないことですが。

2011-04-29 03:41:27
加藤AZUKI @azukiglg

一方、リアル実店舗は街中に駅前ごとに家の近所のコンビニに、とにかく数が多い。それだけ1種類の本が不特定多数大勢の人の目に付く機会が多いということです。電子書籍はその意味での「実生活への露出」がない。その点が不利であり、リアルに露出すべきだ、と思います @agawataiju

2011-04-29 03:42:23
加藤AZUKI @azukiglg

ただ「手に取れない本」への抵抗感があるというのも事実ではあります。読者側の心理として所有欲を満たすという側面が満たせないことへの不満は、少なからずあるようです。読書をする人の多くは同時に本棚を満たしたいコレクターでもあるので。 RT @agawataiju: @azukiglg

2011-04-29 03:43:46
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

小規模書店にも並ぶような売れ筋の本、初版部数が多い本、についてはそのとおりです。RT @azukiglg: 一方、リアル実店舗は街中に駅前ごとに家の近所のコンビニに、とにかく数が多い。それだけ1種類の本が不特定多数大勢の人の目に付く機会が多いということです。

2011-04-29 03:44:54
加藤AZUKI @azukiglg

普及台数について言えば、第一段階として100万人、次の段階で1000万人、最終的には顔に目玉が付いている人の人数の1/3以上くらいは電子書籍を読む端末を「所有していて操作方法がわかる」というところまではいってほしいとこですね RT @agawataiju: @azukiglg

2011-04-29 03:45:18
加藤AZUKI @azukiglg

別の視点からの電子書籍の不利点を言えば、電子書籍は書籍営業の活躍が見込めない、それとプレゼン(宣伝)の機会がごく少ない、宣伝のためのコストを割きにくい、という点もあるかもしれません。 RT @agawataiju: 小規模書店にも並ぶような売れ筋の本、初版部数が多い本、については

2011-04-29 03:47:01
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

@azukiglg 一方で、100万部売れている本でも、100人のうち99人は読もうと思わない本だ、というほど書籍市場はロングテール市場なので、2万点では多くの人にとってほとんど買いたい本がない状態です。あてにできない本屋さんには客が行かなくなる。それでは売れ筋も売れない。

2011-04-29 03:48:13
加藤AZUKI @azukiglg

版元を通さずに個人で本を売れるというのは、取り分もそれなりには増えますし「本を出したい書き手」にとっては確かに魅力です。分け前が増えるという点を見るならほぼ全ての著者にとって魅力でしょう。 @agawataiju

2011-04-29 03:49:18
加藤AZUKI @azukiglg

けれども、売るための努力や工夫の機会がなく、あっても著者自身がやらねばならないので、そこで著者個人の資質(例えば注目しているフォロワーの数に置き換えてもいい)によっては、ほとんど周知が期待できなくなります。 @agawataiju

2011-04-29 03:49:36
加藤AZUKI @azukiglg

そのへんは管理点数(扱い点数)を更に増やしていくか、そうでなければ「複数の電子書籍サイトにまたがった既刊検索可能な司書的データベースサイトの充実が求められるということになるんじゃないですかね? RT @agawataiju: @azukiglg 一方で、100万部売れている本でも

2011-04-29 03:50:57
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

所有欲は否定しませんが、たくさん本を買うヘビーユーザーは家中本だらけで、本の置き場に困っているのも事実です。だから、自炊をして紙の本は処分している。RT @azukiglg: 読書をする人の多くは同時に本棚を満たしたいコレクターでもあるので。

2011-04-29 03:50:59
加藤AZUKI @azukiglg

出版社、或いは著者としては本を買ってくれるなら読者はどんな人でもいいわけです。が、無償コンテンツが多く、また「ネットで得られるものは無償でもいいものがあるから無償のほうがいい」という意識が強い人が少なくない中で、 RT @agawataiju: 所有欲は否定しませんが、たくさん本

2011-04-29 03:52:44
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

@azukiglg いまのところ、電子書店が本気で実書店の出会いの機能を提供していないんですよね。PCの画面は書店の棚に比べて狭すぎる。しかし、技術的に解決する手段はあるはずなのですが、それをしていない。

2011-04-29 03:52:59
加藤AZUKI @azukiglg

電子書籍にお金を払う人で期待できるのは「元々お金を出して本を買っている人」になっていくと思うのです。それが全てではないけど、そういう「お金を出してでも買ってくれる人」の電子書籍に対するリアクションは、「本を所有した満足感の不足」が少なくないようです RT @agawataiju:

2011-04-29 03:54:00
加藤AZUKI @azukiglg

もちろん、コレクションしたいのではなくどんどん読み捨てていきたい(読み終えたら売るか捨てるか)という人には電子書籍のほうが福音ではありますね。場所取らないし。ただ、データ喪失(HDDクラッシュとか)に対する不安が解消しきれない点が、紙の本へのこだわりを残すのでは RT

2011-04-29 03:55:03
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

@azukiglg 本は書くより売る方が難しい、ということをまだ多くの人が気づいていないので、電子書籍に過大な期待をしている人もいますね。

2011-04-29 03:56:05
加藤AZUKI @azukiglg

実店舗が電子書籍を扱わない最大の理由は、電子書籍が売れても実店舗の収入にならないからだと思います。決済はネットで、入手もネットで、実店舗が店頭で電子書籍を宣伝しても得るものがない。 RT @agawataiju: @azukiglg いまのところ、電子書店が本気で実書店の出会いの

2011-04-29 03:56:14
加藤AZUKI @azukiglg

本を書くという最末端にいると「売る努力をしなくても内容がよければ売れるはず」という傲岸に陥りやすいんですよね。もちろん内容がよくなきゃ売る努力も実らないけど、内容が良くても手に取られなければ評価される機会もない RT @agawataiju: @azukiglg 本は書くより売る

2011-04-29 03:57:22
阿川大樹『終電の神様 殺し屋の夜』(実業之日本社文庫)発売中 @agawataiju

そういう意味ではなく、電子書店が「実書店にあるような出会いの機能」を作り込んでいない」という意味です。RT @azukiglg: 実店舗が電子書籍を扱わない最大の理由は、電子書籍が売れても実店舗の収入にならないからだと思います。

2011-04-29 03:57:58
加藤AZUKI @azukiglg

そのへんの売る努力を紙の本では出版社営業、小売店に委任できてきたけど、電子書籍はそれが及ばなかったり、コスト的にできなかったり、版元を通さないので存在しなかったり。 RT @agawataiju: @azukiglg 本は書くより売る方が難しい、ということをまだ多くの人が気づいて

2011-04-29 03:58:15
加藤AZUKI @azukiglg

その「出会いの機会」を、ネットの中に期待している限りは厳しいのでは、というのが僕の主張です。ただ、「全ての電子書籍サイトを横断的に網羅する電子書籍データベース」というのは確かに欲しい。「ここになくてもあそこにはある」が調べられるなら今よりは前進する RT @agawataiju:

2011-04-29 03:59:20
加藤AZUKI @azukiglg

ただ、電子書籍サイトがインフラや出資元によって異なる規格で乱立している現状では、そうした横断的な試みはちょっと難しそうではあります。出版社事に専門の直販店が一軒しかない、というようなのが現状ですし RT @agawataiju: そういう意味ではなく、電子書店が「実書店にあるよう

2011-04-29 04:00:26
加藤AZUKI @azukiglg

そうした試みはされるべき、というのは理解しています。ただ同時に、その機会が「どこからでもアクセスできる、どこかにあるサイト」の場合、そのサイトの知名度がポータルとして認知されないと、話が先に進めません。そのサイトを知らない人は出会えずに終わります。 @agawataiju

2011-04-29 04:01:30
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