@fukuikensaku 管轄は、日本でも、東京か大阪かでは大きく違うので、できる限りクライアントの本社住所又は東京に寄せるよういしていますが、アメリカではそれとは比較にならない位インパクトを持っていそうですね。また、「横の連帯」の話はとても勉強になりました。
2010-04-07 00:52:42(同じ状況下で)欧米の裁判管轄をすんなり呑む同業者なんてほとんどいない、という状況が生まれると、かなり交渉は改善されると思います。RT @mktfry: 「横の連帯」の話はとても勉強になりました。
2010-04-07 09:27:13こうした横の情報交換や、いくつもの代替案の引き出しを持つことは無論大切だが、やはり一番大事なのは個々の交渉者の意思と粘りか。契約交渉にはありとあらゆる駆け引き、嘘、恫喝、幻想、打算が入り込む。王道はない。
2010-04-07 09:35:03訴える側と裁判地を入れ子にする様交渉するはABCレベルかとRT @fukuikensaku: 欧米から出てくるエンタテインメント契約書では、まず「もめたら相手の土地(ニューヨークやカリフォルニア)で裁判」と書いてある。(ちなみに、Twitterの利用規約にもそう書いてある。)
2010-04-06 21:37:36これは、訴えたい側が相手の国に出向いて裁判をする条項、という意味ですか?それだと、こちらが契約を履行済みで相手がまだの場合には、必ずしも有利に働きません。RT @lichfieldgarden: 訴える側と裁判地を入れ子にする様交渉するはABCレベルかと
2010-04-07 09:17:27ただし、とりあえず相手国で突然裁判を起こされる!というリスクは減るので、訴訟という選択肢に行きたがらない日本側としては改善策ではありますね。 @lichfieldgarden
2010-04-07 09:20:43最近の流行りは裁判を起こされる側の管轄国に裁判籍を設定するタイプではないですか?私のところに回ってくる渉外案件を見ていると@fukuikensaku ただし、とりあえず相手国で突然裁判を起こされる!というリスクは減るので、@lichfieldgarden /via
2010-04-07 09:58:58私が言いたかったのはこの論旨です。代理店契約のケースでRT @Hideo_Ogura: 最近の流行りは裁判を起こされる側の管轄国に裁判籍を設定するタイプ@fukuikensaku ただし、とりあえず相手国で突然裁判を起こされる!というリスクは減るので、
2010-04-07 10:20:23はい。それだとこちらが契約を履行済みで相手がまだの場合には、必ずしも有利に働かない、ただし改善策ではある、と書きました。RT @lichfieldgarden: 私が言いたかったのはこの論旨です。RT @Hideo_Ogura: 裁判を起こされる側の管轄国に裁判籍を設定するタイプ
2010-04-07 10:24:34例えば、こちらがライセンスをする場合ですと、相手の未払や利用条件違反が主な危惧で、こうした契約ではほぼ「海外に出向いて裁判をする条項」として機能する訳です。まあ、この提案自体、相手はしばしば抵抗するのですが。 @lichfieldgarden: @Hideo_Ogura
2010-04-07 10:32:25相手方の主たる財産が相手国にある場合、相手国に裁判管轄を置いた方がよいときがありますね。執行と保全の関係で。@fukuikensaku 例えば、こちらがライセンスをする場合ですと、相手の未払や利用条件違反が主な危惧で、@lichfieldgarden:
2010-04-07 11:22:49主たる書証がどちらの言語で作成されるのか、相手国の裁判制度(弁護士の腕や価格を含む。)はどうか、日本との国際司法共助はどうなっているのかも考慮要素ですね。@fukuikensaku @lichfieldgarden
2010-04-07 11:31:55おっしゃる通り、さまざまなケースがありますね。RT @Hideo_Ogura: 主たる書証がどちらの言語で作成されるのか、相手国の裁判制度(弁護士の腕や価格を含む。)はどうか、日本との国際司法共助はどうなっているのかも考慮要素ですね。@lichfieldgarden
2010-04-07 12:24:46いいえ、こちらこそ。RT @lichfieldgarden: 確かに相手方によってはリスクがある事よく分かりました。ご教示有難うございました。
2010-04-07 12:23:35ただし、海外訴訟のリスクと負担は一般に無視できないので、基本的には自国管轄で頑張ります。(なお、単純化のために「管轄」と書いていますが、仲裁地についての議論もほぼ同じです。)@Hideo_Ogura @lichfieldgarden
2010-04-07 12:27:45交渉は不慣れで難儀なことだけれども、このお言葉は今のわたしにとって必要で、心に喝の入る言葉だった。頑張ります。RT @fukuikensaku:(前略)やはり一番大事なのは個々の交渉者の意思と粘りか。契約交渉にはありとあらゆる駆け引き、嘘、恫喝、幻想、打算が入り込む。王道はない。
2010-04-07 10:28:17頑張ってください!RT @hatako_biscuit: 交渉は不慣れで難儀なことだけれども、このお言葉は今のわたしにとって必要で、心に喝の入る言葉だった。頑張ります。RT @fukuikensaku:やはり一番大事なのは個々の交渉者の意思と粘りか。
2010-04-07 10:33:12国内企業同士の契約でも裁判管轄に無頓着な企業も多いですね。私は自分の目の届く範囲ではうるさく言っているのですが・・・ @fukuikensaku 日本人は、「裁判などやらないから、大丈夫。話せばわかる」と前提したがる。しかし、もめた時の交渉ぶりや落とし所にだって、影響するのだ。
2010-04-07 10:53:24小さな企業は契約交渉の力関係上、端から管轄など諦めることも多いようですが、ベンチャー等小さな企業ほど少しの裁判費用が持つ重みが違ってくるので可能な限り張るべきかなと。もちろん力関係上難しいことも多いですが、意外と通ることもあるので。 @fukuikensaku
2010-04-07 11:00:12RT @SHIHOKN: 小さな企業は契約交渉の力関係上、端から管轄など諦めることも多いようですが、ベンチャー等小さな企業ほど少しの裁判費用が持つ重みが違ってくるので可能な限り張るべきかなと。もちろん力関係上難しいことも多いですが、意外と通ることもあるので。
2010-04-07 12:23:01これは本当にそのとおりだと思う。RT @SHIHOKN 小さな企業は契約交渉の力関係上、端から管轄など諦めることも多いようですが、ベンチャー等小さな企業ほど少しの裁判費用が持つ重みが違ってくるので可能な限り張るべきかなと。 @fukuikensaku
2010-04-07 12:40:17その通り RT @fukuikensaku: RT @SHIHOKN: 小さな企業は契約交渉の力関係上、端から管轄など諦めることも多いようですが、ベンチャー等小さな企業ほど少しの裁判費用が持つ重みが違ってくるので可能な限り張るべきかなと。(略)意外と通ることもあるので。
2010-04-07 12:37:43さて、こうした契約交渉で重要な駆け引き、嘘、恫喝、打算、演技。私が聞き込んだ偏った情報によれば、ほとんどの名古屋・大阪人は買い物でこれを自在に駆使するらしい。なんとかそのノウハウの集積を、国際契約の現場に生かせないものか。
2010-04-07 12:30:21