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新版ルーンクエストの技能まとめ

カシワのクマさんの新ルーンクエスト(RQG)の技能についての解説。 同じベーシックロールプレイ系なのでクトゥルフと似ているのもあるよ。
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カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

〈魅了/Charm〉:この技能は、惹きつける肉体、蠱惑的な魅力、甘い言葉、または単に暖かな人柄など、様々な形を取る。どの形でも、魅力で人にお願いすることができる。〈魅了〉や〈洞察〉、または適切なルーン(死のルーンなど)や情熱(適切な愛や忠誠心など)によって対抗されます。

2018-12-04 00:44:01
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

〈威嚇/Intimidate〉:物理的な力、心理的な操作、脅威など、さまざまな形を取る。どの形でも、脅すことで相手を行動させる。〈威嚇〉や〈洞察〉、または適切なルーンや情熱(適切な愛や忠誠心など)によって対抗されます。 武器を振りかざしたり、本当に危害を加えると判定にボーナスを得られる。

2018-12-04 00:49:05
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

〈取り引き/Bargain〉:折衝と妥協の技能。 当事者双方が何かをしたいと思っている場合、その条件を妥当なレベルで見出す。 取り引きには双方の合意のベクトルが揃っている必要があるため、そもそも条件が合わず判定すらできないこともままある。 商品の売買、戦後の賠償金の折衝、などで役立つ。

2018-12-04 00:54:33
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

なお、言いくるめという技能名だが、嘘や詭弁以外でも押し通すことはできる。 最初から論理的に筋の通った言い分を押し通すために使うこともできる。

2018-12-04 07:19:01
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

言語を介さずに行えることもあり、言語の壁が高いグローランサでは、かなり実用性は高い交渉技能。 少なくとも、最初のYesをこれで取ってから、ハードルの高い要求を別の交渉技能で通すことは十分に考えられる流れ。

2018-12-04 07:23:03
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

交渉技能の続き 〈母国語会話/Speak Own Language〉:出身地域の第一言語の会話能力です。母国語だけに初期基本値が高く設定されており、普通は成長させる必要性は ほとんどありません。 あくまでも会話能力であり、スクリプトの読み書きとは別技能です。グローランサでは多くの人々が文盲です。

2018-12-05 21:57:44
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

〈他の言語会話/Speak Other Language〉:母国第一言語以外は基本成功率00%のため、それぞれ別々に修得する必要があります。 技能分野修正込みで50%まで高めることができれば、意思の疎通で誤解が生じる可能性は極めて低くなります。

2018-12-05 22:03:58
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

他国民とも交易語を介して最低限の意思疎通は可能ですが、友好的に心理的距離を詰める、敵対勢力の会話を盗み聞く、など必要な場面もあり。 実際には〈サーター語会話〉や〈ターシュ語会話〉として別々の技能として修得する必要があります。 ・交易語 ・サーター語 ・ターシュ語 ・新ペローリア語、等

2018-12-05 22:14:44
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

交易語:イサリーズのカルト言語。グローランサの非常に広い範囲で使われており、人間以外の一部の異種族にも知られている。各地で学ぶことができ、広く知られているグローバルな第二言語です。

2018-12-05 22:19:01
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

ヒョルト語(サーター語):ヒョルト語は南方系オーランス人の言語であり、サーター王国や聖王国ヘンドレイキ地方での第一言語。サーター出身ではないキャラクターならば、最初に修得すべき言語。ちなみに文字はゼイヤラン語での読み書きとなる。

2018-12-05 22:24:02
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

ターシュ語:古ターシュの第一言語。ルナー属領ターシュ王国ではルナー帝国の公用語の方が第一言語となっており、ターシュ語は第二言語となる。たぶん年配の人たちはターシュ語を、帝国宣教師による教育を受けた都市部の若者たちはルナー帝国公用語の新ペローリア語で会話している。

2018-12-05 22:28:56
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

新ペローリア語:ルナー帝国の公用語。ルナー帝国の兵士や役人の必修言語。寛大なルナー帝国は、七母神のカルトに入信した者たちに新ペローリア語の会話や読み書きを教えてくれるよ! 多くのキャンペーンで敵役となるルナー帝国人の言葉を理解できる人材は大切です。敵側の会話を理解できる事は重要。

2018-12-05 22:34:44
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

プラックス語:プラックスの騎獣民部族の言語。 キャラクター作成の経歴でプラックスへの追放や避難となるルートを通過したなら、フレーバーとしてプラックス語は修得しておくと格好いいね。

2018-12-05 22:41:44
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

異種族言語も補足 アルドリアミ(エルフ):アルドリアミ語が第一言語。多くは交易語圏内なので概ね意思疎通可。 ウズ(トロウル):暗黒語が第一言語。地表で交易を行うアーガン・アーガの者は交易語圏内。 モスタリ(ドワーフ):モスタリ語が第一言語だが、人とは交易語で会話。 ダック:ヒョルト語ぐわ

2018-12-05 23:06:51
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

他にも交渉系技能には芸能的なものも含まれている 〈舞踏/Dance〉:儀式的なものを含む様々な舞踏。 〈歌唱/Sing〉:歌や詩についての知識と技量を示す。また、文字での記録が一般的ではない者たちにとって、宗教的儀式や口頭の歴史、系譜、法律を覚えておくための方法として歌が使用されます。

2018-12-05 23:23:45
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

特にこの舞踏と歌唱は、魔術との親和性が高いことがルールブックでも暗示されている。 魔法発動や儀式魔法を執り行うときに、舞踏や歌唱を増強技能として用いることが可能と明記されている。 グローランサでは呪文の詠唱は歌うように、動作は舞うように成されるのだ。

2018-12-05 23:30:06
alley-cats @lanbril

@Wiz_Tonokuma あと魔術言語が重要になりましたね。旧版ではあまり出番がなくてフレバー(のくせに司祭の条件だったり)だった「嵐の言葉(Stormspeech)」とか「剣の言葉(Swordspeech)」とかのカルト言語が、魔術の増強に使えるようになったのが大きいですね。

2018-12-06 00:45:02

知覚分野技能

カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

知覚技能編。 大まかに概要を説明すると 洞察/Insight:人を対象とした観察力や察知力、空気を読む 聞き耳/Listen:聴覚的な情報獲得能力 視覚/Scan:視覚的な情報獲得能力 捜索/Search:隠されたものを暴いて探し出す能力、隠し扉を見つけ出す等 追跡/Track:残された足跡を追う能力、逃れる能力

2018-12-08 16:52:07
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

〈洞察/Insight〉:他の人物の性格、情緒状態、信頼性、身体言語、発言パターン、およびその他の無形要素に基づく動機を評価するために使用されます。 〈洞察〉技能は種族別に固有のものであり、異種族への洞察は別技能として修得。 通常成功だと漠然とした違和感の察知やヒント程度がわかる。

2018-12-08 16:56:46
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

〈聞き耳/Listen〉:この技能は、普通に聞こえない小さな音を受動的に聞く能力と、意識的に聴覚的な情報を聴いて正しく解釈する能力の両方です。 〈忍び歩き/Move Quietly〉への対抗判定として使われることあります。

2018-12-08 17:01:46
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

〈視覚/Scan〉:視界内で隠れている伏兵に気が付いたり、遠い間合いから敵陣を見張ったり、見ることで情報を得て解釈する能力。 一人の冒険者が普通に注意しておける範囲は90度であり、より広い範囲を同時に注意しようとすると技能値が半減、さらに半減、もひとつ半減と大変。見張りは協力体制が重要。

2018-12-08 17:10:03
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

〈捜索/Search〉:通常は2m四方程度の狭い範囲を調査し、隠されたアイテム、隠し通路、隠されたモノ、ワナなどを探し出す能力。 しばしば、捜索は四肢や生命を危険にさらすとリスクが記述されてます。

2018-12-08 17:14:27
カシワのクマ @Wiz_Tonokuma

〈追跡/Track〉:残された足跡、糞、植生の乱れ等の痕跡から追跡する技能。追跡者を逃れようと動物の習性行動や、足跡を隠す技法なども含み、痕跡隠匿の能力でもある。 10分単位で追跡判定を行い、失敗しても技能値半減させて再挑戦も可。痕跡が日単位で古くなるとペナルティあり。

2018-12-08 17:20:41

操作分野技能