アニメ会社「マッドハウス」による事後処理について

2

以下、事後処理について語らせていただきます。

まとめ アニメ会社「マッドハウス」が破産した本当の理由 これの続きです https://togetter.com/li/1295030 10191 pv 11

uroak_miku @Uroak_Miku

私の案ではEDでスチール写真(絵だけどね)を順に見せながらその後の姫様(女王様)を手際よく見せていくわけですが――

2018-12-06 10:55:54
uroak_miku @Uroak_Miku

脱出作戦について、彼女は国の全権を掌握した後も公にしなかったのはなぜ?という原作小説の穴をどう埋めてあげるか。

2018-12-06 10:57:04
uroak_miku @Uroak_Miku

ここはごまかすわけにはいかない。私の版での彼女は、死んでいった男たちを断じて犬死に終わらせないためにこそ(なにしろ飛空士の一員であると「夫」から宣言されたのだから)王位をやがて受け継いだのだから。

2018-12-06 10:58:59
uroak_miku @Uroak_Miku

自分や自分の一族(王室ですね)の失態のために大勢の男たちが死に、失態を挽回するためにやはり男たちが死んでいったのです。 女王となったとき、彼女の性格からすれば彼らの名誉回復を何より優先したと思うのですよ

2018-12-06 11:00:52
uroak_miku @Uroak_Miku

王室の存在すら危うくなるスキャンダルゆえに、国の改革と休戦を目指す女王様にとってはアキレス腱であり続けた…とか理由づけることはできそうですが。 ああそれから敵国との和平交渉の際に、次期女王となる女性とわかって攻撃を(複数回!)加えたことを不問にする代わりに、作戦についても伏せる、

2018-12-06 11:03:24
uroak_miku @Uroak_Miku

そういう条件を出され、応じたという理由づけもできるのだけど… それらをどうEDのスライド絵で観客に説明する、というか想像を広がらせるか。ここで工夫が要りますね。

2018-12-06 11:04:39
uroak_miku @Uroak_Miku

かつて彼女が訪れ、そして襲撃されたあの土地を、女王となった後(つまり和平が成立した後)に再訪している絵はほしい。観客は「ああ、あの街だね、再訪したんだね」とわかってくれる。 そこで無名戦士の墓地を訪れる彼女(の背中から)の絵がほしい。EDではいっさい顔は写さないのがコツ。

2018-12-06 11:07:28
uroak_miku @Uroak_Miku

ここ、構図を慎重に計算しないといけない。脱出作戦についてはなお公開できないまま、死んでいった者たちへの感謝の念を胸に彼女が墓所にひざまずいている…そう観客にわかるような構図を。

2018-12-06 11:09:24
uroak_miku @Uroak_Miku

老いた彼女が、私室で自序に白銀の髪を鋤いてもらっている。顔は写らないけれど、次女の顔は映る。何か話を聞きていて、目をやや伏せ気味で笑みとともにうなずいている様子。

2018-12-06 11:26:29
uroak_miku @Uroak_Miku

やがて彼女の国葬の絵が出てくる。映画館の男女ペアはつぶやく。「ああ、映画の冒頭になるわけね」 国民にいかに慕われていたかを絵で見せつける。

2018-12-06 11:28:03
uroak_miku @Uroak_Miku

その後、本が出る。表紙が映る。あるページに切り替わる。シャルルの一番の親友として登場した飛空士が老人となっていて、その顔写真が載っている。掌をひろげながら何か語っている様子。映画館の男女ペアはこの絵にこうつぶやく。「ああ、あのひとだね。囮になってくれたひと。生きてたんだね」

2018-12-06 11:31:34
uroak_miku @Uroak_Miku

二人が出発するところの写真が別の頁に載っている。「ああ、出発のときの写真だね、誰か撮っていたんだね」と映画館の男女ペア(劇中世界ではなく現実世界の観客のことです)はつぶやく。

2018-12-06 11:33:28
uroak_miku @Uroak_Miku

別の頁が映し出される。当時の敵機パイロットのひとりが老いた顔で写真登場し、やはり何か語っている。 別の頁へ。海図が載っている。複数の矢印がかきこまれているので、「ああ二人の逃避行コースと追跡隊のコースだね」と映画館の私たちは理解する。

2018-12-06 11:36:01
uroak_miku @Uroak_Miku

こんな風にですね、当時の作戦関係者が老いた姿で次々に写真で再登場して、何かを語っていく。 彼女の髪を鋤いていた侍女も登場。南の島の今の姿が写真で本に載っている。当時のままの海岸、台地、花畑。

2018-12-06 11:38:08
uroak_miku @Uroak_Miku

彼女ひとりを乗せて去っていった、飛行軍艦の乗員も老いた姿で写真登場。劇中で姫様に「さがれ!」と怒鳴られてびびった乗員です。当時の機の写真も同じページに載っているので、彼が砂金ばらまきの様子を彼が語っているのがうかがえる。

2018-12-06 11:40:13
uroak_miku @Uroak_Miku

こんな風に、登場人物たちがカーテンコールに順に登場していく。 当時の関係者、女王の側近に誰かが順に取材していって、それをまとめあげて、ついに判明した、極秘の脱出作戦の全容が、この本でとうとう明かされているのだな、と観客には伝わる。

2018-12-06 11:42:02
uroak_miku @Uroak_Miku

髪を鋤いていた侍女さんを登場させるのには訳があります。南の島をはじめ、ふたりのやり取りを知っているのは彼女しかいないことにくわえ、女王様から「私が生きているあいだは伏せてくださいな」と言われていたのだなと観客に想像をふくらませるのです。

2018-12-06 11:44:24
uroak_miku @Uroak_Miku

女王様は永久封印を望んでいなかった、と観客にわからせるために侍女さんの再登場がどうしても要るわけです。本編には出てこなくて、EDで二回登場。

2018-12-06 11:45:37
uroak_miku @Uroak_Miku

改めて言いたい。映画でひとを感動させたかったら、このくらいは考えに考えてこそ演出であり脚本だと私は思う。

2018-12-06 11:47:34
uroak_miku @Uroak_Miku

いやまったく、あれだけのスタッフをそろえておいて、それを活かせなかったPの罪は重い。

2018-12-06 11:48:16
uroak_miku @Uroak_Miku

マッドハウスが破産したのもうなずけるような気がします。

2018-12-06 11:48:49