【電光超人グリッドマンS】第15話(後編)
◇これまでのあらすじ:恐るべきニンジャ怪獣シノビラーはタケシ・トードーの命を受けてゲームセンターのチャカ・レーザーを実銃にすり替え、社会混乱を巻き起こしていた。ZAP光線がイッペイのこめかみをかすめる。危うし!イッペイ!だがそこへグリッドマンが高速ファイバー射出され……◇ #GridmanS
2018-12-24 22:32:12「ドーモ、シノビラー=サン。グリッドマンです。おちおち食事も出来んなこの街は」電撃的アイサツにやや遅れ、シノビラーがアイサツを返す。「ドーモ、グリッドマン=サン。シノビラーです。おのれ何度も現れおって、今度こそジゴクへと送ってくれる!」コンマ2秒後、グリッドマンが接近! 1
2018-12-24 22:37:18「イヤーッ!」「イヤーッ!」グリッドマンの連続キックをチョップで受けるシノビラーは、一瞬の間隙に鎖鎌で斬りかかった!「カーンデジファー様に楯突く愚か者よ!コンピューターワールドの01ノイズのなって果てるが良い!」「その減らず口がオヌシのジツか?シノビラー=サン、カラテを見せよ」 2
2018-12-24 22:39:39「イヤーッ!」キック!「イヤーッ!」鎖鎌!「イヤーッ!」キック!「イヤーッ!」鎖鎌!「イヤーッ!」キック!「イヤーッ!」鎖鎌!ゴジュッポ・ヒャッポ!もしシノビラーとグリッドマンの絶え間ないカラテ応酬の中にマグロが乱入すれば、たちまちネギトロと化してしまうであろう。 3
2018-12-24 22:43:28一進一退の攻防を破ったのはグリッドマン。彼はキックの軌道を突如修正、シノビラーのワン・インチ距離に滑り込むと胸ぐらを掴み引き倒しながら投げる!ジュー・ジツの奥義、トモエ投げだ!トモエとは法と混沌が拮抗する神秘的瞬間の呼び名である。スゴイ!「グワーッ!」吹き飛ばされるシノビラー! 4
2018-12-24 22:47:24モニター越しにこれを見ていたタケシは憤慨した。「何をしているシノビラー=サン!僕の堪忍袋は温まっているぞ!これ以上のブザマは許さん!」「ぐっ……御意に」シノビラーの目が殺意に歪む。彼を包むアトモスフィアが変質した。グリッドマンは慎重にカラテ警戒しつつシノビラーに再接近する。 5
2018-12-24 22:49:49シノビラーがゆらりとした動作で鎖鎌を振るいながら接近。だが彼は気味が悪いほどに隙だらけだ。訝しむグリッドマンはカラテを叩き込み見極めんと摑みかかる。だが、おお見よ!「ヌゥーッ!?」シノビラーの首元を掴んだはずのグリッドマンの手が、次いで全身がシノビラーをすり抜ける。コワイ! 6
2018-12-24 22:53:24「これが俺のウツセミ・ジツだ!そして喰らえ!カトン・スリケン!」シノビラーの投擲した炎上スリケンは、グリッドマンの手前に着弾!エラーか!?否、それはカトン・ジツの一種、ヘビ・カトンである!火は弱いが、煙を大量に放つそれは、主に目眩しの煙幕として使用される危険なジツだ。 7
2018-12-24 22:57:20視界を失ったグリッドマンの脚に、鎖モーニングスターが絡みつく!「グワーッ!」鎖に繋がれたグリッドマンは引きずられ転倒!シノビラーは馬乗りになりグリッドマンに鎌を振り下ろす、振り下ろす、振り下ろす!「イヤーッ!」「イヤーッ!」反撃を試みるもジリー・プアー(徐々に不利)! 8
2018-12-24 23:01:01「死ね!グリッドマン=サン、死ねーッ!」今や鎖はグリッドマンの首に絡みつき、へし折らんばかりに強烈な締め付けが彼を襲う!ナムアミダブツ!「キンボシ・オオキイ!このイサオシでタケシ様に認められサーティーンゲイツの頂点に上り詰める!」シノビラーが勝利を確信した瞬間、電光超人に異変! 9
2018-12-24 23:04:18>サーティーンゲイツ アノシラスは武史製じゃないからいないし12体でしょ怪獣!? いや、カーンデジファー合わせて13体・・? #GridmanS
2018-12-24 23:06:00バチバチとグリッドマンの体を雷光が包み込む。彼のニンジャ装束が赤銀のそれから甲冑のごとき雷鉄の装甲へと置換されて行く!「な、何だこれは!」身体を覆う大鎧が顕現した瞬間、グリッドマンは首に巻きついた鎖を引きちぎった!「イヤーッ!」KBAM!鎖の切断面から火花! 10
2018-12-24 23:07:06「ドーモ、サンダーグリッドマンです」雷鳴の如く轟くアイサツ!「おのれ、サンダーグリッドマン=サン!そのような姿に変わったとて、俺の相手では……」「イヤーッ!」「グワーッ!」サンダーグリッドマンの雷光のスピードで放たれるパンチが炸裂!シノビラーはたまらず鎖鎌放棄! 11
2018-12-24 23:09:57