百年前新聞 1918年末特集『読者が選ぶ今年の重大ニュース1918』

百年前新聞(@100nen_)のツイートを中心に収録。
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百年前新聞 @100nen_

【号外】日本の野口英世が、エクアドルで黄熱病の病原体を発見。病原体をレプトスピラ・イクテロイデスと命名。 =百年前新聞社 (1918/07/24) ▼細菌学者・野口英世(41) pic.twitter.com/yfXpMtGD1R

2018-07-24 12:00:18
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百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《科学》 本日、我が国が誇る世界最先端の医師にして細菌学者、野口英世先生(41)が、南米のエクアドルで黄熱病の病原体の特定に成功しました。黄熱病の流行に苦慮する同国では、ワクチン開発が急務でした。野口先生は、いわば一国の存亡の秋(とき)を救ったとも言えましょう。

2018-07-24 22:00:01
百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《科学》 野口英世先生(41)は、ロックフェラー財団のたっての要請を受けて、エクアドルへ。到着後、わずか9日で黄熱病の病原体を特定した野口先生は、この業績によりエクアドル軍名誉大佐に任命されます。野口先生は今や、日本初のノーベル賞受賞、間違いなしとなりました。

2018-07-24 23:03:34
百年前新聞 @100nen_

速報◆17日、細菌学者・野口英世(41)が、エクアドルで黄熱病の病原体を発見したことについて、ロックフェラー研究所に手紙を送る。 =百年前新聞社 (1918/08/17) 関連記事: twitter.com/100nen_/status…

2018-08-17 21:00:01
百年前新聞 @100nen_

速報◆26日、日本・エクアドル修好通商航海条約が結ばれ、国交が樹立される。先日、野口英世(41)によって黄熱病の病原体を特定されたことが、両国の関係良化の後押しとなった。 =百年前新聞社 (1918/08/26)

2018-08-26 20:15:05
百年前新聞 @100nen_

速報◆24日、エクアドルで、野口英世(41)の謝恩送別会が開かれる。黄熱病の病原体を発見し、エクアドルの危機を救ったことにより、野口英世はエクアドル名誉陸軍大佐・名誉陸軍軍医監の称号を受け、制服と剣を送られる。 =百年前新聞社 (1918/10/24) 関連記事: twitter.com/100nen_/status…

2018-10-24 20:00:15

第14位 イギリスの第4次選挙法改正と実施

百年前新聞 @100nen_

【読者が選ぶ今年の重大ニュース】《年末特集》 〈第14位〉2/6・12/14 イギリスの第4次選挙法改正と選挙実施 計2741pt 女性の社会進出が進んだため、イギリスで女性参政権が認められました。男性は普通選挙、女性は制限選挙であり、次は男女平等が目指されています。 twitter.com/100nen_/status…

2018-12-31 18:45:00
百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《国際》 イギリスの選挙権拡大の背景には、女性の社会進出があります。男性が出征した工場の人手不足を女性が埋めたり、女性みずからが出征したりしたことで女性の地位が向上。女性参政権獲得運動家(サフラジェット)の活動も世論を後押ししました。 ▼イギリスの女性部隊 pic.twitter.com/mXqa3BPiu6

2018-12-14 21:45:02

【2/6】第4次選挙法改正、条件付きで女性参政権を付与

百年前新聞 @100nen_

【号外】イギリスが第4次選挙法改正。21歳以上の全男子と30歳以上の一部の女子に参政権。 =百年前新聞社 (1918/02/06)

2018-02-06 12:00:10
百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《国際》 本日、ついにイギリスが選挙法を改正しました。今回の改正のポイントは、男性の資産制限をなくしたことと、女性に同国初の選挙権を与えたことの2点。特に女性参政権は、これまでの活動家(サフラジェット)の運動が結実したものであり、その成果とも言えるものです。

2018-02-06 21:30:11
百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《国際》 女性参政権獲得運動家(サフラジェット)たちは、警察が“治安を守る”名目で演説を妨害、逮捕されたことで運動を過激化。選挙権がない以上、政治に訴えるにはもはや直接行動しかないという考えから、投石・放火・爆弾の投げつけなどでマスメディアの注目を集めました。

2018-02-06 21:45:04
百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《国際》 中には、競馬場で馬の前に飛び出て自殺したデイヴィソン夫人や、餓死寸前のハンガー・ストライキに訴えたパンクハースト夫人など、命を懸けた女性参政権運動家(サフラジェット)もいました。 ▼パンクハースト夫人の肖像メダル。紫・白・緑はサフラジェットの象徴。 pic.twitter.com/rbC804umZ3

2018-02-06 22:00:04
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百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《国際》 女性参政権獲得運動家(サフラジェット)のハンガー・ストライキに手を焼いた当局は、“殉教者”を出さないよう強制摂食=写真=で対抗しました。 ▼体を縛られ、チューブで強制的に食事を送りこまれるサフラジェット。その他、口に鉄輪をはめて食物を流しこむ方法も。 pic.twitter.com/oL0D3nNMUS

2018-02-06 22:15:01
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百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《国際》 こうした戦闘的な女性参政権獲得運動家(サフラジェット)のほか、合法的な活動家、女性参政権に反対する女性、賛成する男性などがいましたが、運動家をふくむ女性の戦争協力で、世論は一気に女性参政権に同情的になりました。 ▼運動家を醜く描き、批判するポスター pic.twitter.com/82gciIuJhk

2018-02-06 22:30:03
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百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《国際》 また、男性の参政権についてイギリスはこれまで制限選挙を貫いてきました。アメリカ独立戦争のときに叫ばれたスローガン「代表無くして課税なし」を裏返して、「課税無くして代表なし」と主張して正当化してきましたが、今回の選挙法改正でこれも普通選挙となります。

2018-02-06 22:45:34
百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《国際》 こうした社会事情の中、今日成立したイギリスの選挙法改正ですが、男性に21歳以上の普通選挙を導入した一方、女性は世帯主・世帯主の妻・5ポンド以上の不動産所有者・大学卒業者のいずれかで30歳以上という条件付き。この制限の是正は今後の運動次第と思われます。

2018-02-06 23:00:29

【12/4】改正選挙法に基づく初の総選挙実施

百年前新聞 @100nen_

【号外】イギリスで総選挙。自由党のロイド・ジョージ派とアスキス派の分裂後の対決が鍵となるか。また、女性が初めて投票し、有権者は前回の4倍。 =百年前新聞社 (1918/12/14)

2018-12-14 12:00:28
百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《国際》 本日、イギリスで総選挙がおこなわれました。今回の選挙は、2月に選挙法が改正されてから初。男性の資産制限をなくして21歳以上の普通選挙にしたことと、30歳以上の女性に制限つきながら初の選挙権を認めたことで、有権者の数は国民の46パーセントにまで達しました。

2018-12-14 21:30:12
百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《国際》 イギリスの選挙権拡大の背景には、女性の社会進出があります。男性が出征した工場の人手不足を女性が埋めたり、女性みずからが出征したりしたことで女性の地位が向上。女性参政権獲得運動家(サフラジェット)の活動も世論を後押ししました。 ▼イギリスの女性部隊 pic.twitter.com/mXqa3BPiu6

2018-12-14 21:45:02
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百年前新聞社・社主 @laurusesq

@100nen_ 戦地に臨む姿でありながら制服がスカートって… というあたりから、当時の「女性性」がうかがえます。 ちなみにロシアの女性部隊はズボンです。 (やっぱり寒いから!?) ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E…

2018-12-14 21:50:47
リンク Wikipedia マリア・ボチカリョーワ マリア・レオンチエヴナ・ボチカリョーワ(ロシア語: Мария Леонтьевна Бочкарева 旧姓:フロルコワ 1889年-1920年)とは、第一次世界大戦を戦ったロシアの女性軍人。ロシアで初めて「婦人決死隊Women's Battalion of Death」を組織した。あだ名は「ヤーシカ」。 1889年、マリアはノヴゴロド県の農民の家庭に生まれた。15歳でアファナーシイ・ボチカリョーフと結婚するために家を出てシベリアのトムスクに移り、そこで労働者として働いた。夫がマリアに手を挙げるようにな 3 users
百年前新聞 @100nen_

【社主のニュース解説】《国際》 イギリスの今回の総選挙では、アスキス派=写真右=とロイド・ジョージ派=写真左=に分裂した自由党の二派の対決が焦点となりました。そもそもアスキス前首相は大戦中に諸派を集めた挙国一致内閣を組織しましたが、保守党との折り合いがうまくつきませんでした。 pic.twitter.com/bNk85bucGV

2018-12-14 22:00:47
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