西田豊明先生による「知の鎖国、八百長問題から制度設計に至る一連の考察」
「井の中」の科学立国 知の結集、垣根越えて(新しい日本へ) 危機からの再出発(2) ― いくつかの重要なポイントを指摘 http://s.nikkei.com/l7FgqW
2011-05-03 10:32:00研究者の多くが殻にこもっているという黒川清氏の指摘は重要. http://s.nikkei.com/l7FgqW
2011-05-03 10:34:22黒川氏は「知の鎖国」と呼んでいるという.知の鎖国はどのようにして解くのか http://s.nikkei.com/l7FgqW
2011-05-03 10:35:12黒川清氏の5月1日付記事「Joi ItoくんがMIT Media Lab所長に: 日本を変えよう!」一理あるが,リーダーのことばかりではなく,組織(風土)とフォロワーとfollowingの構造も同時に議論すべき http://bit.ly/ihbfKW
2011-05-03 11:14:18「知の鎖国」のソリューションに向けて.理由もなく「知の鎖国」が出現したわけではない.「知の鎖国」が消えないのには理由がある.
2011-05-03 11:28:50プロレスとアマレス.素朴には,アマレスは「がちんこ」であり,プロレスは「がちんこ」ではないことになっている.これを認めたとして,「がちんこ」は善か?
2011-05-03 11:36:25現在の世論は,「がちんこは善,八百長は悪」となっている.「八百長,お金をもらって星の譲り合いをするなど怪しからん」というわけだ.裏口入学などと同様,現代社会では誰でも悪と考える代物だ.
2011-05-03 11:41:25八百長は悪.なぜかというと「真剣勝負をしている」と看板を掲げて,公を欺いているから.これが許し難い行為であるかどうかは議論の余地あり.
2011-05-03 11:49:51「プロレスは八百長ですか?」の議論は興味深い. http://youtu.be/hwZYckq2vqw
2011-05-03 11:52:28石原都知事の「八百長は昔から当たり前」発言.面白いのは,子供はプロレスをガチンコと思い(自分はそうだった),大人になってショーの一種であると思うようになること.こういう皆が知っている「嘘」の善悪について議論をしらべておきたい.素朴には,是と思っているが.
2011-05-03 11:56:24サンタクロースの話とか,「嘘」ではあるが,人生を豊かにするものではないか.「騙された」と怒るよりなぜそうした社会嘘(専門用語があるに違いないが)が作られ,共有・継承されてきたかについてよく考える必要がある.
2011-05-03 11:58:30相撲の歴史はよく知らないが(要調査!),悲劇はがちんこ以外は認めない国技になってしまったことだろう.もちろん,自ら進んで国技になることを選んだであろう(昔の)相撲界にも責任の一端があるに違いない.
2011-05-03 12:00:52ショーとしての大人の「プロレス」は素晴らしい.出典は忘れたが,プロレスラーたちの舞台裏を描いたテレビ番組があった.日々トレーニングをし,観客を面白くさせるための筋書きを作り,けがや故障をした仲間を思いやる.
2011-05-03 12:05:10こうしたことはまさしく人間の営みであり,ヒューマニティに満ちているではないか.プレイヤーも観客もストーリーを楽しんでいる.
2011-05-03 12:06:53これに対して,「がちんこ」以外は認めない,一般のスポーツも面白い.トッププレイヤーの繰り出す技は見事であり,美しい.
2011-05-03 12:08:29そのスポーツで生きていけるのはほんの一握りの人たちだけ.自分ですべてのリスクを取らなければならない.テニスでも故障で苦しんでいるプレイヤーを見ると本当に心が痛む.
2011-05-03 12:10:30特に,体操やフィギュアスケートは,通常の人間の域を超えて,心身を酷使しているように見える.見る者には美しくても,ヒューマニティという面では厳しすぎる.
2011-05-03 12:14:00