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姫路モノレール 夜話

先日の夜更け、ひょんな事から、幼少時に一度乗った(らしい)「姫路モノレール」について、貴重なお話の数々を伺いました。 なお、まとめ主は寝落ちしていた模様。さらに、肝心のモノレール乗車の記憶がほとんどない……orz せっかくの機会ですので、アーカイブしてみました。割愛したツイートにも面白い話がいっぱいでしたので、興味のある方は元ツイを辿ってみてください (底なし沼注意)
電車 姫路 モノレール
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靖間 誠 @SEI_YASUMA
そういや、モノレールで(理屈上)最速が期待できるのはアルヴェーグ式でもサフェージュ式でももちろん日本跨座式でもなく、ロッキード式だと昔聞いた覚えがある。姫路がアレを採用したのはその辺を考慮してのものだったと。
靖間 誠 @SEI_YASUMA
確か、岐阜の試験線でも100km/h位は出していなかったかな。
姫路モノレールとは?

フルネームは「姫路市交通局モノレール線」。1966年(昭和41年)開業。注目を集めたものの、わずか8年で路線休止(後に廃線)。モノレールとしては日本で2番目の短命路線でした。

リンク Wikipedia 2 users 1 姫路市企業局交通事業部 姫路市企業局交通事業部(ひめじしきぎょうきょく こうつうじぎょうぶ)は、兵庫県姫路市で路線バス、モノレール、ロープウェイ(書写山ロープウェイ)事業を行っていた地方公営企業である。水道局と組織統合するまでは姫路市交通局と称していた。 モノレールは累積赤字の影響で廃止、書写山ロープウェイは姫路市観光交流推進室に移管、路線バス事業もモータリゼーションの進展等で利用..

寿命を縮めた一つの要因が、コンクリートの桁の上に、普通の鉄道と同じ鉄のレールを敷く「ロッキード式」と呼ばれる特殊な構造でした。前述のように高速性ではメリットがあるものの、肝心のロッキード本社がモノレール事業から撤退してしまい……

ma08s@フォロー外からごめんなさい @bygzam_ma08s
@SEI_YASUMA 建設した時には既にロッキードが「イチ抜けた」してしまってたのが、いかにも残念ですね。他の要因もありましたが、日本跨座式などの「無難」な選択にしていれば、また違った展開もあったかも、と思うと…… (鳥取延伸とかは諦めざるを得なかったでしょうが)
靖間 誠 @SEI_YASUMA
@bygzam_ma08s 日本跨座式は建設時まだ存在してなかったので、跨座式となるとロッキード式以外の選択肢がアルヴェーグ式か東芝式しかないという事になるのですよねぇ。東芝式は論外としても仮にアルヴェーグにしてもあの路線では果たして長続きできたかどうか。
ロッキード式のアキレス腱

ロッキードの事業撤退により、部品供給が断たれたとは、以前から鉄ヲタの間では良く知られていた話でしたが、もう一つ、まさかの落とし穴が。

せき のりかず @kotonoha_s
@SEI_YASUMA @bygzam_ma08s ロッキード式の致命傷は、走行レールに使用されていた50Tレールが規格廃止になったこと、でしたね。それと「想定以上にレールの摩耗があった」ことのようで。 ロッキード式は桁上部の1本の走行レールに「全て」が乗るので、ここの規格が変わるというのは致命的で、さらに三方から挟むので摩耗が… pic.twitter.com/xA9YrPqVf6
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50Tレールは初期の東海道新幹線にも使われたレールですが、後に60kgレールに規格変更、絶版に。現在も在来線で使われている50kg、50kgNレールとは似て非なる代物。これも見込み違いだったのか……

せき のりかず @kotonoha_s
@SEI_YASUMA @bygzam_ma08s モノレールの、あの細い桁の上でのレール交換は好ましい作業ではなく、しかもそのレールは規格廃止となったので特注で生産させるか、もしくは大き目の類似品から研削して作るかしかなく、その全てが「高コスト」なものになり、しかも想定以上の高頻度で発生するという地獄のような状態に…
せき のりかず @kotonoha_s
@SEI_YASUMA @bygzam_ma08s コンクリート桁に直接ゴムタイヤを当てて走行する他規格ではこの問題は物理的に発生せず(コンクリ―ト桁そのものの摩耗はあるもののロッキード式の鉄レール摩耗に比べたら…)、とにかくこれが「致命的な欠点」となりましたね…
せき のりかず @kotonoha_s
@SEI_YASUMA @bygzam_ma08s 姫路は、速度よりタイトな線形が災いして、特定箇所に摩耗が発生していたようです。山陽電車や構想中の都市高速道路乗越え部分の急勾配、河川敷を通すうえでの急曲線などがあり、そこでの摩耗が「上部走行レール1本」に全てが架かるロッキード式では影響が出たようで…
せき のりかず @kotonoha_s
@SEI_YASUMA @bygzam_ma08s 走行性能も安定性も乗り心地も、上部の鉄レール1本にかかっているロッキード式は、レールの摩耗が乗り心地や走行安定性に大きく影響し、またレールの交換も特定部位のみの交換だと摩耗の具合で段差が出来て乗り心地や走行性能に「想定以上」の負荷があったようで、そういう点でもNGだったようです。

ちなみに件のレール、カットされた記念品が姫路市役所で販売されています(現金販売のみ、通販取り扱いなし)

リンク www.city.himeji.lg.jp 3 users 211 姫路市|姫路モノレールの記念レール販売について 姫路モノレールの記念レールを販売
もう一つのロッキード式はどうだった?

実は日本にはもう1路線、ロッキード式を採用したモノレールがありました。小田急の向ヶ丘遊園モノレール線です。姫路と同じく1966年開業ですが、こちらは2000年(平成12年)まで運行されていました。
(ちなみに「ロッキード式」の営業路線は日本どころか、世界でもこの2路線だけだったりする)

リンク Wikipedia 50 小田急向ヶ丘遊園モノレール線 向ヶ丘遊園モノレール線(むこうがおかゆうえんモノレールせん)は、神奈川県川崎市多摩区の向ヶ丘遊園駅から向ヶ丘遊園正門駅までを結んでいた、小田急電鉄のモノレール路線。 なお、本項では同じく向ヶ丘遊園の入園客輸送に使用され、豆汽車・豆電車と呼ばれた稲田登戸(→向ヶ丘遊園) - 向ヶ丘遊園(正門)間の鉄道線についても記述する。 向ヶ丘遊園正門駅付近を除く全線が東京都道..
靖間 誠 @SEI_YASUMA
@kotonoha_s @bygzam_ma08s 小田急の向ヶ丘遊園モノレール線はその辺どうやって解決してたんでしょうかねぇ。あそこは2000年に車両側の台車亀裂発生で休止するまで走っていた訳で、ちょっと気になります。
靖間 誠 @SEI_YASUMA
@kotonoha_s @bygzam_ma08s 小田急の場合、車両側の問題は自社で同系のシステム(直角カルダン駆動・HSCブレーキ、ABFM制御)を使った電車があったので、恐らくそれと同じ検査ラインを利用できたとしても、線路の問題は姫路と一緒で不可避だったはずなので。
せき のりかず @kotonoha_s
@SEI_YASUMA @semakixxx @bygzam_ma08s より上位のレールから研削する形で50T相当のレールを「特注」していて、その費用の空虚さが議会で問題視されていたかと@姫路市。 小田急は、その辺りも「力技・カネで解決」もしくは鉄道線側からの発生品で「何とかなっていた」のかな、と…
無人快速@NSE @mujin_kaisoku
@kotonoha_s @SEI_YASUMA @semakixxx @bygzam_ma08s 小田急の場合、英国製のBS113Aという規格の輸入レールを加工して使用していたようです。( homepage-nifty.com/arashi/fururai… ) ただ、向ヶ丘遊園駅構内の、普段車両が進入しない車止め付近には50Tレールがそのまま残っていました。 twitter.com/mujin_kaisoku/…
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コメント

文里 @wenly_m 9日前
小田急の向ヶ丘遊園モノレールの車両の方は保存されてないんだよね?
Yoshiteru Kawai @yoshikun2009 9日前
現代のLRTBRTもだけど、流行り物だからと軽々しく作る自治体や開発したがる官公庁が多い中で姫路はかなり実用的な目で見てた。惜しむらくは儲かる路線から作らなかったこと。鳥取姫路路線ができていれば場合によっては神戸大阪延長もあっただろう。
神宮寺(奇祭の古老)まこと @jingu77 9日前
(=-ω-) 当時、中地に住んでいて2回ぐらい乗った。足下がウルサかったのを覚えている。
竹田一博(さまやん)楊菲菲P @someryan 9日前
もし姫路鳥取モノレールが開業していたら伯備線廃止じゃないですか…((((((((((ガタガタブルブル))))))))))
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