VA-11 Hall-Aパロのアマサリまとめ

あまみの @amamino_fgo

違法改造リリムのサちゃん、体はｾｯｽｽするために作られてるけど子供のボディの段階からキャットブーマのアのおうちにいるし成長してからもアのところに置いてもらってるので仕事はｾｯｽｽﾜｰｶｰではない ただ体はｾｯｽｽするために作られており(略)

あまみの @amamino_fgo

アにはもう抱かれてるしもはやア専用ｾｯｽｽボディになってるんだけど、サは自分がｾｯｽｽするための体なの知ってるしアに抱かれても性処理人形として使われてると思ってて、全然アと付き合ってるとか思ってない リリムだから余計付き合うとかの概念を人間的に処理できないので誤解と誤認が

あまみの @amamino_fgo

あるときアが「NANOKAMO(ホログラム技術の模様替えするやつみたいなやつ)いいな～～でも結構高いんだよな。うちって僕がキャットブーマ手術してから没落して金ないしね」って言いはじめてそれ聞いたサが夜な夜な体で稼ぎ始める アにこれを使ってなのかもとやらを買えばいいってお金渡したら

あまみの @amamino_fgo

えっこのお金どうしたのさ？？仕事でボーナスとか出た？？？？ってなってでも額面が多すぎるよなってなってサがどこからそのお金を持ってきたか探ろうとする 夜寝たふりしてサが出ていったあとをこっそりつけていくとそこにはサがモブおじさんとホテルに入っていくところが！！

あまみの @amamino_fgo

サが身体を売って手にいれたお金だということを知ったア、めちゃくちゃショックを受けて硬直してたら背後から君キャットブーマでしょ？僕と一緒に来てくれるかなってﾈｯﾁｮﾘ話しかけられ手で口元を抑えられ誘拐されそうになるア(キャットブーマは身代金目当てで誘拐されやすい)

あまみの @amamino_fgo

誘拐されそうになるアだけどサがそれに気づいて(アの場所がいつでもわかるようにGPS仕込んでた。モンペ)誘拐犯はサの違法パワースーツ外装でマッシュポテトにされましたとさ。 ここまでサのほうが完全に強いけど抱かれるしア専用おまんこなのはサです

あまみの @amamino_fgo

「君、あのお金どういうこと？僕に黙って勝手に体おっさんに売ってたってわけ？？？？」 「貴様もアレはどういうことなのだ！キャットブーマは誘拐されやすく１人で出歩くのは危険だとわかっているはずだろう！？」 「キャットブーマって簡単に言われるのすごく不快。そもそもアレも君のせいだよ」

あまみの @amamino_fgo

君が出所がよくわかんないお金いきなり渡してくるから。 何？本来はセックスワーカーになるための体だったから売ってもいいっての？君は僕のでしょ？君は僕のだから僕が誘拐されそうになったときも来てくれたんじゃないの？それとも守るのも仕事の一部みたいなもんで君は僕のじゃないって？？？

あまみの @amamino_fgo

待て。いつから私は貴様のものになった？ 私はCH1Sのリリム、高級モデル。クラス5パワードスーツを保持。 ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのものになったという記録はない。１人の独立したリリムという高度AIによる生命体だ。１人で出歩くのが危険なお前を守る必要はあると思うがそれはない

あまみの @amamino_fgo

カタ……そういうとこだぞサrエリ、ほんと、君僕より後に生まれた癖にうちに来た当初からカタくて50年ぐらい前の前時代ロボットみたいで。僕みたいなのがいる家で育ってるんだからもうちょっと人間的な感覚が身に付いてたっていいじゃないか。今は207X年だぞ？僕のこと嫌いなのか？

あまみの @amamino_fgo

聞き捨てならないぞロボットというのは。そんなものは単純労働のために産み出されたロボット三原則に縛られ続けるブリキ人形だ。それと一緒にされるのは心外だぞアmデウス！私のことはずっとそんなものと一緒だと思っていたのか！私は貴様にそんな扱いを受けたくてここにいるのではない！

あまみの @amamino_fgo

「っ！サrエリのバーカ！！僕だってちゃんと帽子とかで耳隠してれば君なしで夜中だって外に出歩いてやるさ！」 「ああそうかそれは何よりだ、漸く子守りから解放されるのだな、今まで世話になったよ。」 出ていくサ。アもサの背中を見ながらしっしっとかしてる。

あまみの @amamino_fgo

サが出ていった後暫くは拗ねたりなんなんだよサrエリとか文句を言っていたけどベッドに突っ伏してしばらくしてから涙が止まらなくなる。好きだった。はじめて子供のボディでやってきたときは小さくて可愛らしい、柔らかな灰色の毛のリリム。あの時は僕の方がお兄ちゃんでかわいい弟ができたと喜んだ。

あまみの @amamino_fgo

サrエリは僕が時々弾く前時代的なピアノを目をきらきらさせながら聴いてくれた。僕はキャットブーマだったけど、そういう遺伝子手術のお陰で耳や感じとる感覚は普通の人よりよかったし、音楽に触れているのは幸せだった。サrエリもきっと音楽を愛していた。

あまみの @amamino_fgo

サrエリはある日、その楽器はどうやって奏でるのか訊いてきた。僕は彼の小さな体を椅子に座らせてピアノの弾き方を教えてあげた。サrエリはリリムで、高度なAIだからか飲み込みがすごく早くて、どんどんピアノを弾けるようになっていった。そして僕は彼と過ごす時間をかけがえなく感じるようになった。

あまみの @amamino_fgo

サrエリはやがて「成長」した。検査により認定を受けたので、ボディも成人に換装して戻ってきた。はじめて成人となった彼を見た僕は、成人おめでとう、なんていう前に彼のその姿に目を奪われてぼうっと見つめてしまった。 この体はそんなに似合わないだろうか？ なんて言わせてしまった。

あまみの @amamino_fgo

成人となった彼は僕とそう変わらない身長で、でも見た目の年齢は僕より少し高めな気がした。サrエリにどうしてそのボディにしたのか、と訊くと「お前と並んで歩いたときに恥ずかしくないように」、と少し頬を赤くしながら答えた。 好きだな、って気づいたのは、その頃だったと思う。

あまみの @amamino_fgo

"リリムと恋愛する人が最近増えている" ─The Augmented Eyeのつまらない記事に目を通す。今までは目を滑り落ちていたその記事が心をかき乱すのを感じた。 サrエリが成人してから程なく父が亡くなって、僕らは下層に近い中流の地域に住むことになった。

あまみの @amamino_fgo

下層に近い所に住む、と聞いたサrエリが暫く考えた後、３日だけくれ。と言って出ていった。 帰って来たサrエリはこれで治安の悪いところでも大丈夫だ、と。それが僕が下層でも安心して出歩けるように違法な改造を施した、という意味だと気づくのは結構後のことだった。

あまみの @amamino_fgo

サrエリがボディを使わなくては、と言いはじめて、君その体自分で選んだんじゃ？って聞いたら、そういう"役割"自体はあまり選べないようになってるらしくて、その会話でサrエリがそういうリリムだと知った。そんなのやめて、会社勤めのリリムもいるじゃん、ってサrエリに体を使わせるのは止めた。

あまみの @amamino_fgo

サrエリに恋した僕は、セックスするためのボディだった彼を性的な欲望を含んだ目で見るようになってた。このグリッチシティは腐った街だ。音楽が好きな１人のリリムという存在のサrエリは、役割を押し付けられて"社会の性奴隷"として生まれてきていたんだ。それを憎むと同時にサrエリを抱きたかった。

あまみの @amamino_fgo

さて、僕は枕に顔を押し付けてみっともなくバカみたいに泣いてる。ちょっと改造するから、とかそんな軽い調子ではなく本気で出ていってしまった愛しいリリム。辛い。外出できないからとかそんなのはもうどうでもよかった。正直なところ外を出歩くのが多少不安でもなんとかなるだろう、というのはあるし

あまみの @amamino_fgo

僕は結構籠って仕事をしていたから、あまり家から出れなくても困らない。出ていったサrエリは会社勤めをしているけど、新しく住居を移すにしてもお金がいる。"社会の性奴隷"に多分だけど、なってる。悔しかった。

あまみの @amamino_fgo

サrエリが腐った街に生まれながらに定められた最低の役割を果たすための悲しいリリムになること。 サrエリが僕のもとには二度と戻ってこないかもしれないこと。 僕がただの性処理人形としてサrエリを扱ったと思われているかもしれないこと。 サrエリにちゃんと好きと伝えられなかったこと。

あまみの @amamino_fgo

サrエリがいなくなってから３ヶ月過ぎてしまった。僕はといえば物凄く後悔しているにも関わらずサrエリを見つけることはできず、まあそうか、って気持ちにもなってた。サrエリのいる職場にも行ってみたけど、セイファートイカンパニーみたいな変な会社らしくて、普通に訪問するだけでもほんとに無理。