こんまりメソッドのロジックと宗教性について
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ono_matope
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こんまり氏、ふわふわスピリチュアルパーソンだと思われがちだが人からもらったものって捨てにくいよね問題について「贈り物は受け取ってお礼を言った時点で一定の役割を果たしている。捨ててよい(極めて大雑把な要約)」とか突然切れ味鋭いロジックを繰り出してくるので面白いですよ。
2019-02-27 20:07:13
こんまり氏の仕事、「人間の執着を解いてやる実演」でむしろ宗教家のカテゴリなのにこれだけロジカルにメソッドに落とし込んで、しかも上手くいってるというところが一番面白いところかもしれない。
2019-02-27 22:34:10
人間の心がスピリチュアルな(非合理的な)領域と不可分である以上、彼女のビジネス領域にはそういったものも含まれてくるし、「お家に挨拶」みたいな突飛なメソッドもある種合理的なんだよな…
2019-02-27 22:45:30
@inuro 実態はすごくロジカルですよね。「コンサルタントしては鬼ロジックで詰めるのではなく祈祷師を演じて顧客を巻き込むのが正解」みたいなポジション取りも感じます。計算というよりは天然でやってそうですが。
2019-02-28 00:40:30
こんまりを「憑き物落とし」って言うの的を得てると思う。あれはセラピーであり除霊であり現代のシャーマンであり、まあコンテンツとして最高に面白いよな。
2019-02-28 10:45:11
@ono_matope 断○離の方のスピっぷりを見てこの界隈に近づいてはならないと思ってましたが、俄然興味が出て参りました
2019-02-28 13:13:55
@0DYzgcnjbDdiATq なんだかそっちの方は色々と毀誉褒貶があるようですね。こんまり氏は意図的に「断捨離」という言葉を避けている気がします。
2019-02-28 13:17:26
そういえば、こんまり本2でも「ぬいぐるみが捨てられない?それはぬいぐるみの目があなたに訴えかけてくるからだ。目を隠せ。ところでお寺の人形供養でも同じように目を隠すらしいぞ」ってくだりがあって、これもこんまりのマインドハック技術が結果的に宗教的な仕掛けに接近した例として興味深かった
2019-02-28 15:19:24
こんまりさんのこの贈り物メソッドは超参考にしてる…読んだときちゃんと受け取ってお礼言ったんだから、いらないものは無理せず捨てていいんだって思えた
2019-02-28 20:37:21
こんまり氏、アメリカで受けるのはなんだかんだでロジックがあるからなんよな。もちろん、そのロジックは感情の問題なんだけど、気持ちにロジックを付けるの大事
2019-02-28 10:24:18
感情をロジックのガワでくるむとモラハラが出来上がるのだけど、こんまり氏は逆でロジックを感情のガワでくるんでる感じがして好感が持てるのだよな
2019-02-28 18:09:25
禅とかでは家事や食事など生活の営み自体を修行と見做すんでしたっけ。こんまり氏の片付け術も宗教の域に接してくるのは必然なんだろうなあ。
2019-02-28 19:50:28
こんまり番組初めて見たとき、アメリカの家庭で「座って目を閉じてお家に感謝しましょう」ってやり始めたときには嫌な汗が出たんだけど、習慣でできあがった環境を変えるには儀式が必要だし、これ完全に正しいなって思った
2019-02-28 20:03:57
(RT)話題のこんまりさんの番組、見たことあるけど、気持ちの問題も含め合理的で具体的に落とし込んでちゃんと片付けを実現させるから面白いし流行るんだろうなあ。
2019-02-28 21:30:28神道とこんまりメソッド

片づけブームの火付け役である近藤麻理恵のNetflix番組がバズっている話、もともと19世紀アメリカに由来する自己啓発が、掃除と修養が結びつきが強い日本で土着化するものの、「片づけ=東洋の智慧」という西洋の眼差しを内面化した古くて新しい自己演出によってグローバルに還流し始めた、という仮説
2019-01-16 12:32:37
こんまりメソッドを宗教(社会)学的に分析するには、牧野智和『日常に侵入する自己啓発』(勁草書房、2015)の5章「私的空間の節合可能性 ー 家事の自己啓発的転回と私的空間の聖化」が最も重要な先行研究。家事が「生き方」や「理想の自分」と結びつけられていく過程が明晰な筆致で解き明かされている。
2019-01-20 09:22:12