「何を手助けできる?」と聞くのが上司の役割
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「変化を恐れない社会に戻す」のも教育の役割
工藤:自律した子どもを育てたいなら、大人も自律しなければいけません。それは教員も保護者も同じ。麹町中に関わるすべての大人が自律しなければいけないんです。今は生徒や保護者に学校の経営権をどんどん移譲しているところです。wedge.ismedia.jp/articles/-/155…
2019-03-09 12:11:30工藤:ただ、変えていくことそのものが目的ではありません。時代に合わせていつでも変化できるように、学校に関わる人みんなが当事者になってコミュニケーションし、違いを認識して目的を合意形成していく。そんなチームにならなければいけないと思っています。wedge.ismedia.jp/articles/-/155…
2019-03-09 12:11:31工藤:現代の日本は変化を嫌う、変化のリスクを恐れる世の中になってしまった。私たちは変化ができる世の中に戻していく責任があると思います。教育の責任は特に大きい。変化を恐れず「この目的は何?」と議論し合う子どもばかり育てば、社会はあっという間に変わるはずです。wedge.ismedia.jp/articles/-/155…
2019-03-09 12:11:31「何を手助けできる?」と聞くのが上司の役割
工藤:子どもたちと接する上でも、イエス・ノーで答えられる「クローズ質問」だけでなく、自由に思考してもらう「オープン質問」をタイミングよく投げかけることが重要です。麹町中では、生徒の間にトラブルが起きたときには「これからどうするつもり?」と問いかけています。wedge.ismedia.jp/articles/-/155…
2019-03-09 12:24:03工藤:「相手に謝りに行きなさい」ではなく、「謝らないとどんなリスクがあるの?」と聞きます。その上で「君の決めたことに対して、先生は何か手伝えることがある?」と質問するんです。wedge.ismedia.jp/articles/-/155…
2019-03-09 12:24:04澤:それは、私が所属する外資系企業でも同じです。例えば売り上げが目標まで足りないという問題が起きたとすると、まずは「何があったんだ?」と質問します。売り上げを伸ばせない阻害要因が何なのかを聞くわけです。wedge.ismedia.jp/articles/-/155…
2019-03-09 12:24:04澤:そして最後に必ず「How Can I help you?」、つまり「私は何を手助けできる?」と問いかけます。これは上司が絶対聞かなきゃいけないこととして規定されているんです。それをしていないということは、上司がさぼっているということだと。wedge.ismedia.jp/articles/-/155…
2019-03-09 12:24:05「何をすべきか決める」のが会議の目的
澤:日本企業の会議って、報連相の「報」がやたらと多いんです。起きている事実をまとめ直してわざわざ資料に起こしたり、事前に分かってる事実をあえて隠しておいて会議で相手を驚かせようとしたり。wedge.ismedia.jp/articles/-/155…
2019-03-09 13:46:07澤:外資系企業の多くはそうした情報がすべて事前に開示されていて、周知の事実になっています。数字が未達なのであれば、「それに対して何をすべきか決める」ことが会議の目的として合意されているんです。wedge.ismedia.jp/articles/-/155…
2019-03-09 13:46:08カリスマプレゼンテーター澤円さんと、麹町中学校・工藤勇一校長の対談を取材・執筆しました! 教育も組織も変える「魔法の問いかけ」とは? (澤円×工藤勇一) wedge.ismedia.jp/articles/-/155… @WEDGE_Infinityさんから
2019-03-06 08:01:39