無知の怖さ。(猟友会所属の猟師兼町会議員を動物愛護団体が非難した件について)

なぜ猟が必要か?なぜ里山が必要か?自然のシステムと自然の怖さを知らない現代人が読むべきまとめ。
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宗禅 @souzen_k

そんな昔のことを言うなと言うだろうか? 東京が街になったのは精々150年です。 新宿とは、新しい宿場街で、江戸期には寒村でした 里山が里山になったのは、千年以上前です。 千年遡っての開発を罪だと言うなら、まず都会が範を示すべきなのです。 安全で便利な都会に住んで横暴を言うのが許せない

2019-03-16 10:46:33
宗禅 @souzen_k

さて、ここまで読んでくれた暇人で志のある人がもし居たのなら、 このツリーの冒頭に戻ってもう一度読んでみてほしい。 私の憤りが、少しは理解してもらえると思う。 誰かどうやって、その巨大で重い動物を山へ返すのか そのあと人間を侮った動物がどうするのか。 その被害の責を負わされるのは誰か

2019-03-16 10:49:23
宗禅 @souzen_k

猟友会 罠猟を取るだけでも、医師の診断書を必要とします。 銃猟はもっと厳格に見られますし、試験も難しいです。 そして、免許は更新制です。 さらに銃猟は、銃の管理責任が重く、 熊が出たとなれば、どんなに離れてても招集がかかります。 当然山へ手ぶらで行く訳ありませんから、 山装備と猟装備で

2019-03-16 10:53:02
宗禅 @souzen_k

自衛隊でもない一般市民が、それなりの重装備で山登りをし、味方に当てないように、時速60kmで移動できる獲物を仕留めなければなりません。 手負いで仕留められなければ誰かが死にます。 招集されるのに年齢職業性別関係ありません。仕事中だろうと議員だろうと女性だろうと出動します。

2019-03-16 10:55:32
宗禅 @souzen_k

そして、仕留めた動物をを山に放置する非道はできないし無益なばかりか有害です。 熊猪は雑食です。血の味を覚えさせると人も襲うようになります。 そして持ち帰ればジビエや漢方などの材料ともなります。貴重なタンパク源であり収入源でもあります。 グロ自慢とか言ってるやつは己の無知を知るべき

2019-03-16 10:58:20
宗禅 @souzen_k

きちんと猟友会のしごとをしています! 女子でもできます! っとアピールせねばならないのは 男が情けなくなってやらなくなったからです。 猫の手も借りたいでなく、女手すら必要としますって事です。 笑顔で楽しそうにアピールしなくて誰か来るというのだ。 女子供と年寄りに押し付けた仕事だよ!

2019-03-16 11:00:32
宗禅 @souzen_k

私も罠猟持っています。 罠ではとどめはさせません。 槍で突くしかありません。 そして猪は、この4mmから6mmの鋼線を引きちぎります。 小さくても体重100kgを越える物体が至近距離から時速40kmを越える質量エネルギーを持って衝突してきます。 さらに人を殺せる牙と爪と歯を持っています。

2019-03-16 11:04:02
宗禅 @souzen_k

罠にかかっていても安全ではありません。 動物も命がけ 人間も命がけなんです。 そして、人力で命とはそう簡単に尽きてくれません。 無双シリーズみたいにスパスパと身体や首は飛びません 絶命するその瞬間まで小鹿ですら人を蹴り殺せます。 かわいそう? 寝言は寝て言え 命を何だと思っているんだ

2019-03-16 11:06:15
宗禅 @souzen_k

私が知る猟師は、上は96、下は73だったよ。 下に若者がいないことが、どういうことが想像できないだろう? だこら罠猟取った。 そこに永住するつもりだったから。 一緒に取りに行ったのは女の子ばかりだよ。 男のダメさがよく分かる。 森ガールバカにするけど、 彼女らのガチ勢はホントすごいよ。

2019-03-16 11:09:01
宗禅 @souzen_k

安全な場所から かわいそうとか傲慢な言動をして、 一般市民の他人に犠牲を強いても当然だと思っている輩が許せない。 今回は熊と森でしたが 万事について同じです。 顔真っ赤にもなります!!! 恥を知れ!!! 国辱と知れ! 人間の尊厳を語る資格なし!! お前らの血の色は何色だぁ!!!

2019-03-16 11:18:34
宗禅 @souzen_k

恐れと畏れの違い どちらも(おそれ)なのですが、 熟語にすると、恐怖と畏怖になる。 恐れの方は、おのれの心の問題。こわい。 畏れの方は、かしこまりおそれおおく思う方。 説明が難しい・・・。 命を畏れるというのは、敬意を持って敬いながらも侵すが無暗に濫用しない心を持つものだと思います

2019-03-16 11:57:39
宗禅 @souzen_k

草や低木しかない山肌と、成木が茂っている山ってのは、こんな感じに見た目が全然違います。 tedt4c.blogspot.com/2018/11/blog-p…

2019-03-16 22:12:23
宗禅 @souzen_k

明治期の治山事業について rinya.maff.go.jp/j/kouhou/archi… はげ山の写真って、なかなか衝撃的です

2019-03-16 22:16:35
宗禅 @souzen_k

森がないから土砂が流され、砂浜が出来る。 その砂浜が砂丘を作り、防風林がないと砂に飲み込まれる民家 別のサイトで少し見かけた件ですね。 matome.naver.jp/odai/213851171…

2019-03-16 22:24:29
宗禅 @souzen_k

岡山県のはげ山 東粟倉も梶並も林業の村です 福本には上流に広大な棚田があり、この英田郡が飢饉に見舞われた時にも周辺を救った恵まれた耕作地でした。 その棚田には銅山があり江戸期には鉱毒問題もありました kaiganrin.jp/wp_kaiganrin/w…

2019-03-16 22:24:40
宗禅 @souzen_k

さきほど途中に資料になりそうなものをぶら下げましたが、 これを書いたときは一切参照していません。 基本的に自分が実地で体験してきたフィールドワークを元に書きました。 その時に学習した熊と森と里山の関係と、無責任に餌付けする善意の市民の横暴に憤りを覚えたことを今も記憶しています。

2019-03-16 22:27:07
宗禅 @souzen_k

この明治期から昭和初期にかけての木材ってのはね きちんと育てられた100年杉があれば、3本切り倒すだけで1年食っていける。そんな林業だったんですよ 今70年杉を3本出したって酒代にもなりゃしません。 でもあれを植えた人達は、子や孫の世代が食うに困らないようにと願いを込めて植林した

2019-03-16 22:32:44
宗禅 @souzen_k

昭和の減反政策で、それ以上コメを作るなと国が言う。 米価安定の為です。 最近の農家も儲からないと言いますが、 国が全量買い取りをする前も、食っていけなかったので、養蚕したり工員したりしてたわけです そして余った田んぼに杉檜を植えればお金あげますよって言われたら、 耕作し難い所に植える

2019-03-16 22:34:31
宗禅 @souzen_k

トラクターや耕運機なんて、まだ100年もしてないし、 乗用の農機具なんて50年かそこらの歴史しかありません。 基本的に人力だったわけですよ。 そりゃ耕作し難い場所から捨てていくでしょうさ。 しかもお金貰えるんだから そうして、植えた樹木は外材の値下げ圧に負けて手入れされず放棄された

2019-03-16 22:36:09
宗禅 @souzen_k

針葉樹林は、広葉樹林に比べて保水力が弱く、また台風などの防風に弱い欠点があります。 動物と里山の共存という事で、人間が森に入らないなら、森を広葉樹林に変えて行こうという動きもあります。 健全な山は、針広混交林だという話しもあります。

2019-03-16 22:38:52
宗禅 @souzen_k

山の獣の事で最も重要な自然の営みは、 何年かサイクルで山が豊かになったり不作になったりする事で、 それに連動して動物が増えたり減ったりすることです。 当然の事ですが、増えた動物も不作の山であれば里へ下りてきます。 本来であれば自然の摂理で淘汰され、自然に数が調整されるものです。

2019-03-16 22:40:23
宗禅 @souzen_k

いつも頭がオカシイと思って読んでいます 山が豊作になったから数が増えた 不作になった年に山から里に出てきた 人間が動物の住む家を奪ったからだって おかしいでしょう? 増えたからあふれたんですよ。 自然の営みなんですよ 熊だけじゃなく、鹿も猪も狐も同じなんですよ それが自然の摂理なのです

2019-03-16 22:42:41
宗禅 @souzen_k

言い直しましょう 山が豊作だったから動物が増えた ←わかる 山が不作だったから里山に出てきた、人間が住処を奪ったからだ ←あたまおかしい

2019-03-16 22:43:56
リンク バッタもん日記 おじいさんは山へしばかりに −日本における森林の利用と破壊の歴史− その1 概略 - バッタもん日記 おじいさんは山へしばかれに行きました。おじいさんはドMでした。 1.はじめに 昔話の「桃太郎」の冒頭は、「おじいさんは山へしばかりに行きました」で始まることが一般的です。では、この「しばかり」とは何を意味するのか。このネタは森林学の書籍を読むと、高い確率で出てきます。 現代の日本に生きる我々の感覚としては、「芝刈り」が容易に想像できると思います。しかし、正解は「柴刈り」です。「芝」と「柴」はどう違うのか、おじいさんはいかなる目的で「柴刈り」に行ったのか。今回の記事では、森林の利用と破壊を中心として、日本に 441 users