TSSP今日と明日の地球のために知っておきたいエピソード/ベネズエラその10/ダン・コーバリックが明かす秘められたアメリカの戦争犯罪史50年〜二つの隣国ベネズエラとコロンビア/アビィ・マーティンのエンパイア・ファイルズ/Dan Kovalik Explains Hidden US War in Colombia: 50 Years of Atrocities & Impunity/Abby Martin’s Empire Filesから全訳
- taiyonoibiki
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㊺ダン・コーバリック:アフリカ系コロンビア人を代々住み慣れた彼らの土地から追い出す、インディジナス・ピーポーを代々住み慣れた土地から追い出す。そして、それがコロンビアで深刻な国内難民問題を生み出しているのです。 pic.twitter.com/PL4Ssjv8QF
2019-03-21 00:43:15㊻ダン・コーバリック:その結果、これは国務省の資料によるものですが、およそ100あるコロンビアのインディオの種族のうち、35から65の種族がまさに絶滅の危機に瀕している。この強制追い立てが原因で、コロンビアの村々の間に大絶滅が起きているというのです。なぜでしょうか? pic.twitter.com/qHuC5rZ9Vn
2019-03-21 00:44:46㊼ダン・コーバリック:彼らの土地がたいへん豊かである上に、その下に偶然、豊かな鉱物資源、例えばゴールドなどが眠っていたからです。 pic.twitter.com/bUvgyJVfIy
2019-03-21 00:46:17㊽アビィ・マーティン:それは、コロンビア計画実行期間を通じてずっと起きていたことですね。コロンビア計画について話しをしてください。 pic.twitter.com/xou53M4l9C
2019-03-21 00:47:34㊾ダン・コーバリック:コロンビア計画というけれど、中身はもちろんワシントン計画なのです。コロンビア計画はクリントン政権下で生まれました。1999年から2000年の初めにかけてのことでした。 pic.twitter.com/BdYam5kcrD
2019-03-21 00:48:38㊿ダン・コーバリック:そうそう、私がこの問題に関係するようになったきっかけがそもそもこのコロンビア計画についてのディベートからでしたね。この計画で、コロンビアへの大規模な軍事支援が始まり、結果として、コロンビアは世界で第三番目の軍事物資享受国になりました pic.twitter.com/6MSVXk4rcG
2019-03-21 00:49:4851.ダン・コーバリック:。ちなみに、第一位がイスラエル、第二位がエジプトです。そして、この時の大義名分は「麻薬との戦い」でした。 pic.twitter.com/fYGU44m2jX
2019-03-21 00:50:4852.アビィ・マーティン:「共産主義者との戦い」から「麻薬との戦い」にシフトしたのですね。 pic.twitter.com/nlIP77glP9
2019-03-21 00:51:3753.ダン・コーバリック:その通りです。 アビィ・マーティン:彼らは新しい大義名分が必要だったということですね。
2019-03-21 00:52:2554.ダン・コーバリック:まさにその通りです。ソビエト連邦が崩壊したので、共産主義を脅威と見ることが難しくなったのです。今、またロシア脅威論が盛んになっているようですが、それはまた別のお話。そういうわけで、今度は麻薬撲滅だというわけです。
2019-03-21 00:52:5955. ダン・コーバリック:もう一つ、おもしろいことがあります。私はワシントンに行ってある公聴会に出席していました。麻薬と社会問題についての公聴会でした。彼らはそこでコロンビア計画について議論していました。 pic.twitter.com/2E1WkvGIVT
2019-03-21 00:54:2156.ダン・コーバリック:彼らが実しやかに語ることは、つまり、コロンビアの麻薬と戦わなければならないというものでした。ところで公聴会で証言した主な人物と言えば、不思議なことに、例えば、オクシデンタル石油の副社長でした。オクシデンタルはここロサンジェルスに本社を置く会社です。
2019-03-21 00:54:5857.ダン・コーバリック:彼は麻薬とは全く関係のない人物です。しかし、彼の主張は、コロンビアに敷設した会社のパイプラインを守らなければならない、というものでした。
2019-03-21 00:55:5158.ダン・コーバリック:そして、そこにこそ、この麻薬戦争を偽装したこの公聴会の、コロンビアをベネズエラに対するアメリカの本当の目論見を垣間見ることができるのです。つまり、石油、石油、石油です。
2019-03-21 00:56:2659.アビィ・マーティン:あなたは、農民、アフリカ系コロンビア人やインディジナス・ピーポーをコロンビア計画の犠牲者と呼び、この計画を民族浄化政策だと呼びました。
2019-03-21 00:57:3760.ダン・コーバリック:その通りです。この政策を通してアメリカは、コロンビアのインディジナス・ピーポーを大量の殺しているのです。
2019-03-21 00:58:2361.ダン・コーバリック:これはウィキリークを通して私たちが知ることとなったアメリカ国務省の声明ですが、それを読むと、多国籍企業がコロンビアの鉱山経営のためにインディジナス・ピーポーを絶滅させようとしているとおおっぴらに語られていたことがわかります。 pic.twitter.com/pxuCrFyH9l
2019-03-21 00:59:2662.ダン・コーバリック:そして、彼らがそれを笑っていることも。国務省の関係者はそこで何が起きているのかじゅうぶん知っていて、それでいながら鉱山会社の暴力行為を止めようとしないのです。そこで会社は文字通りたくさんの人を殺している。大量殺人を行使している。 pic.twitter.com/AKf7cL8Abd
2019-03-21 01:00:2863.ダン・コーバリック:。国務省はそれを十分知っていながら、止めるために小指一つ動かそうとしない。
2019-03-21 01:04:0764.アビィ・マーティン:それら鉱山会社が演じている役どころについて、あなたは本質的なことをズバリ言い当てましたね。80%の人権侵害が鉱山のある場所で起きています。それから、私たちが決して忘れてはならないこととして、フルーツ会社があります。 pic.twitter.com/Z843XRdDp9
2019-03-21 01:04:5565.アビィ・マーティン:チキータ・バナナが自らの分担金として25億ドル払いました。デス・スクワッドに供給される資金の分担金です。フルーツ会社について少し話すことにしましょう。
2019-03-21 01:05:3666.ダン・コーバリック:チキータはその典型ですね。チキータはで民兵組織に対して過去7年間で1億7000ドルを支払い、3000丁のカラスコフ銃を供給したことで有罪となりました。 pic.twitter.com/QGjaJcEo8D
2019-03-21 01:06:4567.ダン・コーバリック:ユーリべ政権下の保守的な法務大臣として知られるマリオ・エッグと言う名の男によれば、チキータは安全確保のために支払ったのだ、また事実としてユーリべ政権を懐柔するためにもその金は必要で、そうすることでチキータはバナナ・ビジネスを続けることができるからだと。
2019-03-21 01:08:2468.ダン・コーバリック:しかし、チキータが支払った金とカラシコフで結果として1万4000人が殺された。さらにエッグによれば、この支援によってチキータは強力な民兵組織を通じた広大なコロンビアの領域支配を可能にしているのだと。 pic.twitter.com/NnxCBP3IlG
2019-03-21 01:10:0069.ダン・コーバリック:そして、この民兵組織が、今私たちが見る通り、コロンビアの癌になってしまった。つまり、チキータから受けた支援によって彼らは大量殺人をやっているのです。 pic.twitter.com/jMEofVJV7H
2019-03-21 01:11:22