編集部イチオシ

奥村土牛展@山種美術館 館長・山崎による作品紹介

山種美術館「【山種美術館 広尾開館10周年記念特別展】生誕130年記念 奥村土牛」(2019/2/ 2〜3/31) 会期中の館長・山崎妙子による作品紹介のつぶやきをまとめました。次回は4/6から「【山種美術館 広尾開館10周年記念特別展】 花・Flower・華 ―四季を彩る―」を開催!http://www.yamatane-museum.jp/exh/2019/flower.html
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山種美術館 @yamatanemuseum

明日から山種美術館で開催される特別展「#奥村土牛」。作品の展示が完了いたしました!土牛の生誕130年を記念する本展では、所蔵135点の中から《醍醐》《鳴門》など代表作を厳選してご紹介。皆様のご来館をお待ちしています♪(山崎) pic.twitter.com/uRsorFEiw1

2019-02-01 20:15:08
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山種美術館 @yamatanemuseum

Our new exhibition, Special Exhibition celebrating the 130th Anniversary of His Birth:The Art of Okumura Togyū, at the Yamatane Museum of Art will open tomorrow! #art #nihonga #museum #Japan #painting #Tokyo #japantrip #instagramjapan #美術館 #東京 #日本画 #山種美術館 #奥村土牛 pic.twitter.com/oAf2iMjiuv

2019-02-01 20:41:19
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本日は「生誕130年記念 #奥村土牛展」初日!2019年の今年、当館は広尾にリニューアルオープンして10周年を迎えます。その第1弾特別展として開催する本展には土牛の代表作が勢ぞろい♪ぜひお見逃しなく!(山崎)@山種美術館 pic.twitter.com/kwCoFv2033

2019-02-02 11:16:40
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今日は#節分 。近年ブームになっている恵方巻に欠かせないのはお米。私の祖父・種二は、物資不足の時代、画家たちにお米やお餅をお届けして支援したそうです。この作品は、お餅のお礼に土牛が種二に贈った絵付きの書簡。(山崎)@山種美術館 pic.twitter.com/7kuzbClJbg

2019-02-03 12:09:41
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今日は #立春。奥村土牛《紅白梅》(山種美術館)。古来中国では常緑の松竹、寒中に花を咲かせる梅を「歳寒三友」と称し、日本では吉祥の象徴としてもおなじみです。ふっくらとした枝と花には90歳の土牛の温かみが溢れていますね。(山崎) pic.twitter.com/Af5CYPKdKU

2019-02-04 11:00:32
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今日は #新月。新月の願い事は叶うといいますが、皆様はどんなお願いをなさいますか?84歳の時「これから死ぬまで、初心を忘れず、拙くとも生きた絵がかきたい」と述べた奥村土牛。その想いが感じられる作品をぜひ山種美術館でご覧くださいね。(山崎) pic.twitter.com/nAtOiDhWNW

2019-02-05 12:03:58
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本日の東京は雨。《雨趣》(山種美術館、39歳)。当時土牛が住んでいた麻布・谷町(現在の六本木一丁目辺り)を描いた、詩情溢れる雨の情景です。雨を一本、一本、幾重にも丁寧に描いた土牛。優しい穏やかな雨音が聞こえてきそうです。(山崎) pic.twitter.com/dc2gAwK0td

2019-02-06 12:04:50
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奥村土牛《踊り子》(山種美術館)は、土牛の作例としては珍しい洋装の人物画。モデルは日本を代表するバレリーナ・谷桃子。個性的なアイラインの瞳が印象的で、土牛は谷が踊った「白鳥の湖」を制作のために鑑賞したそうです。(山崎) pic.twitter.com/98GcPIM1YZ

2019-02-07 12:21:05
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奥村土牛は、山種美術館創立者で私の祖父・山崎種二と親しく交流した画家。101歳の生涯を通じて、常に対象を熱心に見つめ、描き続けました。写真からもその様子が伝わりますね。本展でも《醍醐》《吉野》など桜の作品を展示中。(山崎) pic.twitter.com/qIR9LWpHFH

2019-02-08 12:15:55
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土牛83歳の作《醍醐》(山種美術館)。師と慕った小林古径の7回忌法要で奈良を訪れ、その帰りに京都の醍醐寺・三宝院を訪れた土牛。そこで見たしだれ桜に極美を感じ描いたといいます。平成9年に切手にもなった人気の作品。(山崎) pic.twitter.com/Oki1yDrj2Z

2019-02-08 12:16:33
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今日は #小林古径の誕生日。《浄心》(68歳作、山種美術館)は土牛が師と慕った古径を偲び、中尊寺の一字金輪佛頂尊を描いたもの。制作にあたっては、16歳の少女をモデルとし、「心の奥にある仏様」を描こうとしたそうです。(山崎) pic.twitter.com/CxWaPqLeEF

2019-02-11 12:21:08
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奥村土牛《聖牛》(64歳作、山種美術館)。丑年生まれの土牛は、牛を題材にした作品を数多く制作。本作品は、善光寺(長野県)にインドから贈られた牛がいると聞き、息子と見に出掛け、1週間かけて写生をして完成させた作品。(山崎) pic.twitter.com/AuRH3jHxC3

2019-02-12 12:06:27
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生きものを題材に多くの作品を描いている土牛。兎を描いた作品も多く、この《兎》(58歳頃作、山種美術館)もその一つ。ほぼ同構図の画稿(※本展には出品されていません。)があり、写生を元に構想を練った様子がうかがえます。(山崎) pic.twitter.com/etUEOFNhmQ

2019-02-13 12:14:41
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土牛47歳の作《兎》(山種美術館)。珍しいアンゴラ兎を飼っている人がいると聞き、写生に出かけ制作したという作品。「目が楽しいから生きものを描くのが好き」と語っていた土牛が、楽しみながら制作する姿が目に浮かびますね。(山崎) pic.twitter.com/DtXJ9pPu3r

2019-02-15 12:08:48
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1889(明治22)年の本日2月18日、東京で生まれた土牛。10代から絵画に親しみ、38歳で院展初入選と遅咲きでありながら、展覧会に出品を重ね、101歳で没する晩年まで真摯に制作に取り組みました。 (山崎)@山種美術館 pic.twitter.com/e0GFqgCtlH

2019-02-18 13:46:25
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土牛とは、山種美術館初代館長で祖父の種二、父富治と私、三代にわたり親しく交流させていただきました。100歳のお誕生日に父とご自宅に伺い、当時も毎日、筆をとられ、絵と書にその向上心を貫かれたお姿に深く感銘を受けました。(山崎) pic.twitter.com/3yrZI5K4OB

2019-02-18 13:47:03
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奥村土牛《那智の瀧 (画稿)》(69歳作、山種美術館)。和歌山県・熊野古道にある那智の滝は華厳滝、袋田の滝と共に知られる日本三名瀑の一つ。土牛は、京都から7時間かけてこの地を訪れ、滞在中、毎日滝を写生したそうです。(山崎) pic.twitter.com/28tKNMkrqH

2019-02-19 12:17:42
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奥村土牛《那智》(山種美術館、69歳作)。セザンヌの作品にも影響を受けたことを自ら語った土牛。限られた色数の面による粗い岩肌は、セザンヌの画風を感じさせます。滝はその上下で水の質感が描き分けられ、荘厳な姿をたたえています。(山崎) pic.twitter.com/2wQtamelga

2019-02-19 12:18:20
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《稽古》(山種美術館、77歳作)。幼い頃から相撲に親しみ、「相撲は人生の縮図でもあり、勇気をもらう存在、さらには絵画と同じ芸道のひとつだ」と語った土牛。昭和35年の栃錦引退興行では、土牛がその髷にはさみを入れたとか。(山崎) pic.twitter.com/2n8s0D2546

2019-02-20 12:06:09
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奥村土牛《花》(山種美術館、63歳)。土牛は、昭和26年に疎開先から東京に戻り、西永福に住みました。画家によれば、その翌年、庭にたくさんの草花が咲き、「ささやかな庭の一隅のかれんな花が美しく」と述べ、写生して描いた作品。(山崎) pic.twitter.com/2dbfBm7cbW

2019-02-21 12:08:05
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2/22は #猫の日!奥村土牛《シャム猫》(山種美術館、85歳)。近所に珍しい動物がいると聞けばすぐに写生に行き、作品に描いた土牛。猫のからだには絵具のにじみを活かした「たらし込み」の技法が使われている点にもご注目! (山崎) pic.twitter.com/L7D5vx4CLh

2019-02-22 12:21:04
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2/23は #富士山の日!《山中湖富士》(87歳作)、《富士宮の富士》(93歳作)[いずれも山種美術館]。後者は富士山南西麓に位置する富士宮市から眺めた姿。土牛は101歳の絶筆でも富士図を手がけています。(山崎) pic.twitter.com/uQO3Era28C

2019-02-23 12:05:42
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奥村土牛《舞妓》(山種美術館)。長年の念願であった舞妓に取り組み、完成まで2年の歳月を要した作品。京都には3度訪れ、出品の1週間前にも「印象が薄らいだ」という理由で再訪した土牛。約25日間かけて写生したそうです。(山崎) pic.twitter.com/qrbfbzqabv

2019-02-25 12:50:50
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奥村土牛74歳の作品《茶室》(山種美術館)。京都・大徳寺の(塔頭)真珠庵の中にある茶室の一角を描いたもの。土牛は、室内の色と線による構成美と、洗練された簡潔さに感銘を受け、この作品を制作したそうですよ。(山崎) pic.twitter.com/JL3u4uO8Bk

2019-02-26 12:21:49
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奥村土牛《城》(66歳、山種美術館)。姫路城修理の一報を聞き、解体前の姿を写生するため、昭和29年と翌年に2度訪れた土牛。当初は鳥瞰の構図を想定していたのを変更し、最終的に天守閣を下から仰ぎ見る構図で描きました。(山崎) pic.twitter.com/XIBYEEgg1H

2019-02-27 12:12:07
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