- motochia66
- 881
- 2
- 0
- 0
ザ「……まあ、別に、……絡まれてんのがいたから割って入ったらそこらにあるもんで殴りかかってきたからノした」 ラ「……」 ザ「……んな顔すんなって」 ラ「……」 ザ「……なんだ、妬いてんのか?(笑)」 ラ「ちーがーいーまーすー」 ザ「じゃ、なんだよ」 ラ「俺だって心配くらいするからな」
2019-04-30 16:26:22ザ「…そりゃどうも」 ラ「……」 ザ「そんなにしょっちゅうやらねェって(笑)」 ラ「……どうだか」 ザ「信用ねェなあ(笑)」 ラ「信用されるような事してねえだろ」 ザ「…ははっ(笑)」 ラ「……そうやって笑いながら、平気で飛び込んでっちまうんだもんなあ…」 ザ「そうでもねェだろ」
2019-04-30 16:34:37ラ「そうでもなくねえよ」 ザ「ややこしいな(笑)」 ラ「…、ばーか」 ザ「悪ぅございました(笑)」 ラ「…お前が助けに入るなんて、どうせ女の子だろ」 ザ「…やっぱり妬いてねェか?(笑)」 ラ「妬いてねえって言ってるだろ」 ザ「いでででで……」
2019-04-30 16:42:21ラ「…」 ザ「…どした」 ラ「看護師さん達が、手が空く度にザウルの話してた」 ザ「……大人なのに小児科に来るって?(笑)」 ラ「そうじゃなくて〜…」 ザ「…」 ラ「…」 ザ「?、なんだよ?」 ラ「……」
2019-04-30 21:22:10ラ「…『気さくな人ですね〜』とか『格好いいですね〜』とか…」 ザ「…そりゃ、どうも?」 ラ「…」 ザ「口がアヒルみてェになってんぞ」 ラ「…むうぅぅ……」 ザ「…そりゃ、お前の知り合いだと思ったらとりあえず褒めとくだろ」 ラ「…」 ザ「何がそんかに不満なんだか(笑)」 ラ「…」
2019-04-30 23:05:55ザ「…なんだよ。そんなにギュウギュウくっついたって言わなけりゃ分からねェよ」 ラ「…ゆったってどうせお前は危ないこと止めないし、女の子が騒ぐのなんか、もっとどうしようもないだろ…」 ザ「……はぁ、その辺が不満なのか」 ラ「……」 ザ「いてェって(笑)」 ラ「うるせえ」
2019-04-30 23:13:12ザ「分かった分かった、危ないこた極力しねぇよ」 ラ「……そう言っておいて、『今回は仕方なかった』とか言ってまた喧嘩とかするんだ」 ザ(信用が無ェ……) ラ「…」 ザ「…いつまでも背中にくっついてねェで、顔見せてくれや」 ラ「どうせアヒルみたいな顔ですし」 ザ「……悪かったって」
2019-04-30 23:22:10ザ「…、……こっち来いって、ほら」 ラ「むぎゅ」 ザ「おお、珍しく目が釣り上がってら」 ラ「…むぅ」 ザ「なあ、悪かったよ」 ラ「…、……頭は?」 ザ「…ん?ああ、お前さんのお陰で血も止まっただろ。ほら、見てみろよ」 ラ「……気持ち悪くなったりしてないか?」 ザ「してねェよ」
2019-04-30 23:30:06ラ「…目眩とか、目が霞むとか…」 ザ「無ェって。お前さんの不満そうな面がよく見えてら」 ラ「…んむ、」 ザ「大体、殴られたわけじゃねェよ。角が掠って切れただけだ」 ラ「…っ、ちゅー、を、するな…っ」 ザ「いてっ」 ラ「この、人が真剣に話してるってのに、そうやって〜…」 ザ「真剣だって」
2019-04-30 23:38:26ラ「大体、…これで俺の機嫌が直ると思ってるだろ、お前…」 ザ「…」(…とか言いつつ釣り上がった目が戻るからなあ……) ラ「なんだよ、その『直るだろ』みたいな顔」 ザ「いででで、引っ張んな。言ってねェだろ」 ラ「顔が言ってんだよ」 ザ「痛ェって……」
2019-04-30 23:48:13ラ「…」 ザ「…」(今日はなかなか復活しねェな…) ラ「…」 ザ「…」(頬っぺたむにむに) ラ「やぇろぉ…」(じたばた) ザ「なんか言いたいことあんじゃねェのか?」 ラ「うう〜…」 ザ「…言えって(笑)」 ラ「……だって、俺の、なのに…」 ザ「…………ん?」
2019-05-01 01:35:38ラ「…っ、何でもねえよ!ばか、」 ザ「…ちょっ、いや、待て待て、聞こえなかっただけだって!」 ラ「もういい!風呂入って寝る!」 ザ「待てっての…、なあ、怒るなよ」 ラ「怒ってない」 ザ「なぁ、お前さんのってのはオレの事か」 ラ「聞こえてんじゃねえか!馬鹿野郎!」
2019-05-01 01:39:09ザ「……つうか、お前さんがオレを『俺の』なんて思ってるとも思わなくてよぉ…」(ぎゅう) ラ「ううぅ、離せよぉお…」(じたじた) ザ「ヤなこった(笑)」 ラ「う゛うぅ〜…」 ザ「いつからそんな事になってたんだ」 ラ「いつからも何も、ずっとだろ…」 ザ「ずっとだったか」 ラ「…俺のだもん」
2019-05-01 01:47:22ザ「おい、逃げんな(笑)こっち向けって」 ラ「ヤダぁ」 ザ「ヤダって(笑)」 ラ「どうせ覚えてないんだろ、お前の方から言ってきたくせに」 ザ「…オレが?」 ラ「ほら見ろ」 ザ「…うぐ、いや、オレがお前さんのもんだってことに否やは無いんだが、そんな小っ恥ずかしい事言ったっけか…」
2019-05-01 01:54:04ラ「…否やは無いのかよ」 ザ「……まあな」 ラ「……」 ザ「…で、そんな事いつ言ったかね?」 ラ「……ずっと前に、言ったもん」 ザ「なんで拗ねてんだ」 ラ「……どうせ忘れてるだろうとは思ったが、実際に忘れられてると腹が立つ」 ザ「…、…それは、…うむ」
2019-05-02 03:28:04ザ「……」(この話掘り下げるのは気恥ずかしいがそのまま逃すのもなァ…) ラ「……」 ザ「……」 ラ「……な、なんか言えよ…」 ザ「知っての通り『お前さんの』だよ」 ラ「ふぁっ…」 ザ「なんだその顔」 ラ「…っ、そ、んなこと言って…平気で怪我してくるくせに……」 ザ「…あー、なるほど…」
2019-05-23 03:32:51ザ「…まあ…無茶はしねーから」 ラ「……嘘でも『もうしない』とか言えねえのかよ」 ザ「嘘はつきたくねェしな(笑)」 ラ「どの口が」 ザ「お前さんはよく分かってると思うがね」 ラ「…ばぁか」
2019-05-29 05:03:50