上海 元気造物 訪問記

カタクラケンタ/Katakura Kenta @Katakura_Kenta

台にくっついてるので裏が見えなくて残念ですが、髪の毛の着彩どうなってるんだろう？かなり大振りなマンモス牙の作品。 pic.twitter.com/8Va4A2YUVs

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親子の蝙蝠。翼の皮っぽい部分も上手。親の表情も良き。子供がしがみついてる構図も弱々しくて可愛いですな。 pic.twitter.com/nUKEXpHwof

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猫ちゃん。悪そうな良い表情。染め穴が染まりきっていないので塗りの仕上げぽい。木目の出方も綺麗。にしてもこの顔。特に眉間。 pic.twitter.com/VCmtCjoTaJ

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昨日に続いて石もの。数年前まで石彫のマーケットも元気だったけれど、昨今は厳しいとのこと。このツムリのように色が全く変わる境目を持つ素材は稀。さらにこのグラデを活かすしつらえ。運が良くないと作れないんだろうな。 pic.twitter.com/wmXS9KCq2c

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こちらもカタツムリ。岩にカタツムリという構図自体は日本で言うところの寂。少し物悲しい表現をする時に使われるとのこと。 pic.twitter.com/1MDNrTweVc

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個人的に石の作品グッとくるのが多いです。正直根付の機能としてはどうかと思いますが、透明感と照りの度合い。グッときますなぁ〜 pic.twitter.com/g9PyK1jsBA

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昨日も少し上げたマンモス達磨さん。重くて凄く詰まってる。ヒビの部分をうまく避けてそう、笠の造形のぼかし方。布の表現も優れているけれど、手足の筋張り方。ゴリゴリ感。 pic.twitter.com/9Jn9nppkr8

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イーレン君のシャチホコ。波を外殻にするの良いアイデア。シャチホコの鱗や牙、ヒレに至るまで丁寧。見習いたい。 pic.twitter.com/ZH41wUeBp1

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般若案件です。可愛さと不気味さの両立。頭から髪先にかけてのライン好きですな。 pic.twitter.com/TzUwjJuWJV

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昨日の夕餉での作家踏まえた諸々、中国の現代根付作家もパクリ問題には苦しんでいて、例えば習作として持っておく為に作った売り物ではないファンアート的なピースが別の作り手に盗作され、お客さんがそれを買い、ファンアートピースと同じように染め直してくれと言われたり。とても良いお客さんなので

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断りたいが断れない状況だとか。中国国内で起こっている事なので多分この辺りは作り手とコレクターの根深いモラルとプライドの問題なのかなと。 他には技術的な話も有って、恐らく根付のしつらえ方のルールはもっと突き詰めていかないとダメという意識は持っている様子。道具の話にもなったけれど本当

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に基礎的な道具はほぼ同レベルで、中国国内だと例えばハイスの鋼材としての品質は日本に劣るとか油砥石の番手の高いものが手に入りづらいというような痒いところに手が届かないという状況とのこと。 工具の問題は時間が解決してくれることかなとも思うけれど、パクリ問題に関しては

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中国現代根付というブランドが成立しつつある中で、どれだけ作家に作品にrespect を持たせられるかなのかなと。多分それには根付を価値あるものという定義付けの他にもう少し別の方向で尊敬すべきものとするプロセスが必要だと思われ。

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達磨案件です。布の搾りを留め具にしつらえた提げ。作家のサインも横に入ってますが、ヒモ穴周りに大きく了の文字。うまくデザインとして取り込もうとしてる感。 pic.twitter.com/eGZesO6puc

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昨日アップした植物×ドクロの作家さんの小物。足がセクシー。意味合い聞きたくなる。 pic.twitter.com/pgHFbqJaYz

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山海経案件です。シャープな雰囲気、ファイヤーパターンがカッコE。恐らくドクロを下にして立てる構図だと思われ。 pic.twitter.com/wSvWxBtBEE

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昨日postの猫ちゃん。ぶよぶよ感上手いなぁ。敢えて黒目が入っていないからなのかミステリアス。(すみません、どなたか詳しい方猫ちゃんの種類を！) pic.twitter.com/zVQMLlyCUj

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悩んでるなぁ〜。部分部分で染め具合を変えてるの見習いたい。これを作った時作家自身が自分の事で色々悩んでいたとのこと。心境出てる。 pic.twitter.com/Jm5lJEQ1bY

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帰宅しました。ギャラリーのブログの方でも書くつもりですが上海視察備忘録として。(※個人的な見解でありギャラリーの意向とは関係ありません) 今回中国の現代根付作家と会ってみて、作家の態度は真摯で、またアピールも強い人が多かった印象。数年前に中国でも妖怪ブームが有って、それが

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ずっと続いている。日本の作家にも言える事だけれど、引用かコピーかの分水嶺は観客の反応が全てだから出典リサーチをもっと厳しくすべき。僕個人は技術や知識は広く共有されるべきでありその上で作家の思想や挑戦、生きてきた文化背景が作品に滲み出てくるものだと思うけれど、中国も既に高いレベルに

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なりつつある。アートマーケットとはまだ直接関係を持てているわけではないけれど、個人コレクターによる作家や作品にかける熱量、influenceしようという気概は日本と比べても遜色ないほどにアツい。その上で、ギャラリー的役割を果たすディーラーは「日本に比べたらまだまだ」と、謙遜かもだけど

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言っているわけで、末恐ろしいとすら感じた。恐らく写真を見て頂いた日本のプレイヤー陣も感じている事だと思うし何より僕自身が強く意識したけれど、ここまで言ってもらった上でどう作っていくか。