東北大倫理思想概論3セメ火2戸島貴代志教授

一受講者による、授業のまとめです。レポートの参考、復習、ノート代わりetcま、自由にどうぞ。
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根本聡一郎 @nemo_patitur

戸島のアニキとトトロ観たら絶対楽しいだろうなあ

2011-05-10 20:51:34
根本聡一郎 @nemo_patitur

@kuzupon0829 こんばんは´` いえ、戸島教授のお話が大好きで授業はよくとるのですが、僕自身は日本思想史研究室所属です。

2011-05-10 23:06:05
かほ @no_makimaki

@AnemoNE204 そうなんですか^^戸島教授面白いし、カッコいいですよねw私も大好きですw

2011-05-10 23:58:54
根本聡一郎 @nemo_patitur

@kuzupon0829 あの話術はハンパないですねw 今日の二限の「ものの見方(捉え方)」に関する話も本当に面白かったです。ほんと「漢」って感じですよね、俺は影でずっと戸島のアニキと呼ばせていただいておりますw

2011-05-11 01:21:30
サイトウタカミ @takami1088

東北大学文学部人文社会学科、「倫理思想概論」戸島貴代志教授、3セメ火2限、http://bit.ly/jxx59d 5月10日、第1回「内側から捉えることと外側から捉えること」(実況ではありません。受講者による勝手なまとめです。)

2011-05-11 09:40:21
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。1か月遅れの授業開始となり、この授業が今年度の初しゃべり。今日の要点。①夏までの講義で言いたいことはたった一つ。今日はそれをかいつまんでエッセンスを。②事務連絡。単位のこと。 教室の席は9割埋まり、受講者は3/2が2年生。3/1が3年以上。他学部が少々。

2011-05-11 09:45:16
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。自己紹介、「戸島貴代志 1958.7.14 53才」。いつも、授業の初めに時事ネタの雑談をし、授業への導入とする。さっそく今日の雑談をしたいが、やりだすと12時までかかってしまう(授業時間は10:30~12:00)。「震災」。またその話かと思うだろうが、避けては通れない

2011-05-11 09:48:40
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。あの日、宿舎にいた。昭和40年代の建築だから「つぶれる!」と思ったが、まあ、下の人はつぶれて上の人は助かるな、とw そんなことはよくて・・・

2011-05-11 09:52:01
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。「震災」という言葉の使い方。「3月11日に大震災が起こった」という言い方をするけれども、「震災」のど真ん中にいる人は、その言葉は使わない。「母ちゃんが死んだ。父ちゃんが死んだ。」という表現。ぼくたちの言葉使いが、一番大切なことを、ぼくらの目の前から消し去ってはいないか。

2011-05-11 09:56:11
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。「震災」という言葉。たとえば、岩手の民家の庭にあった臥竜梅は根まで津波をかぶった。持ち主が、真水を1週間かけ続けたら、ちゃんと咲いた。おばあさんは「老木でもこんなに耐えるのに、自分たちが元気出さなかったら、この木に申し訳ない」と言った。これこそ命のつながりということ。

2011-05-11 10:02:43
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。テレビのCMなどでは、いやというほど「つながり」だの「きずな」だのと言うが、そんな大きな言葉を使ってしまうことで、一番見ないといけないことを見失ってはいないか。ぼくら哲学者屋さんが持ちあわせているのは、こんな言葉しかない。それではいけない。

2011-05-11 10:06:51
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。夏までのこの講義で言いたいこと。板書「ものの見方(=捉え方) Ⅰ:外から Ⅱ:内から」 今日で、この講義のエッセンス、本質をしゃべってしまうけれど、これからも必ず授業は出てきなさい。損はさせない。

2011-05-11 10:09:55
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。ものごとを外側から把握する、内側から把握する。例1:目の前で誰かが悲しそうにないとる。外側から、a対象を要素に分ける(涙が出てる、青白い顔)、b数量化、量的に捉える(こんなにたくさんの涙、激しい震え)。

2011-05-11 10:14:54
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。ものごとを外側から把握する、内側から把握する。例1:目の前で誰かが悲しそうにないとる。内側から、対象との一体化、全体としての捉え。もはや表現や記号化の必要がない。その人の身になるということ。その人の悲しみが我がことになる。言語化するまでもない。

2011-05-11 10:17:10
サイトウタカミ @takami1088

(字幕)戸島教授「ぼくの言葉使いに気を付けて聞くように。」 この例1はきっと、「震災」の悲しみを踏まえている。

2011-05-11 10:18:55
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。ものごとを外側から把握する、内側から把握する。例2:球技(テニス、卓球)相手から来た球を打ち返す。外側から、冷静に客観的に弾道を読んで打ち返す。サイエンス的にはこれに尽きる。

2011-05-11 10:21:47
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。ものごとを外側から把握する、内側から把握する。例2:球技(テニス、卓球)相手から来た球を打ち返す。内側から。サイエンス的に分析していたのでは遅い場合がある。そういうときでも、体が勝手に動いてくれる時がある。「のってるとき」

2011-05-11 10:23:06
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。ものごとを外側から把握する、内側から把握する。例3:実体験の事故。雨の日、坂道を自転車で下っている途中で、ブレーキがブチッと切れた。坂下のT字路に来たとき、左からダンプが。青年戸島はダンプがゆっくり見えた。事故を目撃した友人は「戸島はものすごい速さで鉄柵を乗り越えた」

2011-05-11 10:29:09
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。ものごとを外側から把握する、内側から把握する。これらの例は、心理現象でも、物理現象でもない。唯物でも、心身二元論でも説明ができない。哲学では現象学として扱う分野。まだまだ例はある。

2011-05-11 10:32:48
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。ものごとを外側から把握する、内側から把握する。例4:マラドーナの鬼抜き(ワールドカップでの5人抜きという快挙)。本人は相手選手をゆっくりとみているに違いない。でも、VTRではものすごい速さだ。これは反射ではない。相手選手と一体化しリズムを共有したとき、相手を凌駕する。

2011-05-11 10:36:51
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。ものごとを外側から把握する、内側から把握する。例5:シロナガスクジラ。「全長35m、体重200t」vs「トラック1台分の心臓をもち、血管の中を人間が通れる」。どちらがしびれる?数字だけの理解はときに、ディティールを損なう。イマジネーションの力が必要。

2011-05-11 10:40:59
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。イマジネーションの力。イメージを生み出し、イメージを通して対象を把握する力。我々は、未経験のことでも当事者以上に深く理解することは、ときにできる。みんながみんなではないが。入力がないのに、出力のある力。

2011-05-11 10:44:35
サイトウタカミ @takami1088

(字幕)kyoujyuと打ったつもりがkyousyuになる。教主w そんなことはどうでもよくて、授業中は常に、冒頭の導入を念頭に置いておくと理解が深まりそう。ここでも「震災」との関連を容易に思い浮かべられる。

2011-05-11 10:46:45
サイトウタカミ @takami1088

戸島教授。事務連絡。単位。期末にレポートの提出を求める。4000字程度。研究室に直接提出する。内容は、講義の内容から、まとめや展開をすること。期日未定。

2011-05-11 10:49:07