おりこ☆マギカ　かずみ☆マギカ　読後感想　（依存の問題系）

遠野九重@『役立たず～』３巻発売中！ @Six315

ぼっちだからこそ、マミさんはおりマギの希望。トランプでいうジョーカー。人間関係のしがらみが薄いのって、主人公の条件の１つだよね。

たつざわ さとし @tatsuzawa

依存批判とか優越感ゲームが伝播してくると少し面倒。単に批判するだけならともかく持ち上げている方面が…。

遠野九重@『役立たず～』３巻発売中！ @Six315

まあ杏子の場合、ゆま・さやかだけじゃなくマミとも心中しそうな気がする。

あましょくからこ @karako

@Six315 杏子は「家族に1人だけ置き去りにされた」ひとなので、誰かと一緒にいけるなら、それが誰でも構わないような気がしますね。タイミング的に、今回はたまたまさやかがその対象になっただけで。

あましょくからこ @karako

大好きな上篠くんに選んでもらえなかった(自分から退場したとはいえ)さやかが、杏子には選ばれたっていうのも(相手は誰でも良かったのかもしれないけれど)、なんだか凄い話だなあ…にしても上条くんは鈍感すぎるだろ。猛省して300回ぐらい土下座スクワットするべき。

遠野九重@『役立たず～』３巻発売中！ @Six315

@karako じゃあ死にたがっていたのか、というとそうでもないかな、と思います。それこそさやかに拒絶されたこと、さやかの魔女化、「ゾンビにされたようなもんじゃねーか！」の衝撃で、死ぬ側に一気に天秤が傾いてしまったのかな、と。もう少し時間があったら、生きる側に戻ったかもですが……

あましょくからこ @karako

@Six315 そうですね、彼女の望みは死ではなかったと思います。「誰かと一緒に生きること／死ぬこと」、そのどちらでも良かったんじゃないかと(ポイントは「一緒」の部分)。タイミング的に、たまたまああいう形になっちゃいましたが。

天一号提督@瑞加賀吹ktkr @teitokukaga

ほむほむも杏子も依存から脱するには相手がくたばらなきゃいけないのかもしれんわけで。だから、まどかもさやかも心中せにゃならんかったのかもね。

相楽 @sagara1

@chekisora 依存は依存ですけど、心中には向かうのは「必然」では多分なくて。実際、杏子はさやかに強がりの共有を呼びかけたわけですし。あれが断られたのは、多分にさやかの方の問題。

相楽 @sagara1

@chekisora 別に、相手が幸せになれば、杏子は満足して元の強がりに戻れないこともないのでは？勿論、その相手が魔法少女になっちゃったら難しいですけど。ただ、それでも相手も同じように強がった生き方を選んでくれれば、二人肩寄せ合って生きて行けそう。

相楽 @sagara1

一応、話の前提として杏子の性格に関する個人的な捉え方について、例によって連続tweet。概ね、10話放映時点での日記で書いたとおりですけど。⇒「「まどか☆マギカ」10話迄のネタバレ感想～「弱さ」の描写の巧みさ」http://p.tl/p6jT

相楽 @sagara1

杏子の「過去の自分と訣別して自分ひとりのために力を使う」は事ある毎に自分にもいい聞かせ、他人にも言い放ってようやく保てている強がり。過去の自分（及び家族。特に妹）に重なって見える相手には「異様な苛立ち」⇒「放っておけない」と極端から極端に移行する。まどマギ本編でも「おりこ」でも。

相楽 @sagara1

育ち（なんだかんだで未だに父もその教えも抜け難く好きなのでは。「頼むよ神様」ですし）からも、おそらくは元の性格からも、「人の為になることをしたい」、そして「それで人に認められたい」という欲求の強さはさやかとはまた別の動機で根強い。

相楽 @sagara1

共依存について、さやかのケースで顕著ですが単に「巻き込まれてる」のではなく、積極的につっかかったり突き放したりして「巻き込まれたがってる」わけで。改変後でも家族とのあの関わりの中で魔法少女になり、それで家族崩壊しているならその傾向はなんら変わらないというか、変わりようがない筈。

相楽 @sagara1

@papico_ocipap 乱暴で大雑把過ぎる印象論ですが、男性向けエロや萌え/泣きゲー/百合は、病的な心理の誇張・戯画化方面では熱心、成果もある意味凄まじい一方、その「脱却/克服」はいい加減。一方、少女漫画の系譜ではそこをこそを真摯に扱っていて、個人的には遥かに興味深いです。

相楽 @sagara1

@papico_ocipap 一方で、少女漫画では依存その他の病理を何だかんだで「綺麗」に描いてしまう傾向がある（勿論例外も多数）一方、男性向けエロ等では（製作者の意図はともあれ）とことんグロテスクな奇形として描き抜き、突きつけてくれます。その意義は意義で、素晴らしいと思います。

相楽 @sagara1

@papico_ocipap 「愛こそすべて、愛で解決！」は「実は少女漫画よりも男性向けエロ、とりわけ泣きゲー方面あたりでこそ顕著な特徴ではないか」とは思ったりしますね。恋愛心理がジャンルとして伝統的に追究されて来た分、よく出来た少女漫画はその「愛」の効用を決して安易に扱わない。

相楽 @sagara1

@papico_ocipap @Six315 あんまりなんでもかんでも真摯で真面目な作品ばかりでも困りますけどね。僕だって嫌ですよ、そんな世の中。最近なら、例えば『IS（インフィニット・ストラトス）』でなーんも難しいこと考えずに萌えたっていいじゃない。にんげんだもの。

相楽 @sagara1

当たり前ですけど、「受け手をなーんにも考えさせず、ただただ楽しませてくれる」作品を作るのは、作る側にはそりゃあその方面への真摯さも真面目さもコストも必要で、それも大変素晴らしくもありがたいもの。例えば男性向けの萌えやハーレムの良作が安易に作れるものなら世話はなく、そんな訳ない、と

相楽 @sagara1

@chekisora 杏子の方の問題だけでなく、こと杏子と組む相手としては、ゆまの造形はえげつなく悪意に満ちていると思いますね。さやかと較べても。ただ、まだ一巻しか出ていない段階なので、その先どうなるかはまだまだ分かりませんけど。

天一号提督@瑞加賀吹ktkr @teitokukaga

@sagara1 来月に出る２巻で完結だそうな＞おりこ。杏子はさやかには自分自身、ゆまには妹をそれぞれ重ねてたということかなと思いますね。そういう意味ではおりこの杏子はかなりエグい落ちになりそう。

相楽 @sagara1

@chekisora ん？杏子がさやかに対して過去の自分自身を投影しているのは勿論、ソウルジェム投げ捨て事件のショックあたりからは妹を、過去話を通しての誘いを、さやかが「あくまで他の人を救うために！」と退け決裂したあたりからは父親を、それぞれ大いに連想し、投影してると思いますよ。

相楽 @sagara1

@chekisora より身も蓋もなくいえば、杏子はさやかが突然思いもかけず「死体」になった場面では「救いたかった！」という妹への思い、自分の全てをぶちまけても伸ばした手が拒まれた場面では「分かって欲しかった！」という父への思いを、モロに刺激されてしまったわけですね。

相楽 @sagara1

ゆまの境遇（政治家の父は集票に利用、母は虐待）は杏子の入れ込みを刺激し、ゆまの立ち直りを簡単に許さない舞台作りとして露骨でえげつないもので。漫画のムラ黒江（サークル「トイヘルベッケ」）東方同人でお馴染みのアレな展開からしても、そりゃあ杏子にはお先真っ暗な予想しか出来ませんね。

たつざわ さとし @tatsuzawa

けいおん見て勢いでギター買ってしまうのもどうかと思うが、女の子だからと他人事として捉えるのもまたどうかと思う。