日向灘地震での津波避難を考える

宮崎県から鹿児島県東部の沿岸地域での南海トラフM9地震による津波避難と日向灘M7.5地震による津波避難について考える
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Ryusuke IMURA @tigers_1964

宮崎県の沿岸部に住む人は,津波から命を守るための対応が,南海トラフM9地震と日向灘M7.5地震で異なることを知っていてほしい.遠くの巨大地震か?近くの大地震か?によって津波の高さや来るまでの時間は異なるので,避難方法も変わってくるのだ.

2019-05-18 10:02:57
Ryusuke IMURA @tigers_1964

日向灘M7.5地震は,宮崎県にとって近くの大地震.沿岸部では緊急地震速報はほぼ間に合わない.強い揺れは1分近く続くかもしれない.津波の高さは南海トラフM9地震のように10mを超えるようなものではなく,高いところで4~5mくらい.ただし10分程度でやって来る. twitter.com/tigers_1964/st…

2019-05-18 10:18:28
Ryusuke IMURA @tigers_1964

宮崎県では,南海トラフM9(最大津波)に備えた「遠くの高台への避難」が繰り返されてきた.それはそれで重要なことだが,日向灘M7.5で同じ避難の仕方をしていると,避難途中で数m級の津波にのまれる可能性がある.日向灘での地震の時には,遠くの高台ではなく,近くのより高いところへの避難が重要. twitter.com/tigers_1964/st…

2019-05-18 10:27:10
Ryusuke IMURA @tigers_1964

もっとも,南海トラフM9地震でも日向灘M7.5地震でも宮崎県の沿岸部は震度6を超えるような大きな揺れに見舞われる.まず,地震の揺れから命を守ることだ.そうしないと,津波からの避難もない,火を消すこともできない.ましてや,避難所での暮らしもない. twitter.com/tigers_1964/st…

2019-05-18 10:32:10
Ryusuke IMURA @tigers_1964

地震の揺れそのものでは人は死なない.落ちてくるもの,倒れてくるもの,動いてくるものに挟まれて,ケガをしたり命を落とす.建築基準法改正(1981年)後に建てられた新しい建物の中でも家具の下敷きになって亡くなっている方がたくさんいる.まず,地震の揺れで死なないことが大切. twitter.com/tigers_1964/st…

2019-05-18 10:41:59
Ryusuke IMURA @tigers_1964

地震の際に,まず揺れから命を守るという行為は,南海トラフM9であろうが,日向灘M7.5であろうが,内陸直下M7であろうが,同じこと.「大津波警報が発表」をスタートとする避難訓練では,まったく足りない. twitter.com/tigers_1964/st…

2019-05-18 10:47:21
Ryusuke IMURA @tigers_1964

「特に日向灘で発生した地震による津波は、地震発生後、すぐに来襲しますので、警戒が必要です」 宮崎地方気象台 津波の怖さを知っていますか? PDF:pref.miyazaki.lg.jp/kiki-kikikanri…

2019-05-18 10:59:12
Ryusuke IMURA @tigers_1964

ここに示したパンフレットは東日本大震災(2011.3.11)より前に作られたものです(最新の情報ではないので注意).これらは宮崎地方気象台や宮崎県のホームページで見ることができましたが,今はいずれのホームページでも南海トラフM9地震への備えばかりになり,ちょっと困っています. twitter.com/tigers_1964/st…

2019-05-18 11:12:00
Ryusuke IMURA @tigers_1964

「日向灘南部でM7.5の地震が発生した場合、地震による揺れは宮崎市、東諸県郡児湯郡、西都市、日南市の広い範囲で震度6強が想定されています」 「1961年に日南市の沖合いで発生した地震(M7.0)では、地震発生からわずか1分後に津波が沿岸に達しています」 twitter.com/tigers_1964/st…

2019-05-18 11:02:24