主に20190217以降の発言置き場

加藤治郎 @jiro57

#ニューウェーブ歌人メモワール ぼくはただ口語のかおる部屋で待つ遅れて喩からあがってくるまで 「未来」1985年11月号 現代短歌への意志を持っていたのだ。 手もとの「未来」には、この歌の横に「ポスト前衛派宣言」というメモがある。 歌会の席での山田富士郎さんの言葉だったように思う。 pic.twitter.com/T0AgLjqtVU

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加藤治郎 @jiro57

＃ニューウェーブ歌人メモワール 「短歌往来」の連載、「スモール・トーク」が始まる。第２９回短歌研究新人賞の授賞の報せを受けた。26歳の夏だった。 ほそき腕闇に沈んでゆっくりと「月光」の譜面を引きあげてくる 荷車に春のたまねぎ弾みつつ　アメリカを見たいって感じの目だね

加藤治郎 @jiro57

暖かい午後 ながらみ書房「短歌往来」1月号 #ニューウェーブ歌人メモワール の原稿を送って、ほっとひといき 「スモール・トーク」が始まる 26歳の夏、短歌研究新人賞を受賞 喜びに震えた夜 気がつくと、マリア様が立っていた 「あなたは、将来、短歌研究新人賞の選考委員になるんです」 ☆ pic.twitter.com/24OesnwHom

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加藤治郎 @jiro57

#xerox 1980年代、富士ゼロックスのシステム部門には、3つの職種があった 営業 業務スペシャリスト SE 社内公募で、業務スペシャリストになって、製薬業界を担当 日本アップジョンのstarの導入事例を制作した 後に、SEになった #ニューウェーブ歌人メモワール pic.twitter.com/l0ABVfc3Rr

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加藤治郎 @jiro57

☆ My years with Jstar - WAKA app.m-cocolog.jp/t/typecast/124… ゼロックスで働いた経験は、作品に影響を与えた 或る大学院生に参照されていたことを知る 息子の世代だ #ニューウェーブ歌人メモワール

加藤治郎 @jiro57

#近代短歌 島木赤彦は、厳格な教育者であった が、とんでもない校長で、自分の学校の女性教師と恋愛関係にあった 今なら懲戒だろう 昔、岡井隆さんに「アララギの歌人は好色ですね」と言ったら 岡井さんは「好色、好色」と、ニコニコした 私は、啞然とした #ニューウェーブ歌人メモワール

加藤治郎 @jiro57

#ニューウェーブ歌人メモワール 「短歌往来」の「ニューウェーブ歌人メモワール」が連載１年となった 去年、第１回の原稿として用意したのは、穂村弘との出会いだった が、その後、連載が100回規模の依頼だとわかった それでは、自分の短歌の出発をすこし丁寧に書こうと思ったのである

加藤治郎 @jiro57

#ニューウェーブ歌人メモワール 鈴掛くん こんにちは お元気ですか ご高著、ありがとうございました 今年の夏、春日井市だった きみは、ぼくを待っていた 展示会場の入り口ふきんに君は立っていた 遠くだったけど、一瞬で、きみだとわかった 今はもう冬 風が強く吹いている Confusionの街にて pic.twitter.com/vAlAOPE9iN

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加藤治郎 @jiro57

#ニューウェーブ歌人メモワール 1986年、短歌研究新人賞を受賞して、交友が広がった その年の秋に、穂村弘と出会った 偶然ではなく、会いたいと思って会った 穂村に手紙を書いたのだ そして、結婚するまでの4年間、山崎郁子、水原紫苑、穂村、加藤の不思議な交友があった #穂村弘のことなど

加藤治郎 @jiro57

#ニューウェーブ歌人メモワール 1986年の短歌研究社の年鑑座談会 出席者は、塚本邦雄、岡井隆、島田修二、馬場あき子、春日井建である 「スモール・トーク」「グラス・フィッシュ」も話題になった pic.twitter.com/cXVqhjb4q1

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加藤治郎 @jiro57

#ニューウェーブ歌人メモワール 1986年の短歌研究社の短歌年鑑の写真 石田比呂志さんが短歌研究賞、喜多昭夫さんが現代短歌評論賞、私が短歌研究新人賞である 若いなあ 私の写真は、日本橋の三越の写真館で撮った 会社から近かったのである pic.twitter.com/jw7UwMSsdJ

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加藤治郎 @jiro57

#ニューウェーブ歌人メモワール 「短歌往来」2月号、「ニューウェーブ歌人メモワール」では、穂村弘との出会いを書きました もう32年前のことです まだ回顧録なんて早いと言う人もいますが、連載は120回の予定で、終わるころには70歳なんだよね ひゅるりー・・・ ◯ 写真は、鳴尾亭の山茶花 pic.twitter.com/nwyaQTlfFL

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﹆ @bit_310

「恋愛の話」、「恋愛」だけでもウーという気持ちになるけど、「恋愛の話」となると「みんなわかるよね？ わからないひともしいたら、わかりたくってたまらないよね？？」みたいなノリの話が多くてウワーーとなる

加藤治郎 @jiro57

＃ニューウェーブ30年 角川「短歌」2019年2月号に「ニューウェーブ三十年」を寄稿しました 乗り物のなかで刺さないでください｡縺ｮ繧ｩ繝ｼｯ繧繝ｼ繝ｫ縺　しぶきをあびて 柳本々々 典型的なニューウェーブの修辞です 陰惨な殺傷事件を歌うとき、こういう方法が有効であることを再認識しました

加藤治郎 @jiro57

@haikuzara ニューウェーブは、荻原裕幸の描いた絵なんです 一番すごいと思ったは、「短歌ヴァーサス」の「ポスト・ニューウェーブ」という特集 ニューウェーブをさりげなく前提としたことです 稀代の軍師、荻原裕幸！ pic.twitter.com/u62D3puqJ2

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加藤治郎 @jiro57

#中日文化センター 今日は、1980年代の短歌史を話す 1985年に岡井隆がライト・ヴァースを提唱した 仙波龍英、林あまり、中山明、紀野恵、後に、俵万智、加藤治郎もライト・ヴァースと呼ばれた 岡井隆の意図した成熟した軽みが、若者の口語短歌として拡散された #ニューウェーブ歌人メモワール pic.twitter.com/tulpkic8ZA

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加藤治郎 @jiro57

#ニューウェーブ歌人メモワール 1980年代、ライト・ヴァースの前には、阿木津英、河野裕子、道浦母都子、松平盟子、今野寿美子、永井陽子を中心とする「女歌」の時代があった #ニューウェーブに女性歌人はいないのか？ という言説は、フォーカスすべきところが、ズレているのでは、と思います pic.twitter.com/VQneQIQNda

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加藤治郎 @jiro57

ニューウェーブは、ライト・ヴァースの後に起こったレトリックの呼び名 口語文体をOSにして記号（メタ・キャラクター）の使用を特徴とした これは、稀代の軍師、荻原裕幸の描いた絵で、荻原裕幸、加藤治郎、西田政史、穂村弘をそう呼んだという史実です #ニューウェーブに女性歌人はいないのか？ pic.twitter.com/VnXrKE9NVm

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正岡豊 @haikuzara

@jiro57 こんばんは、ご無沙汰しています。ニューウェーブと前衛短歌とは短歌の史的な側面と渦中のひとたちの本人にしかわからないことの二側面があると私は思ってます。私は当事者ではないので、とにかく80年代半ばから終わりにかけて加藤さんも荻原さんも「大変」だったろうなあ、という思いが強いですね。

正岡豊 @haikuzara

@jiro57 世代を弁別する言葉というのはそれが成立した途端にまさにその瞬間に、味方以外は全部敵になるということじゃないですかね。まさに「従者はあらずついに従者は」のような感じというか。さきの私のツイートでは、そういうことが言ってみたかったんですよ。そいではー。

加藤治郎 @jiro57

@haikuzara 荻原裕幸とのアライアンス むしろ、場のニューウェーブで、大車輪であったと思います 上の世代には無視され、同世代からは追放され、平原の孤城に居た そんな30年でした

加藤治郎 @jiro57

ポップで深い「ニューウェーブ短歌」の魅力 - 新刊JP sinkan.jp/news/2847 #新刊JP @sinkanjpより 穂村弘、ニューウェーブを語る 🐝

加藤治郎 @jiro57

🍎 つまり、感覚や世界へのアプローチは寺山や塚本に学びながら、「今」を扱って、言葉を日常語にしたらどうなるんだろう。“ニューウェーブ短歌”っていうのは大雑把に言うとそういうものですね 穂村弘

正岡豊 @haikuzara

@jiro57 私はどうしても前衛短歌、ニューウェーブと繋げて考えてしまうんですけど、そうなるとひとつ浮かぶのは「遺産のゼロ化」ですね。塚本の零の遺産、岡井の敗北の遺産から学ぶもの、という二つの評論は共にタイトルそのものに溢れる時代的リリシズムはあるわけですが→

正岡豊 @haikuzara

@jiro57 どこかで「感性の制度としての」文化に抗わなければいけないという直情というものがあったと思います。ただし遺産のゼロ化は廃墟化ではないから潰しつつ創るという時間的倒錯や価値的矛盾が生じるわけで、やっている本人たちはともかく、周囲には様々な感情や思惑が渦を巻き、そこで→