演奏における、「感情」と「技術」の優劣について、私Hashibosoの意見まとめ
- HashibosoP
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そういや2~3日前に「音楽を聴衆に伝えるには気持ちが重要か技術が重要か議論(要約のしかたが下手なのは本当にごめんなさい)」があったっぽいけど、個人的には「もちろん技術(合唱だったら発声)は重要。アウトプットが全てなのは当然。でも『技術偏重』はよくないよね」という立ち位置です
2019-05-24 00:48:21「技術偏重」というよりは「技術が目的化してはいけない」の方が正確だろうか。 例えば演奏会やらコンクールやらに行った時に「技術をとことん魅せる」のは音楽的にどうなのかなとは思ってしまう もちろん「技術向上のために音楽集団を結成する」くらい突き抜けてるのは素晴らしいことだと思うけど twitter.com/ASKL_Bunkiti/s…
2019-05-24 01:11:58まず、沢山練習したのは伝わる(技術がある)けど面白くない演奏と、上手くないけど心を揺さぶる演奏の両方があるから、気持ちによる効果は確かに否定できない。
2019-05-24 01:22:24ただ、私は感情による演奏効果は、全て技術で習得できるものだと思っている。 その点で、技術と感情は9:1で技術優位だと思っている。
2019-05-24 01:24:24例えば、「ピッチがうわずる」という現象について。 ピッチがうわずっていけないところで上がってしまうと、これは演奏がフワフワしてしまう。 しかし、感情が高ぶって勢い余ってピッチがうわずると、高揚感を与えるという効果がある。
2019-05-24 01:27:52ピッチがうわずって良いところで、いつもうわずれるなら、それは技術と言って良いだろう。たぶんこれは習得できる。
2019-05-24 01:29:25もちろん、演奏が人々の感情を動かすなら、感情が演奏を動かすのは確かだと思う。それをいつもできるのが、感情を技術にするプロ奏者かもしれないね。
2019-05-24 01:31:42感情が演奏を動かす点に言及した手前、技術:感情を9:1にしたのは言い過ぎたなぁ。個人的には7:3か8:2ぐらいかな。
2019-05-24 01:38:53あれだ。素晴らしい役者は本物の感情を持った魂のこもった演技ができる。 しかしながら演技なのであって実際フィクションである。
2019-05-24 01:46:29たぶん、実際に演技したことを、全て本当に起こったことだとして、それをそのまま全て体験したら、生きていけないと思う。
2019-05-24 01:48:08「演技とは何か」に言及すると、「演技」と「現実」の違いや、演劇的な演技と自然な演技の境目、自然な演技と現実の違いの境目とかを意識しなくてはいけなくなるし、それを踏まえて「本物に見える演技」とは何かを考えると、沼すぎるぞぉぉぉ!!!
2019-05-24 01:52:52演技をしたことがある人には分かると思うんだけど、 自然な演技って絶対に、演技してない時の自然体の自分であるわけでなくて、もの凄く演技しないと自然にならない。それと同時にあたかも自然体のように見せるには、自然体の要素を借用しないといけない。激ムズ。
2019-05-24 02:00:04虚構側から現実側にアクセスしないといけない。だから虚構と現実の境目とは何か、演技っぽい演技と本物に見える演技の違いは何か、ってもの凄く大事だし、自然体の演技をするにはもの凄く考えないと出来ない。
2019-05-24 02:02:55感情を「再現する」という行為は、間違いなく高い技術が必要であり、その技術の中に感情が根拠としてそこに存在する。 こういうことかな?たぶん音楽の「感情的な」演奏においても同じ。
2019-05-24 02:05:40従って、 芸術における表現において、感情と技術は双方が密接に関係があるので、二項対立的に優劣を語ることは出来ない。
2019-05-24 02:11:29