- uchida_kawasaki
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引用: 平成 31 年 2 月 22 日に実施された第 12 回甲状腺検査評価部会資料 1-2 の各グラフを作成するにあたり、性・年齢調整オッズ比と 95%信頼区間に誤りがありました。
2019-06-03 13:33:25引用: これはオッズ比を統計ソフト SAS9.4 を用いて算出する際に、解析プログラムにおいて甲状腺がん(及び疑い)ありを 1、なしを 0 として計算しなければならないところを、誤ってありに別の数値(2~4)を入れてしまったために、
2019-06-03 13:33:28引用: オッズ比の結果が本来の値よりも低くなってしまっていたものです(以下プログラム該当部分を示します。修正部分を網掛けで示しています)。
2019-06-03 13:33:32引用:尚、有意差検定結果には影響はありませんので、前回提示した被ばく線量と甲状腺が ん(及び疑い)との関連についてのまとめ及び結論を修正するものではございません。
2019-06-03 13:33:38修正後のデータでは、本格検査では全体として被曝量が多い地域ではレファレンスに比べてて2倍くらいの悪性率だが「有意差検定結果には影響はありません」とのこと。
2019-06-03 13:33:45こういう初歩的なミスをしないよう第三者の専門家にチェックしてもらったほうがいいんじゃない?と私今回はいってもよかろう。根本的な問題はなおってないし。
2019-06-03 13:33:53ところで、アメリカ統計学会は3月に"統計的有意性"を使うべきではないという勧告を出してる tandfonline.com/doi/full/10.10… んですけど、甲状腺検査評価部会とか pref.fukushima.lg.jp/site/portal/ke… では気にしないんですね。
2019-06-03 18:34:58Moving to a World Beyond “p < 0.05”: The American Statistician: Vol 73, No sup1 https://www.tandfonline.com/doi/full/10.1080/00031305.2019.1583913#_i2
pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attac… 資料3 甲状腺検査本格検査(検査2回目)結果に対する部会まとめ(案)
2019-06-03 19:58:51延々いいわけが書いてあるけど、要するに有意差がでちゃった解析は色々非定量的な文句をつけてなかったことにして、有意差がでなかったらそれ以上何も検討しないで採用しました、と書いてある。
2019-06-03 19:58:58そういえば、UNSCEAR 使うと、実際の多くの人が住んでたエリアの汚染はあんまり高くなさそうな田村市とかが高汚染グループ(25-30mSv)にはいって、郡山とか伊達は中位グループ(20-25mSv)なんだよな。なんかおかしいわねこれ。まあだから中位グループのオッズ比が高い。
2019-06-03 20:35:09あー、Ohira et al. 2018 だとやっぱり逆で、郡山はグループB、田村はCだ。その他原発近くの市町村の分類が全然違う。
2019-06-03 20:35:17