青識亜論「女性がパンプスを強制されることは”差別”ではない」 #Kutoo
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本論
ハイヒールの件については、「労働者に不合理な負担をかける慣習だから変更するべき」という主張なのであれば、それはそれで構わないと思います。最近はクールビズやウォークビズなどで、ノーネクタイやシューズでの勤務が認められつつありますよね。しかし、「男女差別だからなくせ」は誤りです。
2019-06-08 13:15:42男女で異なるドレスコードが存在することは、社会通念上、当然のことであって、それは差別ではありません。そこまで「差別」の概念の適用範囲を広げてしまうと、差別という語のもつ意味が形骸化しかねません。差別かどうかということと、ドレスコードの非合理性は区別して論ぜられるべきです。
2019-06-08 13:18:43例えば、男性にネクタイを締めることが求められるのは「明らかに偏って窮屈なドレスコード」ですが、それは「男性が差別されているから」ではありません。先入観による差別や偏見に目を向けることは大事ですが、何もかも差別に紐づけて告発するのは、結局、差別という概念を形骸化します。 twitter.com/kudan9/status/…
2019-06-08 14:55:11「女性が不便・窮屈に感じること」に「差別」という言葉をあてがうことが「フェミニズム」だと考えられた時代もありましたが、そろそろやめましょう。差別と無関係なものは、差別と無関係です。
2019-06-08 14:56:02社会通念上、必要な範囲でハイヒールやネクタイを職場で着用することが求められることと、一方だけが差別によるものであることとは論理的に別の命題です。
2019-06-08 16:15:12いくらクールビズといっても、葬儀では黒いネクタイをつけるよう求められますが、それは別に男性が差別を受けており、「男などはネクタイで首を絞めつけられて当然だ」との通念が蔓延していることの根拠にはならないのです。
2019-06-08 16:15:56@dokuninjin_blue ネクタイで健康被害がもたらされることはないが、ヒールやパンプスは健康に悪い。タバコに関する社会通念も変化した。別にネクタイの社会通念を変えたければそう主張すればいい。huffingtonpost.jp/entry/kutoo-co…
2019-06-08 16:20:24@kame4477 うん、ですから、健康に悪いとすれば、それを変えることに反対しているわけではありませんよ。
2019-06-08 16:31:22@dokuninjin_blue なぜですか?健康に悪いものを「女性のみ」に強いるのは性差別でしょう?/パンプスの強制 健康を害する性差別だshinmai.co.jp/news/nagano/20…
2019-06-08 17:09:33多分、かたくなに差別じゃないと言いたいのは、男性への非難であると勘違いしているからなのかもしれないね。性別による不当な扱いを性差別と呼んでいるに過ぎない。
2019-06-08 20:34:51別にネクタイのような煩わしいものは男性差別だと主張したければすればいいんじゃないだろうか。まあ実際はネクタイを性差別というのはおかしいからパンプスも性差別って言うなというダシに使ってるだけだけど。
2019-06-08 20:36:28発端の人
#KuToo の件、海外からの取材がとても多いのですがみーんな「性差別の問題」として最初から取材してくれるよ。 「なぜ性差別のじゃないのに性差別の問題にしようとするの」なんて意味のわからないこと言ってこない。性差別の問題を性差別の問題として取り扱うって当たり前のことでは?
2019-06-07 11:50:16参考
パンプスの強制 健康を害する性差別だ(信濃毎日)
根底に健康問題と性差別があると認識するべきだ。
長時間履くと足腰を痛めることもあるパンプスやハイヒールの着用の強制である。
企業などに「女性のマナー」として強制されているとして、禁止を求めるネット上の署名が約1万9千人分集まった。呼び掛けた女性が要望書を添え、厚生労働省に提出している。
パンプスやハイヒールはスタイルが優先だ。専門家からは長時間履き続けると靴擦れを起こし、外反母趾(ぼし)や腰痛の原因になると指摘されている。
営業などで長時間歩いたり、素早く動いたりすることにも向かない。それなのに、女性は職場によって履くことを強制される。
悩みは深刻である。厚労省は要望を受け止め、対策に乗り出す必要がある。
男性もネクタイや革靴がマナーとされる。それでもネクタイには健康被害はほとんどなく、自分の足に合った形の革靴が選べる。
女性はなぜ靴の形を選べず、職場によってはパンプスやハイヒールを指定されるのか。男性と同様、動きやすい底が平の革靴ではだめなのか―。職場でパンプスを強制されて足を痛めた女性が投げ掛けた疑問が共感を呼んだ。
https://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20190607/KP190606ETI090009000.php
「#KuToo」パンプス強制やめて 署名広がる(神戸新聞)
労働政策研究・研修機構の内藤忍副主任研究員によると、英国ではハイヒールを履かなかったために帰宅を命じられた女性の訴えをきっかけに、政府が職場の服装規定について通達を出したほか、カナダの一部やフィリピンでは職場でのハイヒールの強制を禁ずる動きがあるという。
「強制は性差別になり得るとともに、労働安全衛生の問題でもある。労働者のやる気をそぎ、健康を害してまで必要な服装か、企業は改めて考える必要があるのでは」と指摘する。
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201905/0012354490.shtml
女子差別撤廃条約(一部抜粋)
第一条
この条約の適用上、「女子に対する差別」とは、性に基づく区別、排除又は制限であつて、政治的、経済的、社会的、文化的、市民的その他のいかなる分野においても、女子(婚姻をしているかいないかを問わない。)が男女の平等を基礎として人権及び基本的自由を認識し、享有し又は行使することを害し又は無効にする効果又は目的を有するものをいう。
第三条
締約国は、あらゆる分野、特に、政治的、社会的、経済的及び文化的分野において、女子に対して男子との平等を基礎として人権及び基本的自由を行使し及び享有することを保障することを目的として、女子の完全な能力開発及び向上を確保するためのすべての適当な措置(立法を含む。)をとる。
ハイヒールは「纏足」 「#KuToo」海外でも大きな関心(共同)
日本でのハイヒール着用問題が国際的に注目されるのは、日本が科学技術や経済で先進国であるにもかかわらず、男女の平等や機会均等の面で立ち遅れているとの認識が根強いことが背景にあるとみられる。