涼宮ハルヒの準備⑤

おでんパーティー。
0
まとめ 涼宮ハルヒの準備④ 文化祭実行委員会を選ぶ篇。 1066 pv
©〄殺手山はるか®@📗佐々木彩音📖喜緑江美里📚長門有希📕朝倉涼子👾青野 武🍵西山家🍊 @nagato_sansan

※定員は各クラス2名 厳正なくじ引きの結果… 「谷口とキョン、不本意ながらあなた達に託すわ…」と深妙な面持ちで腕組みをするハルヒ。 「喜緑さん、入ってきていいですよ。」 と、古泉。 窓際で長門はコーヒーを一口。 「失礼します。」 「実は新入部員に先だって入部願いを書いてきました。」

2019-06-16 10:47:31
©〄殺手山はるか®@📗佐々木彩音📖喜緑江美里📚長門有希📕朝倉涼子👾青野 武🍵西山家🍊 @nagato_sansan

「残念ながら…」 ハルヒがいいかけたところで、「文芸部の。」 と、倒置法で続ける。 いつの間にか長門はメガネをかけていた。「我光来」メガネをかけ直し答える長門。 「中国語?」とキョン「今、三国志の原文を読んでいる。あなたも読む?」と、勧められる。「おう、読んでみるぜ…」とキョン。

2019-06-16 10:47:31
©〄殺手山はるか®@📗佐々木彩音📖喜緑江美里📚長門有希📕朝倉涼子👾青野 武🍵西山家🍊 @nagato_sansan

「読み終わったら私にも貸してください。」と古泉が血相を変えて机に前のめりになる。そのまま達観した顔をすると、古泉は部室の長机をダンベル代わりに筋トレを始めた。 「改めまして、文芸部へようこそ。喜緑さん。」 「まったくあなたという人は…今後ともよろしくおねがいします。」

2019-06-16 10:47:31
©〄殺手山はるか®@📗佐々木彩音📖喜緑江美里📚長門有希📕朝倉涼子👾青野 武🍵西山家🍊 @nagato_sansan

「お邪魔しまーす!」と、家庭科部の朝倉がおでんを持ってきた。 「待ってたわよ、涼子!」 「長机、温めておきました…」と、ダンベル代わりにしていた長机を再び床に戻す古泉。 「静かに…出汁の香りが怯えています…」 「主に古泉くんにだと思いますが…」と、苦笑いの朝倉。

2019-06-16 10:47:32
©〄殺手山はるか®@📗佐々木彩音📖喜緑江美里📚長門有希📕朝倉涼子👾青野 武🍵西山家🍊 @nagato_sansan

古泉は動作の流れで、ロッカーの上に置いてあるカセットコンロを降ろす。 「こちらへ…」と、なれた手付きでカセットコンロをセットする。 「ありがとう。」と、あっさりと答辞を返す朝倉。 古泉はいつの間にか三角巾とエプロンをつけている。 朝比奈さんはいそいそと人数分のお皿を用意する。

2019-06-16 10:47:32