- toshi3636_1
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茂木健一郎
@kenichiromogi
進学先とか、就職先とか、あるいいは住むところ、旅行先とか、何かを決めなくては行けないときには、まず、徹底的に情報を集めるのは良いことである。特に現代においては、自ら積極的に集められる情報はたくさんあって、007のように諜報をしてこそ、判断を支える情報が蓄積できる。
2019-07-08 07:12:48
茂木健一郎
@kenichiromogi
しかし、情報を集めた上で、最後の最後はどう判断すると言えば、無意識の直観でやるのが良いことが多い。情報という意識でとらえられる素材をたくさん無意識に投げ込んだ後は、しばらく「熟成」してみて、それで無意識がどのような判断をするか、最後の最後はそれに委ねるのである。
2019-07-08 07:14:13
茂木健一郎
@kenichiromogi
この、意識的な情報収集と、最後の無意識の直観の判断という二段階方式は、多くの場合自分にとって納得できる、適応的な結果をもたらすことが多い。意識的な情報の吸収と、無意識の判断の両方が大切なのである。
2019-07-08 07:15:35
茂木健一郎
@kenichiromogi
他人の意見を聞くのも同じで、まずはいろいろな人の意見を聞くと良い。そうすると、さまざまな角度から、多角的に見方が蓄積される。そのようにして意識して岡目八目を集めた上で、最後のさいごは自分の直観で決断するのがよい。
2019-07-08 07:16:37
茂木健一郎
@kenichiromogi
意識的な情報収集、意見の集約と、それを無意識で熟成させた上での直観的な判断。このような二段階方式でものごとを進めるとうまくいくことが多い。人生の岐路に立ったとき、おすすめします。
2019-07-08 07:17:35
茂木健一郎
@kenichiromogi
以上、連続ツイート2268回「人生の岐路に立ったときの、意識から無意識への二段階方式」をテーマに5つのツイートをお届けしました。
2019-07-08 07:18:15