【横山光輝「三国志」講座227「死の密書」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第227話「死の密書」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。 ※今回の話は、大判・横山光輝「三国志」第13巻に収録されています。
1
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座227「死の密書」25】 曹操は、思い知らせてやれと言っただけですが、死んだという報告を受けて、自業自得というやつだ、と一言。そして、伏完、穆順の一族をことごとく町で打首にしろ、と言います。二度と謀反を起こさぬ見せしめとしろ、と命令します。

2019-07-11 13:25:43
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座227「死の密書」26】 老若男女問わず、伏完、穆順の一族、二百数十人がその日のうちに虐殺されました。待ち辻でことごとく殺されたのです。建安19年11月のことです。曹操は、暗殺に対してはとことん非情な処置で報います。

2019-07-11 13:28:35
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座227「死の密書」27】 皇后も伏完も穆順も、その一族もことごとく殺されてしまい、味方がいなくなってしまった献帝。こんなことが天日の下にあっていいのか、この世は獣の世なのか、と嘆きます。それ以後、献帝は食事を断ってしまいます。ハンガーストライキです。

2019-07-11 13:30:11
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座227「死の密書」28】 このままでは献帝は死んでしまうとい聞いた曹操は、これはちとまずいと考えます。まだ献帝には利用価値があると考えているからです。今、自分に逆らう者は朝敵の汚名を着せられると。

2019-07-11 13:32:10
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座227「死の密書」29】 曹操は自ら献帝に会うことにします。献帝の前に出た曹操は、自分も陛下の臣、あのような無情を好き好んでやったわけではないと。ああいう問題が表面化しては捨てておけずやったまでのこと、と言い訳します。

2019-07-11 13:33:39
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座227「死の密書」30】 国を治めるにはいろいろと苦労もあるもの。もう何もかも忘れて新しい生活をしろ、と身も蓋もない言い方をする曹操。さらに、自分の娘を皇后として、新しい生活をしろと言います。

2019-07-11 13:35:16
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座227「死の密書」31】 異存はないな、と言われて抵抗できるはずもない献帝。曹操のよきにせい、と献帝。こうして、曹操の娘が皇后として押しつけられます。ここでは名前は出てきませんが、曹節という名のようです。

2019-07-11 13:38:26
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座227「死の密書」32】 献帝の義理の父となったことで、曹操の権力はますます大きくなりました。強大な権力を握っている曹操ですが、目指すは中国統一です。果たして、曹操は次はどんな一手を打つのでしょうか。この続きはまた次回です。 今回はここまで。

2019-07-11 13:40:46