観劇報告書2019(7月ｰⅠ)

早い話が「どんなに他人に憧れその人の真似をしてもその人には決してなれない」って話です。一時的に成り済ます事は出来てもね。（ワールズエンド･ハッピーエンド）

これは本編では語られてませんが観ているうちに感じた事柄です。見方変えれば「向き不向き」に関する事なのかも。『他者には無い良さが自分にもきっと…！』という点は「性格」も同じくでしょうか。（ワールズエンド･ハッピーエンド）

セグウェイが実は出てきます。最近のって「持ち手」付いてないんですね。手ぶらで運転してました。小走りくらいの速度は出るっぽいですね、そこそこ速い。（ワールズエンド･ハッピーエンド）

ちなみにスターウォーズのライトセーバーも(お互いを火星人と疑い出し同士討ちを始めるという件で)出てきます。ちなみに火星人=イメージカラー｢赤｣=シスってのは面白いですよね。まんまですがwwww（ワールズエンド･ハッピーエンド）

このイヤらしさの無さが後述の件の怖さを余計に際立たせるんですけどね。ちなみに好きなのは朝食の件です。まぁアンドロイドなんで基本食事の必要はないのだけど、みんなでワイワイ食べる楽しさ、食べ物を味わう幸せみたいのがよく出ていたと思ったので。あ、ちなみにですがアンドロイドにも好き嫌いは一応あるよーですよ(笑)（ワールズエンド･ハッピーエンド）

ただこのアンドロイドの会話少し全般に早口なんですね、一部聞き取りづらい感はありました。もう少しゆっくりでも良いかとは。（ワールズエンド･ハッピーエンド）

あと反面、残念だったのは「もう1つの世界」の存在感が霞んでしまったことですね。もうここだけの話にしますが。あんまし「宇宙船のクルーが読んでる小説の中身だった」という事以外は存在意義ってのがよくわかんなかったですね。特に白兎と黒兎はワンダーランドのイメージがあったので期待してただけにちょっと…ね。（ワールズエンド･ハッピーエンド）

これはそのまんまです。これがある意味で話を考える上でのクライマックス。全くもっておぞましい。夏でお盆なのでお化け屋敷的なものを狙ったのでしょうか。（ワールズエンド･ハッピーエンド）

なんか【作品紹介】すると冒頭を切り取るのでどーしてもこーなっちゃうんですが…大事なのは実はここじゃないwwwwそれにしたって これまたずいぶんと「遠くから来ました」ねぇ。（遠くから来ましたのは）

三作品ここまでで観てますが「死ぬ」ってのが結構多かったんです。
①心づく彩(いろ)～銀河鉄道を探しては「死んだ人が銀鉄に」
②ワールズエンド･ハッピーエンドは「人に近いアンドロイドが機能停止してしまう件がある」
③遠くから来ましたのは、では「死者が生きてる人を見守る」って感じでした。

そのうちで最もその人の生死というか魂にまつわるお盆的な要素が強かったのが本作だと思ってます。（遠くから来ましたのは）

全般に演技は早口でも慌てる訳でも無く落ち着いてました。なのでかなり自然な会話が成立していたと思います。観る側としては聞き取りやすい。といっても何も抑揚が無いという訳では無くて…。

例えば主人公の楓とその友人の咲の会話や先生が諭す所なんかは意識的に口調を強めや柔らかめにしてた気はします。何気にメリハリ付けてある。（遠くから来ましたのは）

このキャラ達には助けられましたね。
①は女同士の醜い争いがなんとも暑苦しい…小者の集まりか(笑)
②めげんなぁ…って感じです。確かにキモキャラでしたが最後は良いとこ持ってってましたねぇ。
③実は同性愛者で告白出来ずに事故で…ってのが衝撃でしたね。（遠くから来ましたのは）

ちなみに話は反れますが幕間討論では講評から（本編に出てくるあの世とこの世を繋ぐ的な役割を果たす）黒猫の存在意義に関する質問がありました。その内容とは「この世の人とあの世の人が直接会話出来てるのに何故にその仲立ち的な役割をする黒猫が必要だったのか？」的なものでした。うーんよくわかんね…鋭いなぁ…なんて思って聞いてました。（遠くから来ましたのは）

高校演劇と学生演劇、劇団の違いってたぶんここだと思うのです。恐らく仮に劇団が高校演劇の様な事をガチで語ったらどんなに内容良くても単なる「中二病」だときっと思われるでしょうね。年齢って案外大事なんですよ。