「全く音が聞こえない人間が大学に入学し、講義をどのように受けて単位を取り卒業するのか」という問いに答えた当事者の話

これは全文読み、障害者(とされている人たち)と社会はどう向き合うかを考えるべきだと思う。
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シン・ハルコ💉💉 @tamalovepoaro

親のため、周囲のため、でもなく私のためであると動きました。 ただし、その力がない、あるいは細やかなところまで発言しにくい人であるならば補助しながら求めるところを伝える人は必要かと思われます。制度をよく知らない、あるいは今回取り上げられた国会であるとか特殊な環境の場合などです。

2019-08-02 22:55:07
シン・ハルコ💉💉 @tamalovepoaro

「ノートテイカー」の素晴らしいところはたくさんあり、ただ負の面もあります。ノートテイカーが常に隣席にいて、友人を作りづらい所です。 サークルなどにも所属しましたが、やはり聞こえないので話しかけ方がわからない。また、ゼミ内でのトラブルの挫折に苦しみ、半年休学したこともありました。

2019-08-02 22:57:40
シン・ハルコ💉💉 @tamalovepoaro

常に新たな変革が起こるときはそこに当事者がいて、変わらなければいけない時がある。 さらに言えば今回は国民の代表として務めるのです。大学はやめられるけれども議員などの特殊な職業はその限りではありません。その給与はそれぞれ平等に支払われます。けれど多くのステップを可視化したとき、

2019-08-02 23:00:51
シン・ハルコ💉💉 @tamalovepoaro

その費用はその当事者が負うべきか、といえばそうではない、と考えます。 障害者の権利条約に「障害のある人の、仕事への権利を認め、あらゆる形態の雇用にかかる全ての事項に関して障害を理由とする差別を禁止する」とあります。 障害のない人の就労に対するプロセスの自由、は「既存のもの」です。

2019-08-02 23:06:05
シン・ハルコ💉💉 @tamalovepoaro

「就労する」「就学する」、 「食っていく」そして「生きる」。 ただ、その行為のために多くの課題が可視化され考えるステップが見えるのが、障害のある人間と出会うこと、でもあります。 われわれがなんでもなく吸うように得ていたものはなんであったのか。

2019-08-02 23:09:14
シン・ハルコ💉💉 @tamalovepoaro

こうしたことが立法府において、一定の民衆の支持を得て起きつつある現象はごく自然なことであり、変容をわたしは慶びます。 もう一度言います。 「ずるい」というのは、とても簡単であり強い感情です。 けれど進化はしません。

2019-08-02 23:12:29
シン・ハルコ💉💉 @tamalovepoaro

最後に、大学において、そして今の職場に置いて、多くの理解、尽力いただいた方々に深く感謝申し上げます。 現状、わたしはこのように意見を書けるくらいは食っていけて生きて、考えながら過ごしています。

2019-08-02 23:14:21