- SIBA_CHArulu_XX
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この映画がアニメだったならそこに「リアリティ」は感じられず、チープなものにしか見えなかったんじゃないかな。洋画だからこそ出来た滅茶苦茶さであり、洋画だらこそより面白く見える禁じ手だったわけよ
2019-08-04 03:39:30所々で見えてくるからくりは胸糞悪さと絶望しかなかったよなぁ。世界も人間も全ては作り物。現実はトゥルーマンだけで、トゥルーマン一人が何も知らずにフィクションにさせられ、エンターテイメントとして消費させられる。それを生まれてから30年間もだぜ?最高にクレイジーなショーですよこれ…。
2019-08-04 03:41:43だけど、創造主による完璧な計画によって成り立っていたこのリアルフィクションには、大きな誤算があったんだよ。 それは、本当はフィクションではないのだから彼も現実の人間のように夢を持ち、思考するということ。ロボットではないから、完全には操ることはできなかったんだ。
2019-08-04 03:44:14おそらく創造主は、トゥルーマンが夢を持つくらいでこのフィクションが崩れることはないと思っていたのだろう。 ところがどっこい、「冒険をしたい」という彼の幼き頃に夢を持ったその時点で、もうこの番組の終焉は見えていた。
2019-08-04 03:46:12そして冒頭からずっと口癖のように言っていた「直接会って、おはようとこんばんはとおやすみは言わなきゃダメ」という台詞も、彼の精神構造そのもの=フィクションを否定するという気持ちの表れが既に描かれていた。 つまりは、冒頭から既にこの番組の崩壊の兆しが見えていたのである
2019-08-04 03:47:41この映画は、トゥルーマン・ショーが終焉を迎える5日前からの出来事を切り取った物語ということらしいので、なおのこと冒頭の時点であのラストへの伏線は周到に張られていた、というわけなんだよなぁ。2回目を見ればまた印象が変わるかもしれないね。トゥルーマンは最初から叛逆する気満々だったんだ
2019-08-04 03:49:05トゥルーマンが「冒険をしたい」という幼き頃の夢を忘れず持ち続けていたことこそが、「究極のリアルフィクションからの解脱」のための鍵となっていたというこの秀逸な構成に思い返して「誠に恐れ入った!」という言葉しか出てこない。すごいわこの映画…最初から全てが一本の線で繋がっているんだ。
2019-08-04 03:51:16「トゥルーマン・ショー」総評→洋画だからこそ出来た究極のリアルフィクション超傑作ッ! それをフィクションと成ったリアルのトゥルーマンが、真っ向から否定し「主人公が物語を完全に否定すること」で全ての引導を渡した衝撃の結末には、劇中の番組のファンのように、感動でございましたッ!
2019-08-04 04:00:08