『“環境問題のウソ”のウソ』に先見性はあったのか、なぜ話題にならなかったのか考えた日記

ただの読書感想文を書いた日記です。内容に間違いがあった場合は訂正し謝罪しますので、ご指摘ください。
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いちのせやよい @iciinoseyayoi

そして、それはそれとしてきちんと取り締まるべき問題だけど、各自がきれいに洗ってキャップとラベルをとったものであれば日本の技術でリサイクルできるのだから、ペットボトルリサイクルを推進するべきだという話とは違う。 そうしたものはリサイクル資源であると訴えればよかっただけなのである。

2019-08-05 11:32:07
いちのせやよい @iciinoseyayoi

ペットボトルを使うのは控えるべきだという点においては山本弘も武田邦彦も同じ意見なのである。その一点においては仲良く同意しておいても良かったのである。対立する二人においてもその点についてだけは同意できるという考えは、環境問題にとって重要な考えであると誰もが理解できたはずである。

2019-08-05 11:32:26
いちのせやよい @iciinoseyayoi

この本が出版された時期というのは、それまで業者がお金を受け取って廃ペットボトルを受け取っていた時代から、業者が廃ペットボトルを資源として買うようになった転換期であった。

2019-08-05 11:32:55
いちのせやよい @iciinoseyayoi

それについて、廃ペットボトルはこれまで業者がお金を受け取って処理するようなものであったからリサイクルとはいえず一時的なものだとする武田邦彦と、これからの時代は業者が資源として買うようになるリサイクルの時代だとする山本弘の、二つの考えがあったのである。

2019-08-05 11:33:26
いちのせやよい @iciinoseyayoi

昨今、確かに途上国では廃ペットボトルが問題となっている。しかし同時に科学技術も発展している。10年前の数字は今とはまた違うのである。ペットボトルのリサイクルにかかる環境コストは今また再計算しなおさなければいけない。今さら両者のこの本を読んでペットボトルリサイクルを論じる必要はない

2019-08-05 11:34:36
いちのせやよい @iciinoseyayoi

私たちが知りたいのは、専門家の書いた最新の情報であり、環境のために何をすべきかなのである。10年間の本を持ち出してどっちがどうとという話よりも、今のペットボトルリサイクルの話が知りたいのである。

2019-08-05 11:39:10
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