感想文その3『Sheer Heart Attack』 もはや何日目とか関係なくなった。いや毎日はむり(# あきらめ) Queenが世界的なバンドへと階段を1歩上がった3作目のアルバム。 ブライアンの(予防接種に使われた不衛生な針による)腕の壊疽、ブライアンの(↑の理由による)肝炎、ブライアンの十二指腸潰瘍と、
2019-08-06 23:04:32ブライアンが何をしたって言うんだ!って状況。ツアーも中止となり、ていうか印税が全然入らんし、でとにかく前途多難だったアルバム。この件でブライはバンドに迷惑をかけたと自責し、ギターを交代させられるんじゃないかと肝を冷やした。そんなことは無かったが。
2019-08-06 23:07:04とにかくこのアルバムは所謂「クイーンらしさ」というものが1点に濃縮されたアルバムである。それまでのクイーンの「らしさ」を濃縮しつつ、限りなく無駄を落とした珠玉のアルバム。ブレンドコーヒーみたいなもの(適当)。
2019-08-06 23:07:47そこのお前!もう言われ過ぎてて界隈で知らない奴いないんじゃないかってぐらいだが、このアルバムに曲名の方の『Sheer Heart Attack』は入ってないからな!!!!先生はどっちのシアハを取ったんだろうか。ズンズンチャがQueenって知らなかった、キラークイーンは聞いたことあるよってファンは多そう
2019-08-06 23:09:141曲目『Brighton Rock』 ブライアンの津軽三味線風ギターソロが聴けるのはこの曲!そしてライブの時の定番、買い物に行きたくなるギターソロになった。病状から見事に回復を遂げたブライアンの自信満々のギターが凄いぞ!繁華街の騒音から前作を締めくくった『I Do Like To Be Beside The Seaside』の
2019-08-06 23:10:42口笛が『ライの国からブライトンの浜辺まで、聞き手を連れていってくれる。』歌詞はジミーとジェニーの休日の恋の話。実はジミーにはちゃんとした(?)恋人がいて、ジェニーは遊ばれてましたってオチ。「バレたら謝んねぇとな」って言ってるあたりこっちも軽そうなんだよな。
2019-08-06 23:11:30ちなみにフレディが地声とファルセットで劇団ひとりをしてくれてるので視点はかなりわかりやすいよ!まあ親切!とにかくブライアンのギターを聴け、という曲。
2019-08-06 23:12:032曲目『Killer Queen』 メンバー全員が「クイーンが要約、または凝縮された曲」と認める、転換期となった曲。ロジャ曰く「ギターソロのトライアングル1つ取っても完璧。」ライブではジョンがトライアングルを叩く。ミスるとブライアンに怒られるぞ!見たことないディーキーファンはモグリ(オイコラ)
2019-08-06 23:13:22これを聴いてつられて調べたらズンズンチャが実はクイーンの曲だったと知ったオタクは多そう。私です。クイーンの存在を初めて知ったのがこの曲なんです。あとバイツァダスト。あのギターソロはあまりにも衝撃的すぎた。友達は誰も知らなかった。カラオケでは爆死した。
2019-08-06 23:14:43この曲だけはマジで初めて聞いた時の衝撃を忘れられない。指パッチンに始まりサビ、濃厚なコーラスにちょっとした効果音。そして何より、ブライアンの3パートハーモニーのギターソロ。博士のギターソロでも五本の指に入る超名ソロ。本人の言うように、主旋律を引き立てつつそれとはまた違っ
2019-08-06 23:17:05た旋律を奏でることで、曲をグッと(この表現しか使ってないな)纏めあげてる。ラスサビに向けた「wild,wild…」のこのアツさ、そしてトドメとばかりのキラーン✩! 要素要素は多いのに、不思議と軽めに聴こえてしまうんだけど、実は一つ一つの音が完璧すぎるこの1曲。 「極上のクイーンさ」(Bri)
2019-08-06 23:18:18映画でも再現された、あのアテフリMV。ロジャーのやる気のなさがスゴい。この苦い経験がバーラップのMV撮影に繋がった……のかもしれない。
2019-08-06 23:19:29ちなみにフレディの歌声も充分すぎるほどだが、アダム・ランバートが歌うと別の意味でヤバくなる。玉座に座って扇で涼む姿、アダム本人の持つ色気やバイセクシュアリティが最強に解放されて色々とヤバイ事になる。言い方が雑。来冬のライブでは歌ってくれるのかしら。
2019-08-06 23:21:063曲目『Tenement Funster』 udiscover曰く、「ロジャー・テイラー作の反逆のロックン・ロール・ナンバー」。曲調がそういうわけではないが、歌詞的にはかなーりロジャの個人的な思いが書かれてますね。「人生でいい思いはしたい。けれど、そういったものは大概タダじゃない。ナイフみたいなので切る
2019-08-06 23:21:46のと同じだ」、慣用句も入ってる気がしますが。この後書く曲も考えると、ロジャーは本当にロックンローラーになりたい、あるいはそう生きたいと考えてるんでしょうね。この曲はそのまま自然に次の曲へ繋がります。紹介雑
2019-08-06 23:22:464曲目『Flick Of The Wrist』 デスオントゥーレーッグス!ではない。言わばその前身。あっちも大概だけど、こっちはこっちでなかなか口悪い。「それは搾取だ」「君は騙されてるんだ」って第三者目線で言えるあたりまだ冷静。トライデントとの話は二本足の死神の時にでも。ジョンのベースが神がかってる
2019-08-06 23:23:18ライブだとロジャのイケボがかなり光る。キラークイーンと両A面だったのにそんなに知名度ない。私はかなり好き。しつこいがジョンのベースが片手の指に入るぐらいカッコイイ。マジで。これならチューバでやれと言われてもやれる。やらせろ。
2019-08-06 23:24:21曲調としてはかなり王道を行ってはいるんだけれど、なんと言うか、アニソンとかMAD曲に通ずるものを感じる。つまり、心揺さぶる激しいメロディ、情熱的な歌詞、アップテンポ、コーラス。言い方がかなり悪いがまさに「それっぽい」曲調。最近の曲だとロゼの『Ringing Bloom』がほぼほぼ同じ雰囲気。
2019-08-06 23:25:225曲目『Lily Of The Valley(邦題:谷間のゆり)』 なんというか、幻想的で、ファンタジー的な、まあなんかそんな感じの曲。実は谷間のゆりがスズランって意味なのはあまりにも有名。ライの王が王位を奪われたことでライの国シリーズはここにて終結する。
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