長崎の原爆投下についてまとめてみた

ℳ.日本史と近代史◇歴女と呼ばないで @MoeK20060408

2013年（平成25年）3月 1人の少女の命を救った防空壕は当時の状況などを伝える解説パネルと共に一般公開されています。 中に入る事は出来ませんが、入り口は透明な板がはめ込まれ、内部には照明が付けてあり、内部の様子を見られるようになっています。 pic.twitter.com/PONVIOkEo2

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長崎への原爆投下から6日後の8月15日 終戦の詔勅（玉音放送）が流れ 国民へ終戦が告知されます。 それからおよそ一ヶ月後の9月2日 各国政府代表が日本の降伏文書に調印し、第二次世界大戦は終結しました。 pic.twitter.com/zRwMi5vLOu

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長崎市に原子爆弾が投下されてから74年。多くの尊い生命が失われ、その後も放射線などによる後遺症で 多くの人々の身体と心に消える事のない傷痕を残しました。 これまでに原爆で亡くなられた方は182,601人。被爆者の平均年齢は82歳を超え、被爆体験の継承の難しさが問題となっています。

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毎年8月には太平洋戦争や近代の歴史番組が多数放送されます。その中で私が心に残った言葉を最後にご紹介します。 ご自身も当時、長崎で被爆し 戦後は作家になられた林京子先生の「やすらかに今はねむり給え」のあとがきの一節です。 pic.twitter.com/oJVlctvrfk

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「今日、広島・長崎の最後の被爆者が死にました。 21世紀のいつの日か、こういう記事が新聞の隅に載ることでしょう。 見出しが大きくとも 小さくとも、その日が平和であるのを願うのみです」

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明治以降の近代史は学校の授業でも 詳細に取り扱われる事がありません。少なくとも私が学生時代の頃は明治維新で終わり、 公民の授業では日本国憲法や三権分立などを学ぶ程度でした。私自身も戦後の生まれで 戦争体験は勿論ありません。 pic.twitter.com/a9HtpBk5bX

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2015年（平成27年）太平洋戦争終結から70年の夏、私は沖縄のひめゆりの塔や旧海軍司令部壕を訪ね 衝撃を受けました。 そこから4年。まだまだ稚拙な文章ですが、自身で訪ね歩いた戦争遺跡や軍事遺産・慰霊碑などをツイートで伝えています。 pic.twitter.com/WmOWdfSnmc

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戦争体験者でない私が何を伝えられるのか。自身の足で訪ね、目で見て心で感じる事。拙い文章ではありますが少しでも思いが伝わったら、興味を持っていただければと思います。 何を伝えられるのか、明確な答えはまだ出ていません。

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その答えがいつ出るのかは分かりません。ですが 林京子先生が遺してくれた文のように 最後の被爆者の方が亡くなられた時。戦争体験者の方が この世界から居なくなってしまった時。その日が戦争のない、平和な日である事を願って私はこれからも伝えていきたいです。 pic.twitter.com/YK0yy0L7fN

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参考文献・資料 ・山口 彊著「ヒロシマ・ナガサキ 二重被爆」 ・林 京子著「やすらかに今はねむり給え」 ・小西 誠著「サイパン&テニアン戦跡完全ガイド―玉砕と自決の島を歩く」

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・NHK ETV特集　「少女たちがみつめた長崎」 ・NHKスペシャル「“あの子”を訪ねて ～長崎・山里小　被爆児童の70年～」 ・BS1スペシャル「幻の原爆ドーム ナガサキ 戦後13年目の選択」

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また、今回のまとめを作るにあたり 資料館の展示の使用許可を頂いた長崎原爆資料館の学芸員の皆様に深く感謝申し上げます。

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まとめは以上です。先の大戦と原爆投下で犠牲になられた方々の御冥福を深くお祈り申し上げます。