「クリティック」って一体何だろう?
@taiki_wger この辺、Lexicalistな理論の方々にもお伺いするのが宜しいんでしょうかねえ。 ・・・・そういや、LFG/HPSGに特化した形態論ってのは聞いた事無い気がするなあ。
2011-05-24 12:20:39@adjunctisland なるほど。数の問題ではないことは重々承知していますが、Dが日本語にもあるというのは結構受け入れられている感じですか?
2011-05-24 12:21:16@taiki_wger 出版前バージョンのドラフトでよければメールで送りましょうか?ページ打ちとかレイアウトは微妙に出版版とは違いますけど。
2011-05-24 12:22:22@taiki_wger お名前で検索したらウェブページが出てきたので、そちらに掲載されていたアドレスに送りました。ご確認下さい。
2011-05-24 12:28:25@taiki_wger うーん…冠詞がない、というのは重要ですが、NPの上に関係節をホストする機能範疇は欲しいですし、またCPと平行の特徴があったら…わかりません、ごめんなさいヽ(;▽;)ノ
2011-05-24 12:29:13ところで、各言語ごとのクリティックが、音韻・形態・統語・意味等々色々なレヴェルで個々に違うように見えるというのは間違いなくありそうで。問題は理論として「クリティック」というカテゴリーを設定することに何か意味があるのか、ということですよね?
2011-05-24 12:29:42@taiki_wger クリティックというカテゴリーを設定してもいいけど、通言語的に適用できる理論的なカテゴリーにはならなくて、各言語で微妙に振る舞いの違う「現象の名前」になってしまうのではないかというのが私の考え方です。
2011-05-24 12:32:09@adjunctisland とてつもなく恣意的なカテゴリーのような気がしますよね・・・・って書こうとしたらotoguroさんが・・・
2011-05-24 12:32:54@otoguro むむむ・・・そうですか。そうなのか・・・ RT: クリティックというカテゴリーを設定してもいいけど、通言語的に適用できる理論的なカテゴリーにはならなくて、各言語で微妙に振る舞いの違う「現象の名前」になってしまうのではないかというのが私の考え方です。
2011-05-24 12:33:05@adjunctisland NPの上に関係節をホストする機能範疇としてのD・・・というのはアリなんですね。むむむ
2011-05-24 12:34:20@adjunctisland @taiki_wger Conceptualな部分からの要求としてはLFはLearnabilityの観点からもそこまで個別言語て違わないはずなんですよね。見えないところが大きく違うとAquisitionにいらぬ負荷がかかるということで。
2011-05-24 12:35:10@taiki_wger これには、関係節のサイズがCPではないけど少なくともInflPだというMurasugi先生とWhitman先生のそれぞれ独立の結果があって、付加対象のサイズはまた同じくらいじゃないといけないかも、ということが。
2011-05-24 12:42:40@adjunctisland なるほど・・・ RT: これには、関係節のサイズがCPではないけど少なくともInflPだというMurasugi先生とWhitman先生のそれぞれ独立の結果があって、付加対象のサイズはまた同じくらいじゃないといけないかも、ということが
2011-05-24 12:45:23@koda_TO なるほど…冠詞がないことに関しては子供はどういう獲得過程に反映させるか、CinqueやAlexiadou流だと基本構造は獲得されない、生得的なものとされそうですが… @taiki_wger
2011-05-24 12:49:04@adjunctisland 何を持って、どのぐらいを生得的とするのは議論の余地があるんでしょうけど、「どの言語も大まかにLFでの構造は似通っている」ってのがデフォルトでしょうねえ。ただこの点からCartographyにもっていくのは性急かなとはおもいますが。
2011-05-24 12:53:02