- silverclock96
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@SaTMRa 『見聞録』巻末の参考文献リストにも「バーズテール」が記載されているので、本書中の「アドベンチャラーズギルド」というカタカナ表記での言及に際してクロちゃんの念頭にあったのはそれかな、と存じます。先日に軽く読み返してみた限りでは、本文中での明示的な言及はなかった気がします。
2019-08-27 18:39:43@SaTMRa ああ、その小話は読んだような!>ワイン蔵ダンジョン バーズテールの初期クエストネタですよね。 いま出先で手元に本がないので確認できませんが、『見聞録』『千夜一夜』のどちらかにあったはず……なんですけども、もしかしたら『五竜亭』の与太話と記憶が混じってしまっているかもしれません。
2019-08-27 18:49:02書き方が「ようは盗賊ギルドと大差ない→要するに"(盗賊ギルドそのもののシステムが挙げられる)"」って流れだから、実在するとすれば(システムを流用して)こうだろう、みたいな言い方とも取れるか。(直後の盗賊ギルドの項目で、ショバ代の話とかがざっくりカットされてたりするし)
2019-08-27 23:34:43ああ。『クロちゃんのRPG見聞録』の底本はたぶんこれだ、86年、コンプ版(D&D版)のロードス島! 以降でぶっつり出てこなくなる年会費と紹介料のパーセンテージ、あとサービスの話がまとまってる。(画像、『クロちゃんのRPG見聞録』(黒田幸弘、富士見ドラゴンブック、p236-237) pic.twitter.com/PlDhxOG8Fc
2019-08-28 07:18:48※情報に一部間違いがあったためファンタジーに造詣が深いことで知られる森瀬繚氏から指摘をいただきました。
『指輪物語』の原文には、「guild」も全く出てこないようです。『二つの塔』中に「guild」という語が出てくるテキストが存在するようなのですが、複数の原書と突き合わせて確認しましたところ、これは「guile」の誤植である可能性が高い模様。
2019-08-27 13:41:30『指輪物語』の原文には「Adventurer/Venturer」が一度も出てきませんし、自分が確認した限りでは新・旧双方の日本語訳で「冒険者」という語は出てこないと思われます。(なお、中つ国に広げますと『終わらざりし物語』の「アルダリオンとエレンディス」に船乗りのギルド Guild of Venturers が)
2019-08-25 14:34:44この Guild of Venturers、日本語版ですと「冒険者組合」となっています。このVenturer のニュアンスは、日本的な「冒険者」というよりも貿易商人を指すものかと。海外の用語集を眺めますと基本的に「船乗りのギルド」と説明されているようですし。
2019-08-25 14:36:47「冒険者組合」の翻訳が不適切だと申し上げているわけではありませんので、念の為。「いわゆる日本ファンタジーの冒険者とはニュアンスが違いますよ」というお話であります。
2019-08-25 14:45:59@Molice 『アルダリオンとエレンディス』における記述を見るに、冒険者組合は単なる船乗りのギルドではなかったように思います。彼らは航海者であると同時に探険家であり開拓者であり商人であり、さらには中つ国で力を取り戻しつつあるサウロンに対抗すべくエルフ王ギル=ガラドに助力する義勇兵でもありました
2019-08-25 14:56:02@TatenoKousetsu 貿易商人という言葉に、古式ゆかしい冒険商人(マルコ・ポーロのような)のイメージを込めたつもりではありました。が、「冒険商人」という言葉を使って良いものか悩みどころでありまして。(^^; アメリカだと、Adventurerは「山師」のイメージが大きいようでもありますね。投機家や金の採掘師など。
2019-08-25 15:01:43そういえば、16世紀の英国デヴォン州には、「エクセター商人冒険者ギルド the Merchant Adventurers' Guild of Exeter」などと呼ばれる組織(正式名称ではなく呼称のようですが)があったようです。こちらは、昨日話題にした冒険商人の組合ですね。 amazon.co.uk/dp/134807342X
2019-08-27 15:42:11現状の最古
1987年6月。
このまとめ作成時からなんと32年前である。
この時点では「アドベンチャーギルド」の名前なので当まとめの主題とは少しズレる。
日本語版監修の大貫昌幸さんが「設定しました」と言っているので、グレイホークには無かったと思われ。#冒険者ギルド ドラゴンランス・モジュールが展開中で フォーゴトン・レルムも未発表。 Dragon誌は知らないw pic.twitter.com/Cu0l6gfqUZ
2019-08-27 16:42:55「冒険者ギルド」に相当する組織の、おそらくは日本国内の商業初出。新和の『ドラゴンマガジンVol.2』記事で、1986年11月発売。 twitter.com/mino_ishioka/s…
2020-02-23 21:42:37続いて、ワードとしての「冒険者ギルド」が出てきたのは『コンプティーク』1987年7月号の『ロードス島戦記Ⅱ』。この時点ではまだ耳慣れない組織なので、プレイヤー/読者への説明が必要だった。(その派生元である盗賊ギルドなども含め、『GMマガジン』次号を参照) pic.twitter.com/h3u4UtyDiZ
2020-02-23 21:44:39当ツイートの時点でGMマガジンはvol10であるため、次号とは2020年3月下旬発売予定のVol11と思われる。
さらにその数ヶ月に『おざなりダンジョン』連載開始。第1話から登場しているギルドは、「冒険者」ではなく「傭兵」の語を使っていたものの、実質的に今日の冒険者ギルドの業態をほぼそのまま先取りしていて、ランク制も導入されていた。 pic.twitter.com/u4wAL5mraW
2020-02-23 21:45:59『Phantasie』に登場する何ギルドかわからないギルドが実質冒険者ギルドだった件。これはすっぱり忘れてましたぜ。 pic.twitter.com/3rn6RP9kWU
2020-02-23 22:28:09『ファンタジー ジェルノアの章』(英語: Phantasie)
1985年にStrategic Simulationsから開発・発売されたコンピュータRPG。
1986年8月:日本ローカライズ版『Phantasie』(スタークラフト)のギルド 1986年11月:『ドラゴンマガジン』Vol.2記事のアドベンチャーギルド 1987年7月:『ロードス島戦記II』の冒険者ギルド 1987年11月:『おざなりダンジョン』のギルド(傭兵ギルド?)
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