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インボイス制度に関して「フリーランスはどうなるの」についての連ツイが興味深い

やっぱりややこしい
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師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

物書きをしております。 主な著作:『火の国、風の国物語』 『僕と彼女のゲーム戦争』 『無法の弁護人』『フリーランスが知らないと損する お金と法律のはなし』等(既刊52冊)。ゲームシナリオ8作。電撃オンラインや電ファミニコゲーマーに不定期企画記事を掲載中。 その他の履歴・お仕事のご依頼等はブログからどうぞ!

december.sblo.jp/category/64589…

師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

インボイス制度のお話。 「こまけぇことはいいからフリーランスは結局どうなるの?」というのが分からず税理士さんに質問しまくってようやく理解。 結論から言えば 「年収の5%を消費税として納める」 「報酬受け取り時に消費税分を加算してもらうのを諦める」 の二択に。(消費税10%として)

2019-08-29 20:47:32
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

個人的にインボイス制度の解説でわけ分からんのは、自営業全般で話をしてるからだと思います。卸売業も小売業等もサービス業等も一緒にせず、作家・イラストレーター・漫画家などのフリーランスに限って話をするとだいぶ楽です。 (正確には簡易課税制度の第五種事業に該当してる人)

2019-08-29 20:48:37
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

また、「フリーランスの報酬には消費税が加算されている」というのが大前提です。古事記にもそう書いてある。 「俺フリーランスだけど消費税払われたことがない!」という人もいると思いますがその事例を混同するとやれ二重関税だのと大変話がややこしくなりますので。

2019-08-29 20:49:45
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

余談ですがフリーランスやってて消費税が支払われない場合は、消費税転嫁対策特別措置法などを持ち出して交渉しましょう。詳しくはこちらの本で!(宣伝) amazon.co.jp/dp/4800720621

2019-08-29 20:49:46

免税事業者と課税事業者

師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

さて、まず我々のようなフリーランスの場合、消費税については ・免税事業者 ・課税事業者 という二つがあります。前者の場合は文字通り消費税の納税を免除されるわけです。

2019-08-29 20:50:41
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

大体のフリーランスは自動的に免税事業者です。 「前々年度の年収」が1000万以下なら免税事業者になるからです。 余談ですが「消費税が辛いぜ」とこぼすフリーランスがいたら焼き肉をたかる風習があるのはそのため。古事記にもそう書いてある。

2019-08-29 20:50:41
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

(なお正確には年収ではなくフリーランスとしての年間売り上げですが、フリーランスの場合は大体売り上げ=年収なので)

2019-08-29 20:51:43
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

※重要 ただし、「前々年度の年収1000万以下」のフリーランスであっても、自分から申請して「課税事業者」になることができます。 (消費税課税事業者届け出書の提出)

2019-08-29 20:51:43
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

自分から課税事業者になることに意味があるのか? 一応あります。 たとえば報酬としてもらった消費税以上の消費税を国に収めた年の場合、「課税事業者」なら消費税の還付を受けられます。ただし、毎年の仕入れもないフリーランスの場合、よっぽど設備投資したときぐらいしか生じない状況ですが。

2019-08-29 20:51:43
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

で、インボイス制度が始まる2023年10月からは結局どうなるか。 まずフリーランスがクライアントから報酬を受け取る際、前述の「免税事業者」であればクライアントから報酬として消費税を受け取れなくなります。

2019-08-29 20:51:43
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

(言い換えると、「消費税は支払先が課税事業者に限り支払う」ことになるそうで。そのためインボイス制度開始後は、クライアント会社に対して「私は免税事業者です」という届け出をする必要が生じそう)

2019-08-29 20:56:27
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

たとえば本を出して100万円の印税を頂いたとしましょう(注:あくまで仮にです)。 そこに消費税が加算されるので、8%として100万+8万が振り込まれます(源泉徴収は今は無視)。 ですが「免税事業者」のままでインボイス制度が始まった場合、もらえるのは100万円だけになります。

2019-08-29 20:56:27
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

そこで「免税事業者」ではなく申請して「課税事業者」になれば、インボイス制度後もこれまでと同じように報酬に消費税が加算されます。 前述の例で言えば報酬は100万+消費税10万円という形ですね。(面倒くさいんですがそのときには消費税10%になってるはずですので)

2019-08-29 20:56:28

原則課税方式と簡易課税方式

師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

とはいえ課税事業者になれば当然消費税を納める義務が生じます。 一方で、この消費税を納める形には、 ・原則課税方式 ・簡易課税方式 という二つがあります。

2019-08-29 20:56:28
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

本来、消費税を納付する場合、 「報酬としてもらった消費税」から「経費にかかった消費税」を差し引いた上で計算できるんです。 でも仕入れがあるわけでもない我々のようなフリーランスでこれをやるのはあまり利益もありません。

2019-08-29 20:56:28
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

そこで「簡易課税方式」を選ぶと、フリーランスの場合、受け取った消費税の50%を払えばOKということになるんです。 (なお業種によって50%というパーセンテージは異なります。ここで触れてるフリーランスが簡易課税制度の第五種事業に該当するので50%というだけで)

2019-08-29 20:56:28
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

なのでインボイス制度適用後の簡易課税方式の場合、 収入300万、消費税率10%とすると、報酬として加算される消費税は30万。そのうちの50%=15万を消費税として納める形になります。 (厳密には消費税30万×(100%-50%)=15万)

2019-08-29 20:56:29

導入後はこうなる

師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

つまりインボイス制度導入後は、 ・免税事業者のままで300万の報酬を受け取るか ・課税事業者となって300万+消費税30万を受け取り、あとで15万を消費税として納付するか の二択になります。当たり前ですが課税事業者になる方がお金が多いことになります。

2019-08-29 20:56:29
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

で、これで冒頭の結論に繋がるわけです。↓ インボイス制度が始まると、「年収の5%を消費税として納める」か「報酬受け取り時に消費税分を加算してもらうのを諦める」の二択になると(消費税10%として)

2019-08-29 20:58:41
師走トオル@10月にファンタジア文庫から新作出ます @SiwasuToru

なんと課税事業者より免税事業者の方が損になるわけですね。五年先の話なのでそのときまでにどうなるかは分かりませんが。

2019-08-29 20:58:41
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コメント

すぷら愛好協同組合連合会日本支部シューター課N-ZAP85係サブ性能アップ推進協議会運営事務局 @ayaya0089 2019年9月3日
なんで課税事業者の方が得になるかといえば「課税事業者は消費税を負担していない」からなんだよな。納税はするけど、負担はしていない。免税事業者は経費にかかった消費税を負担することになるが、課税事業者は経費の消費税を控除できる(還付を受けられる)から、消費税分をきちんと受け取れるのであれば課税事業者の方が得になる。
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inu @inu1122 2019年9月3日
自分は来年法人化します。
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tehepero @tehe2014 2019年9月3日
税務署の人たちが一番メンドクサイと思ってるはず
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tester @tester65281616 2019年9月3日
免税事業者は徐々に取引お断りされていく・・・なんてことになるんだろうか
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Alpha with CUB&GSR @2525_Alpha 2019年9月4日
そもそもインボイス(税額票)は付加価値税が導入されている国の多くで義務化されていて(近いところではシンガポール)、それは「納税額をごまかさない」ことが目的。簡易課税でも甘いのですよ…
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にににry⋈ @for_registratio 2019年9月4日
販売管理システムの仕様で考えると面倒くさいことこの上ないな…。仕入れの際、商品マスタに持ってる軽減税率対象か、そうでないかで税率変えつつ、仕入先が免税事業者だったら無税に上書き。消費税は商品単位または伝票単位または請求書単位で計算したりしてた良かったけど、これは出来なくなる?それとも維持される?頭おかしなるで。
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Σさん(RC) @SigmaSan4536 2019年9月5日
免税事業者に対しては発注側が消費税を払わなくてよくなるってこと…?それはつまり免税されているのは事業者ではなく発注者なのでは
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にににry⋈ @for_registratio 2019年9月5日
SigmaSan4536 その発注者は免税事業者から100万円の仕入れをしたとして、それを200万円で売るときには20万円の消費税なので、20万を消費税として国に納めることになる。通常だと20万-10万で10万円を納める。
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