- Kim_Kaphwan11
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はじめに。
自分が「偽善者」なせいか、「正義」に興味があります。
先日、「気象正義」について思うところをまとめました。
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その他にも「アレクサンドリア・オカシオ・コルテス」さんの演説を元に、「正義」について考えた過去ツイートをまとめたいと思います。
いま「気象正義」を求めて活動している若者達も、将来自分たちの信じる「正義」以外の「正義」を飲んだり吸ったりしなければならないかも知れません。
その時にこそ、彼らの真価が発揮されるのかもしれませんね。
皆さんはどう思われますか?
参考資料:【ベンザ】「あなたの正義はどこから?」正義の多様性について【ブロック】
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ふーむ、そうですか・・・。 言ってることは良いのですが、はたして行動が伴うでしょうか? twitter.com/CourrierJapon/…
2019-01-27 12:18:23正義は、本で読む概念ではない。 正義は、私たちが飲む水のこと。 正義は、私たちが吸う空気のこと。 正義は、いとも容易く投票できること。 正義は、女性たちの賃金がいくらかということ。 courrier.jp/news/archives/…
2019-01-26 19:03:11正義は、本で読む概念ではない。 正義は、私たちが飲む水のこと。 正義は、私たちが吸う空気のこと。 正義は、いとも容易く投票できること。 正義は、女性たちの賃金がいくらかということ。 courrier.jp/news/archives/…
2019-01-26 19:03:11記事では、アメリカ下院の最年少議員「アレクサンドリア・コルテス」さんが、「キング牧師」張りの名演説を行ったと伝えています。 『正義は、私たちが飲む水のこと。正義は、私たちが吸う空気のこと。』 言ってることは良いのですが、私は反射的に「うわ、うさんくせえ」と感じてしまいます。
2019-01-27 12:18:23「正義」を語るのは良いのですが、問題は「正義」の中身でしょうね。 ネットではこのような名言もあります。 『正義の反対は、別の“正義”あるいは“慈悲・寛容”なんじゃ」 ↓ ameblo.jp/akito0897/entr…
2019-01-27 12:18:23また、「正義」に関しては「エリン・ブロコビッチ」という映画を思い出します。 実際にあったアメリカの公害訴訟を元にした映画です。 ↓ movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%82%A… この訴訟では、企業側が責任を認め、住民側に3億3600億ドルの賠償金が支払われました。 映画的には「ハッピーエンド」ですね。
2019-01-27 12:18:24しかし、実際は紆余曲折がありました。 当初、住民側は「企業側の責任を徹底的に追求する」方針でした。 しかし、この方法では企業側も徹底抗戦するため、結審までに15年近い年月が必要と見られていました。
2019-01-27 12:18:24主人公のエリンも当初は徹底的に戦うつもりでしたが、健康被害が出ている住民達を見て「和解調停による示談」に方針を切り替えます。 「徹底的に悪を糾弾して糺す」のも正義ですが、「今現在健康被害に苦しんでいる人に十分な補償を与える」のも正義でしょう。
2019-01-27 12:18:24エリンは2つの正義の狭間で葛藤し、結局「和解調停」を受け入れ、住民達も説得して纏め上げます。 和解調停では、「企業が住民に健康被害が出ることを知りつ隠していた」という決定的な証拠が発見されました。
2019-01-27 12:18:24これにより「企業側が責任を全面的に認め、住民側に巨額の賠償金を支払う」という住民側のほぼ希望通りの結末となりました。 ↓ nautpolis.net/brokovichi/bro… しかし、もし決定的な証拠がでなければ、企業側の責任は有耶無耶にされたかもしれません。
2019-01-27 12:18:24このように「正義」を行うには「葛藤」が伴うと思います。 それは正義が一つだけではないからです。 なので、何の「葛藤」も見せずに「正義」を主張されると、反射的に引いてしまうのです。 『この人、本当にわかって言ってるのかなあ・・・』と。
2019-01-27 12:18:25まあ、この時はイベントでの演説なので、そこまで深く考える必要はないかもしれません。 また、虐げられている人達を勇気づけるために、ひたすら威勢の良いことを言う必要が有ったかもしれません。
2019-01-27 12:18:25しかし将来、彼女や彼女の支持者も、自分たちの信じる「正義」以外の「正義」を飲んだり吸ったりしなければならないかも知れません。 その時にこそ、彼らの真価が発揮されるのかもしれませんね。
2019-01-27 12:18:251/29追記 小説家「宮崎学」さんの著書『「正義」を叫ぶ者こそ疑え』の中に正義について面白い文章がありましたので紹介します。 題して「正義との付き合い方」 1.「正義」は存在しない、ないものを信じるな 2.「よりマシ」なものを選択せよ 3.現実から物事を考える 4.「正義屋」に気をつけろ
2019-01-29 22:05:345.空気に流されない 6.正義の陰の権力亡者を見破れ 7.多様性を保障する社会を 8.組織や国家と自我を一体化するな 9.正義より義侠心を 10.正邪を超えた人間の営みの美しさを称えよ いちいちご尤もですね。
2019-01-29 22:05:34補足するなら『「正義」は存在しない』というよりも、『「たった一つの正義」は存在しない』の方が的確かもしれません。 おそらく「正義」は無数に存在すると思います、「たった一つ」に絞れないだけで・・・。 もし絞れるとしても、非常に時と場合を限定されると思います。
2019-01-29 22:05:34『正義より義侠心を』も仰る通りだと思います。 「義侠心」とは、簡単に言えば「弱きを助け、強きを挫く」ことです。 もっとシンプルに言えば「困っている人を助けたい」という気持ちでしょうね。
2019-01-29 22:05:34前にも書きましたが、「難民や移民などの社会的弱者を助けたい」と思い行動することは大変すばらしいことです。 しかし、同時に「難民や移民の流入は不安だ」という人の話も聞くべきでしょうね。 間違っても「黙れレイシスト」などとは言うべきでないと思います。
2019-01-29 22:05:35そして、権力者や扇動者が叫ぶ「正義」などとは関係なく、多くの人々は日々の暮らしを営んでいます。 この現実の前には『「正義」などしゃらくさい屁理屈に過ぎない』と宮崎学さんは語ります。
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