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ラコック補佐官と化した四式戦闘機氏、時代を先取りしすぎたダグラムを語る

あまりにも坪だったので、やはりまとめておく。ラコック補佐官(のち弁務官)主役でリメイクすればいいのに・・・(個人的願望)
ダグラム 自分用 太陽の牙ダグラム 語り
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四式戦闘機 @ki84type4
アイコンを萌えキャラに替えてみた
四式戦闘機 @ki84type4
@umi_tweet ラコック補佐官(後弁務官)は、アニメ史上屈指の政治能力を持った傑物だと思うのですよね。徳は無いけど。政治と知謀は高くても統率と魅力が低いタイプですねえ。
四式戦闘機 @ki84type4
今にして改めて見ると、すげえアニメだよなあ。主人公が反政府ゲリラ(今風に言えば武装勢力か)って時点でなんというかまあ、時代を先取りしたというか。
四式戦闘機 @ki84type4
しかし、「自分の牙の落とし前」を自分でつけた反政府運動家がどのくらいいるのだろう。
四式戦闘機 @ki84type4
ドナン・カシムってのも大した政治家…というより、劇中で登場人物がまともに政治をやっているアニメ、というのがそもそもほとんど無いんだけどね。
四式戦闘機 @ki84type4
@umi_tweet 結局クリンもドナンも、サマリンもフォン・シュタインも、ラコックもデスタンも、みんな挫折する物語なんですよね。そして、現実と妥協する道を選んだカルメルが、己の選択に苦悩しながらも僅かながら理想を実現できた、と。でも、カタルシスが無い訳じゃ無い…凄い話です。
四式戦闘機 @ki84type4
@dragoner_JP そういや、ダグラムは結局ごらんになりまして?
四式戦闘機 @ki84type4
のっいーぶんじゃすてぃす あいうぉんとぅーげっとぅるーす
四式戦闘機 @ki84type4
@dragoner_JP ニコ動のダグラムダイジェストでも眺めると、見る気力が沸きますよ。ほんと、政治アニメですから。
四式戦闘機 @ki84type4
…しかし自分のTwitterクライアントを開くたびに何とも言えない気分になるのはこのアイコンのせいだろう。こんな凶悪なアイコンも珍しいと思う。
四式戦闘機 @ki84type4
さて、この顔を見てると気分的に語りたくなるので、ダグラムという作品がなぜ恐るべきなのかを適当に述べてみたい。ちなみに高橋監督作品としては、私はボトムズやガサラキより高く買っていたりする。
四式戦闘機 @ki84type4
まずは登場人物の造形なんだが、率直に言って主人公と仲間たちにはあまり特筆すべきことがない。まあ、クリン君はいい奴なんだが、その立場の特殊性が作品中で十分生かされたかと考えれば、割と否定的な評価になってしまう。父子の相克劇と言ったって親父が偉大すぎるし。
四式戦闘機 @ki84type4
ゲリラ側でやはり光るのは、独立の理論的指導者であるサマリン博士と実務派肌のカルメルを対比させた事じゃなかろうか。独立派が生まれてからその勢力を拡大していくまではサマリンが活躍し、独立が現実のものとして見えてくるとカルメルが台頭する。サマリンの理想は妥協を余儀なくされてしまう。
四式戦闘機 @ki84type4
むろんその背後ではラコックが糸を引いているのだが、理想家であり強硬派だったサマリンが失脚しなければ独立が成就したかどうかは怪しいだろう。ともかく、この作品が凄いのは、主人公と仲間達が独立派ゲリラという反体制組織の、その中でも最も過激な武闘派に属していたとうことだ。
四式戦闘機 @ki84type4
つまり、サマリンは独立派の中でも最過激派であり、物語は基本的にその視点で語られているということだ。反政府ゲリラが組織拡大と共に武闘派と穏健派に分かれていくのはよくあることだが、それを武闘派、過激派を主役に描いた物語など少ないだろうし、それテレビアニメでやったなど空前絶後だろう。
四式戦闘機 @ki84type4
で、その独立派ゲリラの敵手たる体制派というのがまた設定が凝っている。デロイア独立派の不満を逸らすために、物語冒頭デロイアには自治権が与えられるのだが、その過程がいかにも政治的詐術だったりする。
四式戦闘機 @ki84type4
ただ単に上からのお恵みとして自治権を与えるのではなく、狂言クーデターの結果として「自治権を勝ち取った」という形にしてしまうのだ。その狂言を主導したのが主人公の父親で連邦政府議長であるドナン・カシムと、駐デロイア連邦軍の幹部であるシュタイン大佐。
四式戦闘機 @ki84type4
つまり、反体制ゲリラの敵は単に地球連邦軍というわけではなく、デロイア自治政府とそれを支援する連邦政府、ということになる。このあたりのからくりは子供のころは全く理解できなかったが、この設定が物語をより複雑に、よりリアルな政治劇にしたと思う。
四式戦闘機 @ki84type4
高橋監督は、ダグラムの脚本を書く上で南米のゲリラ闘争史を参考にしたそうだが、アフガン紛争がよく報道された頃などまさにダグラム的に見えて仕方がなかった。そういや、J.ロックなんてマスードに似ていなくもない。モデルはゲバラだろうけど。
四式戦闘機 @ki84type4
話が後半になると、ラコック大活躍で主人公の影が薄くなって仕方が無いのだが、ラコックというキャラはあの物語を放送期間内で終わらせるための必要悪だったと思う。彼が手広く策謀を巡らせた挙句あっさり暗殺されたおかげで、話は泥沼に陥る前にけりがついた。その分リアリティも損なわれたけど。
四式戦闘機 @ki84type4
もしもラコックがいなければ、サマリン派とカルメル派の対立は長期化し、下手をすると内戦に陥ったかもしれない。シュタインも謀殺されないのだから状況はよりグダグダになっただろう。南米やアフリカの革命史でよくあるパターンのように。
四式戦闘機 @ki84type4
ボトムズが高く評価される一方でダグラムはどうにも影が薄いが、物語としての完成度はダグラムの方が勝るとおもうし、ロボットアニメの枠内で政治劇やってみせたアクロバットはもっと評価されていいはず、なんだよね。今ではもう作ることができないタイプの作品じゃなかろうか。
四式戦闘機 @ki84type4
ちなみに10年ほど前、銀英伝の世界にラコックを放り込んだSSを書いてみて挫折したのは黒歴史だったりする。あの世界のどの政治家より有能だと思うんだけどな、悪い意味で(ぉ
四式戦闘機 @ki84type4
というわけで、途中からかなりグダグダになったけどおしまい。結論としては、このアイコンはしばらく愛用すべきだということだろう。
四式戦闘機 @ki84type4
今にして思うと、ラコックがデスタンに放った言葉って本当は自分のことを言っているようなものなんだよな。日の当たる場所が似つかわしくない、身の程知らずの寄生虫っていうのは。

コメント

蟹戦車F44(kaz1568) @crabgunner 2011-05-29 07:56:03
北極ポートでのクリン達のやるせなさを、単純に感情移入するだけで済ませるのはすごいもったいない。革命史での最低限の知識を仕入れて俯瞰で見たいアニメ
kyo_k @kyo_k 2011-08-19 15:58:33
リアルタイムで見てた時はもちろん独立運動側に感情移入してたんだけど、思い返してみると、サマリンの理想主義的過ぎる所とドナンカシムの現実路線、ドナンの方を支持しちゃう自分がいるのですよね。
nekosencho @Neko_Sencho 2011-08-20 03:39:06
最新鋭メカに乗るターザンみたいな扮装の主人公が野生児じゃなくこれ以上ないお坊ちゃまってのがすごいよねえ絵的に まあ、ターザンもかなりええとこのボンボンだった気もするんだがw
脂身騎士 @zentaroh 2011-09-02 13:06:07
ラコックは優秀だけどカリスマ性がない所も光ってた気がします。結局ドナンのやり方(秘書官としてこき使う)が一番適材適所だったあたりが
kawonasi @kawonasi4989 2012-03-07 04:21:18
ダグラムは政治的には類を見ないリアルなアニメだったけど、メカアクションが今一リアルではなかった。
T.K. @Roland_Exedlle 2018-09-11 15:35:53
子供の頃リアルタイムで見て居て懐かしさからたまに「ダグラム」でググってサーフィンしてるのですが、ここのまとめが一番的を得ている気がしました。絶対に無理だろうけど現在の最新の技術と脚本力でフルリメイクしたらとんでもない神作品になる事間違いなしだと思います。まぁダグラムのエッセンスを受け継いでるっぽいのがフルメタル・パニックや鉄血のオルフェンズと言えなくもないですが・・
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