- K_misa_maguro
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@ItsumiAya 直感で謎を説く探偵って言うキャラクター性を使いたい気持ちはわかるけど、実際の謎解きをそこだけで解決するのが多い気はしますねー。あくまで「探偵の出てくる小説」ならいいんですが。
2011-05-27 02:44:04名前は独特だから覚えてたけど、作品は読んでないんだよなー。ちょっと気になりだしたぞ。RT @matorEne: うん、それ登場キャラに言わせた作品で偶然トンネル効果で密室が出来てたよ RT @d0lphin_s0ng: 清涼院流水さんだっけ? RT @matorEne
2011-05-27 02:44:37@d0lphin_s0ng えーと、ごめんなさい。私の言葉足らずです。…伏線とかはちゃんとあって探偵が論理的に謎を解明するんですけど、本質的にその論理が探偵の直観に影響されてるというか、依存してるようなものって感じですね。
2011-05-27 02:46:08確かに、帰納法の性質上、結論には一種の飛躍(思惟)が伴いますね。…ただ、問題は論理の方式というよりも、その論理を支える探偵の本質的なものかと。…直観。つまり、探偵自身の特殊的な「なにか」によって、その論理が構築されているのではないかという。
2011-05-27 02:48:52実はそういう新本格的なミステリの匂いを最も敏感に感じてるのが、いわゆるライトノベルの作家さんたちなようにも感じます。伏見さんや赤松さんの小説には…ロジックの欠如で、探偵の特殊的な…直観を表出させてる例があります。
2011-05-27 02:49:50@ItsumiAya うんと、あくまで視点が、探偵が謎を解く上でのロジックに主点を置いてるってことですかねー? 俺の方は、読者の目線で推理が出来るかどうかが基準の話でしたね。
2011-05-27 02:51:41俺の意見は、探偵自身の謎解きに直感があるかないかはあんまり問題じゃないからなー。その直感がなくても謎が解けるかどうかっていう、本全体の構成論の問題だ。
2011-05-27 02:54:35@d0lphin_s0ng えーと、例えば、真実があって、それを推理で導き出すって時、探偵の推理は実在的な真実に依存してるといえると思います。けど、最近のは、むしろ直観のようなものに依存して自分の推理(というか、探偵としての存在)を支えてるような気がするって漢字です。すみません。
2011-05-27 02:56:01そういう意味では、推理物は漫画の方が向いてるかな。背景にさりげなく複線を貼れるのは羨ましい限りだ。小説でやると、地の文にうまく隠す必要がでてくるので・・・
2011-05-27 02:56:49@Sensitiver ああ、脱格系は別の話で…(笠井さんがどうおっしゃろうが、ぼくはかれらを「本格」とは思っていません――もちろん、だからダメだというつもりは皆無)、新本格からすでにその傾向があったんじゃ、と言いたいわけです。
2011-05-27 02:57:09すごい安直に解けば、「後期クイーン問題」的な問題によって、追求すべき真実を喪失したが故に、探偵は直観(あるいは特殊性)にすがることで、自己の存在と推理を正当化しようとしてる…ともいえる。まあ、私は賛成しないですが。
2011-05-27 02:58:12@ItsumiAya だいじょうぶmちゃんと理解しましたー。俺が違う論点で話を始めてしまったのがわるかったですな。
2011-05-27 02:58:19@d0lphin_s0ng 私の場合、ありきたりですが、探偵と読者の条件が可能な限り近似になるよう配慮され、かつ解明を拒絶しないものが本格ですかね。
2011-05-27 03:03:47@toru_hikawa 自分もそう思います。ただ同じ新本格作家の中でも綾辻行人さんと麻耶雄嵩さんとでは全然、作風も違いますし・・・そういう意味では新本格全般にというよりは、次第に論理よりも直観にすがる傾向が強くなっていったというほうが正確なのではないでしょうか?
2011-05-27 03:06:05結局、ぼくは(喧嘩を売るわけではないけど)「新本格」のいわゆる第一世代、第二世代は論理を突き詰めず直観にすがった、と思っています。たとえば小諸るいかの「陰陽師」設定もそれと地続き。したがって「新本格」以降を読んでミステリを理解した世代がそれに倣うのは必然。//
2011-05-27 03:06:48//だから、脱格もラノベ系ミステリもそうなっている。それを変革できる存在が古野まほろであり、円居挽であり、梓崎優ではないかと思うし、できればぼくもその一翼を担いたいと念じているところであります(<偉そうなこと言う前に作品を書け)
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