編集部イチオシ

虫明焼展 @ 野﨑家塩業歴史館

2013/06/05-2013/08/04
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野﨑家塩業歴史館 @mikennzk

6月からの企画展示で、虫明焼を展示します。是非お越し下さい! pic.twitter.com/HVlZIgWo

2013-02-02 14:54:02
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野﨑家塩業歴史館 @mikennzk

虫明焼~近代の名工たち~を開催します。岡山県の「やきもの」で茶の湯の世界では知られた存在でありながら、まとまって紹介されることが少なかった虫明焼を取り上げます。 pic.twitter.com/4aCWsPJchx

2013-06-04 15:43:12
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虫明焼展 会期:平成25年6月5日(水)~8月4日(日) 2.場所:野﨑家塩業歴史館 3.展 示 物:虫明焼 抹茶碗など 27件50点(参考資料8件9点含む) pic.twitter.com/WgvzgOTnyq

2013-06-04 15:45:44
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虫明焼展展示解説①虫明焼の雑器の代表がこのような掛分徳利である。白い灰釉と褐色の鉄釉を掛け白地に梅・菊・蘭などが描かれている。この掛分けの技法は桃山時代の織部茶碗に見られるがこれを徳利に用いたのが虫明焼の特徴である。底部に墨書銘。 pic.twitter.com/cZ3MHJQfZS

2013-06-08 11:50:02
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虫明焼展展示解説②壽福文字茶碗・伊木三猿斎作・伊木三猿斎(いぎさんえんさい)は1818~1886、本名忠澄(ただずみ)。岡山藩筆頭家老。若狭のち長門と改める。号は三猿斎・宗愚・宗闇など。虫明の地約3万石を領した。 pic.twitter.com/B7fPmVYUjP

2013-06-11 13:51:49
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虫明焼展示解説③ 染付山水人物文鉢 初代清風与平作・江戸時代後期 初代清風与平(せいふうよへい)は1803~1861、加賀金沢藩出身。江戸後期に京都に出て仁阿弥道八(にんなみどうはち)に師事した。 pic.twitter.com/jckTw7oJGD

2013-06-13 14:37:20
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虫明焼展示解説④ 染付煎茶図水指 初代清風与平作・江戸時代後期 この水指は中国明時代末期の古染付を写したもので、口縁に釉の剥離(はくり)が多数見られる。このことを茶人は虫喰いと呼び珍重した。 pic.twitter.com/q8gjUrbAJP

2013-06-14 15:43:32
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虫明焼展示解説⑤ 染付丸紋散水指 初代清風与平作・江戸時代後期 染付で花鳥人物などの丸紋を散らしている。これは狂言袴から意匠を得たものであろうか。塗蓋の裏には画家の熊谷直彦が虫明の風景を描いている。 pic.twitter.com/kO0OOwFJfG

2013-06-16 13:33:19
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虫明焼展示解説⑥ 染付人物文向付 初代清風与平作・江戸後期  この向付の画題は周茂叔愛蓮図であると思われる。初代清風与平は弘化4年(1847)に虫明で半年間製作した。高台内に「於虫明清風造」の染付銘。 pic.twitter.com/FauNgkHefm

2013-06-19 11:11:25
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虫明焼展示解説⑦ 三島写水指 江戸時代後期 この水指は文久3年(1863)千少庵の250年遠忌に虫明焼で30個焼かせて、裏千家玄々斎が好んだ水指の類似品である。裏千家に納められた水指と同じ印花(スタンプ)を使用している。   pic.twitter.com/IcFNw2wFRV

2013-06-20 18:00:04
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虫明焼展示解説⑧ 銹絵雪月花図茶碗 初代真葛香山作・明治初期 銹絵で雪持松・月・花(桜)を描く。伊木家の所蔵品帳に「雪月花茶碗(玄々斎箱)」と記載がある。高台脇に「むしあけ」小判形枠印。初代真葛香山が使用したと伝わる印である。 pic.twitter.com/8rUTCwD9qN

2013-06-21 11:56:41
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虫明焼展示解説⑨ 銹絵雪月花図茶碗箱書 裏千家十一代玄々斎筆 「世の中は此三遊にまもられり」 玄々斎は立礼式を考案するなど、茶の湯の近代化を図った。雪月花を好み、七事式(茶道修練の式法)の追加としても雪月花之式を考案した。 pic.twitter.com/ei6Qe2pbUK

2013-06-22 09:03:06
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虫明焼展示解説⑩ 御本写塩笥茶碗 初代真葛香山作・明治時代初期 御本とはお手本のことで日本から手本を送って朝鮮で焼かせた茶碗で淡紅色の斑文がある。塩笥とは朝鮮で塩などを入れていた壺のことであり、日本の茶人に茶碗に見立てられた。 pic.twitter.com/H3yQdoNfeq

2013-06-23 11:07:11
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虫明焼展示解説⑪ 伊賀写茶碗 初代真葛香山作・明治時代初期 初代真葛香山は、伊木三猿斎に虫明に招かれ、約3年間製作している。明治29年帝室技芸員を拝命。高台脇に「むしあけ」小判形枠印「真葛」無枠印。 pic.twitter.com/laxyCkCKIE

2013-06-25 10:52:39
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虫明焼展示解説⑫ 銹絵白泥波千鳥図鉢 森香洲作・明治~大正時代 森香洲は1854~1921、岡山県瀬戸内市邑久町虫明生まれ。名は彦一郎。虫明焼中興の祖である。 高台内に「むしあけ」小判形枠印・「香洲」小判形枠印。 pic.twitter.com/NFSPrxAxUi

2013-06-26 10:15:26
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虫明焼展示解説⑬ 銹絵白泥葡萄文鉢 森香洲作・明治~大正時代 森香洲は明治元年、初代真葛香山に弟子入りしている。明治10年代に虫明間口窯が廃窯した際は香山が築いた横浜真葛焼へ赴き製陶している。 pic.twitter.com/xhiYzrHMh6

2013-06-27 14:46:45
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虫明焼展示解説⑭ 白泥富士図茶碗 森香洲作・明治~大正時代 白泥で世界文化遺産の富士山が描かれている。  高台脇に「むしあけ」小判形枠印。「香洲」不定形枠印。「三」彫銘。 pic.twitter.com/MpEgCzChf9

2013-06-29 13:53:06
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虫明焼展示解説⑮ 銹絵土筆図平茶碗 森香洲作・明治~大正時代 虫明焼は明治・大正時代に廃窯と再興を繰り返している。森香洲は倉敷の酒津窯や軽井沢の三笠窯でも修業し、大正7年に備前焼陶器株式会社虫明工場が設立されると工場長に迎えられた。 pic.twitter.com/N0tpmI4Mwv

2013-07-02 10:31:52
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虫明焼展示解説⑯ 十二ヶ月茶碗 大正~昭和時代 季節感ある12種類の抹茶碗が一組になっている虫明焼茶陶の代表作である。旧暦のため現在の感覚と若干異なる。 pic.twitter.com/ausMlqyE7h

2013-07-05 11:18:48
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虫明焼展示解説⑰ 褐釉鶴首花瓶 岡本英山作・大正~昭和時代 岡本英山は1881~1962、岡山県生。九州・京都で陶工として渡り歩き帰郷した。大正・昭和期に窯を築き虫明焼の名声を高めた。ロクロの名手である。 pic.twitter.com/X8GPXnEk4k

2013-07-06 11:14:44
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虫明焼展示解説⑱ 達磨形手焙 森香洲作・大正時代 灰釉と褐釉の手焙で背面が透彫されている。大正9年に岡山県知事であった香川輝から野﨑家へ贈られている。底部に「むしあけ」小判形枠印。 pic.twitter.com/a6sbYoMAq9

2013-07-09 14:39:52
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虫明焼展示解説⑲ 秋草文水指 森香洲・桐野豊造作・明治~大正時代 桐野豊造(きりのとよぞう)は伊木三猿斎にも出入りしていた岡山の骨董商で沈流と号した。 底部に「むしあけ」小判形枠印・「沈流」幕小判形枠印。 pic.twitter.com/h73GB5cHPx

2013-07-10 14:05:42
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虫明焼展示解説⑳ 銹絵梅樹文湯呑 森香洲作・明治~大正時代 銹絵で梅樹を描いている。森香洲が使用していた黒色の斑点が含まれる胡麻釉が見られる。高台内「むしあけ」小判形枠印。 pic.twitter.com/tTRhNPxUBc

2013-07-11 11:02:38
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虫明焼展展示解説21 交趾釉狸炉蓋 参考資料・田中波石作・明治~昭和時代 伊木三猿斎はかつて同形の狸炉蓋(仁阿弥道八作)を所蔵していた。田中波石(たなかはせき)は1880~1950。内部に「波石造」の彫銘。 pic.twitter.com/aQwMHuEUsB

2013-07-12 11:34:12
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虫明焼展展示解説22 銹絵雪笹文手鉢 参考資料・讃窯・醉茗亭銘・江戸時代 雪笹の意匠は尾形乾山が考案し、虫明焼でも多くの写しがつくられている。 讃窯は江戸後期に高松藩主松平頼恕が仁阿弥道八を招き開窯させた。 pic.twitter.com/U7mc5mBaLI

2013-07-13 14:36:40
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