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toshi3636_1
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IQは50%くらい、身長は70%くらい遺伝するとされているけれども、天才は遺伝しない。天才は凡人から生まれるし、天才の子どもは凡人にかえっていく。だから、どんな家庭からも天才が生まれる可能性がある。
2019-10-29 07:15:02![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
天才は偶然のように出てくるから、その発見はたまたまであることが多い。モーツァルトは姉が音楽レッスンを受けているのを横で聴いていて突然ピアノを弾き始めた数十の言語を喋ったとされるバチカンのメゾファンティ枢機卿は、父親の仕事場の横にあったラテン語やギリシャ語を教える学校のレッスンを
2019-10-29 07:16:31![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
耳にしていて、突然古典語をしゃべり始めた。このように、天才の出現は予期されないかたちで起こることが多い。天才という現象は、遺伝的要因というよりは、その人の資質と、時代の状況が出会っておこる、いわばネットワーク現象なのである。
2019-10-29 07:17:22![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
今の日本の状況を見ると、都会の方が教育とか情報とか有利なようだけれども、天才的資質を持った子どもは、地方でもどこでも、どのような家庭環境でも、突発的に生まれて育ってくる可能性がある。だから、住んでいる場所とか家庭環境で受けられる教育が左右されるような制度設計は愚かである。
2019-10-29 07:18:36![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
どんな地方に住んでいても、どんな家庭環境でも、すぐれた資質をのばせるような、そんな教育システムを用意することは国や地方自治体の責務であると同時に、そのようにしないと日本の中にいるかもしれないモーツァルトやメゾファンティのような天才の芽を育てられなくなってしまう。
2019-10-29 07:19:43![](https://s.togetter.com/static/web/img/placeholder.gif)
以上、連続ツイート2363回「住んでいる場所とか家庭環境に関係なく教育が受けられるようにしないと天才の芽を育てられない」をテーマに5つのツイートをお届けしまいた。
2019-10-29 07:20:47