- ontheroadx
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異世界暦についてですが、「導きの星」を書いてたときの設定事故の話をします。三巻か四巻だったかな。あの話は地球とオセアノという二つの惑星が舞台で、オセアノには地球と違う暦を与えました。正確には忘れたけど、オセアノの0.91年が地球の1年に当たる、という感じだったかな。
2019-11-03 18:08:42オセアノは遠くの星だから、当然地球とは暦が違う。でも違いすぎると書くとき混乱する。少しだけ違う暦にしよう。もっともらしくするために端数をつけて。 そんな感じで0.91にしたと思う。
2019-11-03 18:10:44それから年表を何百年分かダーッと作った。地球暦何年・オセアノ暦何年に何が起こる、というやつ。最初から全部じゃないけど、まあ大きなイベントは先のほうまで。
2019-11-03 18:12:52それから本編を書いていった。原始時代から始めて、鉄器を作ったり帆船に乗ったり。一章ごとに数百年経過する話でした。そのたびに本編に年号を書いていった。
2019-11-03 18:14:54本編書いてるときは本編の内容に集中するので、細かい設定なんかは忘れてるんだよね。地球での年の経過を考えるときは、オセアノ暦に0.9かければいいという考えで、時代経過を積み上げていった。 そしたらどうなった。
2019-11-03 18:21:19現場では都度都度0.9倍で計算して、一章ずつ積み上げていったけど、年表は0.91倍で計算してる。暦の0.01倍の差なんて、普通の話では問題にならないけど、この話は数百年にわたる。 小さな端数が積もりつもった結果、年表では803年なのに、本編では801年なんてことが起きちゃった。
2019-11-03 18:28:58直したくても、本編での年号は、一話ずつ明記して積算で来てる。過去の話も全部ミスってるということ。一方、年表のほうも確か公開していたから、直せない。 これ、困ったんだよなあ。どう辻褄合わせたんだっけ。
2019-11-03 18:32:07忘れた。ひまな人は読んで調べてください。 作家自身のコントロール能力を超える詳細な設定を作ると、そのうち爆発して健康を害するという話でした。
2019-11-03 18:33:46