『原発のウソ』小出裕章(著)を読んだ。

@HEAT2009さんのツイートより。   『原発のウソ (扶桑社新書)』小出裕章著 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4594064205/
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HEAT @HEAT2009

『原発のウソ』小出裕章(著)を読んだ。 http://owl.li/57sfj

2011-06-01 20:06:44
HEAT @HEAT2009

2、3号機は依然として水蒸気爆発の恐れがあります。特に危険なのは温度の上昇が続いている3号機です。『原発のウソ』小出裕章(著)。19ページ。

2011-06-01 20:12:34
HEAT @HEAT2009

事故が起こってから、私は福島第一原発から2.4kmの所で採取したいろいろな試料の放射線を測ってみました。ところが、測れないんです。測れないというのは、汚染が少ないのではなくて、汚染が強すぎて放射線測定器で測りきれなくなってしまうのです。『原発のウソ』小出裕章(著)。84ページ。

2011-06-01 20:15:35
HEAT @HEAT2009

小出裕章「(福島第一)原発周辺の汚染はあまりにもひどく、恐れずに現実を直視すれば、将来にわたって無人地帯とせざるをえない状況です。大変言いにくいことですが、おそらく周辺住民の皆さんは元に戻れないでしょう」。『原発のウソ』89ページ。

2011-06-01 20:18:22
HEAT @HEAT2009

続き。「現実的な方策として、私はその無人地帯に汚染されたゴミを捨てる『放射能の墓場』を造るしかないと思っています」。『原発のウソ』89ページ。

2011-06-01 20:24:20
HEAT @HEAT2009

最近、講演などで「原発事故で農地が汚染されていますが、再生は可能なんでしょうか」という質問をよくいただくようになりました。結論から先に言うと、再生できないと思います。『原発のウソ』小出裕章(著)。89ページ。

2011-06-01 20:26:05
HEAT @HEAT2009

小出裕章→電力会社は原発を造れば造るほど電力料金を値上げできるシステムになっている。電力会社は「レートベース」に「報酬率」という一定のパーセントを掛けて利潤を「決める」のです。レートベースとは要するに電力会社が持っている資産のこと。原発がこの資産をたくさん増やしてくれるのです。続

2011-06-01 20:35:49
HEAT @HEAT2009

続き。原発は建設費が膨大で、1基造ると5000億円、6000億円。核燃料も備蓄できるし、研究開発などの「特定投資」も巨額です。それら全てが「資産」となって、利潤を決める際のベースをつり上げてくれます。とにかく巨費を投じれば投じるほど電力会社が儲かるシステムです。続く。

2011-06-01 20:36:29
HEAT @HEAT2009

続き。利潤は電気料金に上乗せされるので、私たちの支払う分はどんどん高くなっていきます。そうこうしているうちに、今や日本の電気料金は世界一高くなってしまいました。『原発のウソ』小出裕章(著)。108ページ「原発を造れば造るほど儲かる電力会社」からの要約。

2011-06-01 20:37:22
HEAT @HEAT2009

小出裕章→「六ヶ所村の再処理工場も本格稼動すれば、事故が起きなくても日常的に大量の放射能を放出することは間違いありません。周辺住民は、原発以上の被曝を受けることになります。原発を含めた全ての原子力施設は、放射性物質を環境に捨てる場合『原子炉等規正法』の濃度規制を受けます」。続く。

2011-06-01 21:11:41
HEAT @HEAT2009

続き。「つまり、放射性物質を一定の濃度以下に薄めてからでないと捨てることができません。ところが再処理工場はこの規制から除外されており、放射性物質をそのまま排出してよいことになっているのです」。続く。

2011-06-01 21:13:58
HEAT @HEAT2009

続き。「六ヶ所再処理工場から放出される予定の放射性物質の一つに、トリチウムがあります。その海への放出予定量は年間約1万8千テラベクレルで、1日あたり約60テラベクレルになります」。つづく。

2011-06-01 21:14:58
HEAT @HEAT2009

続き。「ところが、原子炉等規正法で許される濃度までトリチウムを薄めようとすれば、毎日100万トンの水を使って薄めなくてはなりません。それは不可能なので、猛毒をそのまま海に流すことを許しているのです」。続く。

2011-06-01 21:15:57
HEAT @HEAT2009

続き。「六ヶ所再処理工場から放出される放射性物質のうち、住民に被曝を与えるものは『クリプトン85』『トリチウム3』『炭素14』の三種類で、全体の被曝量の7割を閉めます」。つづく。

2011-06-01 21:16:45
HEAT @HEAT2009

続き。「これらは排気筒や排水口から全量が放出されます。排水口は沖合い3km、深さ44mの海底に造っていますが、そうでもしなければこの膨大な毒物は危なくて排出できません」。『原発のウソ』小出裕章(著)。156~157ページ

2011-06-01 21:17:37
HEAT @HEAT2009

個人的には、広瀬隆の『福島原発メルトダウン』よりは小出裕章『原発のウソ』かな。まあ、小出本を読んだのは初めてだし、これまで広瀬本は全て読んできたということもあるのかもしれない。

2011-06-01 21:20:13
HEAT @HEAT2009

とくていの本を指すのではないが、明日の政局を追うより、本を読んだほうが有意義なのは間違いない。そうはいっても、明日になれば政局に目が行くわけだがw

2011-06-01 21:21:52
ケイ@地球🐾 @k_scale

日本の電気の約30%は原子力ですが、発電設備全体の量から見ると、実は18%にすぎません。なぜその原子力が発電量では約30%に上昇しているかというと、原子力発電所の「設備利用率」だけを上げて、火力発電所を休ませているからです。ー 原発のウソ(小出裕章)

2011-06-15 17:46:45
ケイ@地球🐾 @k_scale

しがみついてりゃ、一緒に海のもくずだよなあ… → (原発を)「代替案がなければ止められない」というのは、沈没しかけた船に乗っているのに「代替案がなければ逃げられない」と言っているようなものです。 ー 小出裕章 原発のウソ より。

2011-06-15 17:36:30