- okura_mikura
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海自としては、当初はSH-60Bの機体を日本メーカーにラ国させて直接調達し、それにHSS-2Bのシステムをそのまま移植するつもりだったのだとか…PX-Lを棄却してP-3Cを導入したりして、海自と技本の関係がかなり険悪になってた時期なのだそうで
2019-11-20 00:05:34技本での説明の際に「なぜ開発しなければならないのか、外国からの導入でよいのでは」という意見に対して、ざっくりと「米軍は60B(LAMPS)と60F(空母艦上機)の2機種で対応するが、日本は贅沢できないので1機種でどちらもやらなきゃ」と説明して了解してもらったとか
2019-11-20 00:21:29あと装備の細部ですが、SH-60J搭載のHQS-103ディッピングソナーについて、「SH-3HおよびSH-60Fが搭載するAN/AQS-18の送受波器を使用して、ドライエンドを国産化したもの」という情報が得られたのは収穫だったなと
2019-11-20 00:21:29「眠れる森のパンダ氏による『海上自衛隊苦心の足跡』書評 -CIWSのタングステン弾芯開発の顛末、ハープーンOTH発射ことはじめ、SH-60J開発時の経緯など-」をトゥギャりました。 togetter.com/li/1432651
2019-11-20 07:25:49『海上自衛隊 苦心の足跡』の第4巻によると、低周波探信儀であるOQS-3では条件が合致してCZが発生することは稀で探知を得たことはなかった(p.133)のに対し、TASSの場合、第1世代のOQR-1の時点で第2・3CZでの探知を度々得ていたと(pp.208-214)
2019-11-20 20:53:08そういえば、ローターヘッド上にレーダーを置くという点では海自が運用してたHSS-2Aも同様ですが、実はHSS-2Aの衝突防止レーダーは、ローターの回転運動を使ってアンテナを旋回させて周囲を走査するという、かなり面白いメカニズムだったのだそうで
2019-11-20 21:55:32眠れる森のパンダ氏による『海上自衛隊苦心の足跡』書評 -CIWSのタングステン弾芯開発の顛末、ハープーンOTH発射ことはじめ、SH-60J開発時の経緯など- togetter.com/li/1432651 これだけ羅列して「など」が付く。
2019-11-20 22:04:11@tebasaki_s 何しろこの『海上自衛隊苦心の足跡』シリーズ、それぞれ1~4ページくらいの短い回想の集合体なので、それを読んだ感想もとっ散らからざるをえないという…このあと徐々にwpに反映していきたいと思っております
2019-11-20 22:15:03三菱・・・HSS-2をさらにハッテンさせるつもりだったんか。 あとSH-X(今日のSH-60J)選定の段階で既にEH-101が候補に挙がってたのね。
2019-11-20 22:26:29@hunini181202 初代プロマネの助川氏によると、当時EH101はまだ全然カタチになってなかったうえに国際共同開発で先行き不透明というので棄却されたそうですが、後に実機に触れて「これがあの当時もっとカタチになっていたら、あるいはSHX計画も違ったものになっていたかと思うほど素晴らしい航空機」と評されてました
2019-11-20 22:41:18@Panda_51 元々シーキングの後継として開発されましたから後継としては適任ですよね。実際南極観測支援用輸送ヘリの後継としてはS-61Aから引き継いでいますし(あれは元々CH-53クラスを使う予定だったというゴタゴタはあるにせよ)もう少しあめ・なみ型のヘリ格納庫がでかければあるいは・・・と思うばかりです。
2019-11-20 22:46:57@hunini181202 ただ、SH-60Jが運用されてるからには、それを発展させてSH-60Kが作られるのもわりと順当そうな気はするんですよね…助川氏がチラッと「SHXはやはり時期尚早だったか?」と書いてましたが、ただSHXを少しばかり先送りしてもEH101の実用化には間に合わなそうなのが辛いところです
2019-11-20 23:19:53