L. R. Wray p207 通常、銀行システムの準備預金の増減は翌日物金利に影響を与える。 そのため、財務省のオペレーションは、誘導目標レートの設定・維持に関するFRBの金融政策オペレーションと切り離すことができない。
2019-11-19 22:04:31(続) 財務省口座への流出入は、FRBがその日の誘導目標レートを達成するのに必要な準備預金量と整合しなければ、FRBのバランスシートその他の変動によって相殺されなければならない。
2019-11-19 22:05:39同 p208 換言すれば、財務省の国債発行に関する各オペレーションが適切なタイミングで行われるためには、財務省自身の支出と収入のやり繰りだけではなく、FRBの誘導目標レートの管理に関するやり繰りとも齟齬が生じてはならない。
2019-11-19 22:07:25同 p222 銀行システムが全体として超過準備状態になっていると、その時点の翌日物銀行間貸出金利では、貸出オファー額はマッチしない。従って、超過準備状態の銀行は、もっと低い金利で準備預金の貸出をオファーすることになる。
2019-11-19 22:11:18同pp.222-223 中央銀行の許容限度を超えて金利が下落した場合、中央銀行は超過準備を取り除くために介入する。中央銀行が介入する方法とは、保有する国債の売却である。これは公開市場操作と呼ばれ、超過準備を国債と交換する。
2019-11-19 22:18:51レイはこうも言ってますね。 同p214 我々は、もし財務省小切手が不渡りになり始めたら、連邦議会が介入し、FRBの議長を叱責すべきときであることが分かるだろう。
2019-11-19 22:52:32注:もちろん小切手の不渡りと利上げでは手続き論として違うことぐらい分かってますけどね。 この意味で議会は中央銀行「も」きちんとグリップしとけというのはそんなに荒唐無稽な話じゃないだろーよ。
2019-11-19 22:53:39ちゃんと引用するか。 p214 FRBと財務省は、自分達が何をしているか分かっている。我々はどうすれば分かるだろうか?小切手は不渡りになっていないし、FRBは誘導目標レートを達成している。 以下→twitter.com/sumannne/statu…
2019-11-19 23:02:29これ、中央銀行が「財政だけで何かデメリットがありますか」などと言いつつよく分からない誘導を始めたらレイと連邦議会に叱られるパターンじゃないんですかねぇ。
2019-11-19 23:04:01