青年団リンク キュイ『景観の邪魔』Aプロ&Bプロ&WIPご感想まとめ

◆青年団リンク キュイ『景観の邪魔』◆ 作:綾門 優季 演出・上演台本:橋本 清(ブルーノプロデュース) 続きを読む
0
串尾 一輝 @kushioihsuk

『景観の邪魔B』 同時代の作家の作品で同じ役をやってる人を見る機会なかなかないので、吾郎の可能性をたくさん感じさせられて個人的によかった。 全体としてはどこかで溺れてしまったけど、避難区域の語りのシーンでは、あの語り口に夢中になってしまって、すごく発見があった。

2019-12-03 20:03:06
串尾 一輝 @kushioihsuk

ニッタさんの杉沢は、程よく明るくてよかった。 長沼さんは、たぶん僕の5倍くらい時間をかけて発語していたけど、当時の僕はそういうベクトルに思考が向いてなくて反省と感動。

2019-12-03 19:56:01
串尾 一輝 @kushioihsuk

『景観の邪魔A』 初演からほぼテキストは変わってないのになんで長編になってるのか謎だった。 「まるで長編みたいだ…」と思いながら観た。 初演の作業も部分的に思い出される。 初演の自分の体感とは随分印象違って、客観的にも違うんだろうが、確かにグレードアップを感じて嬉し悔し。

2019-12-03 19:56:01
桜井圭介 @sakuraikeisuke

あるいは、21世紀になってからこの20年、あんまり生きてこなかったのかも。ぼーっとしてるうちに過ぎていく時間。引きこもりにとっての時間。

2019-12-03 01:40:05
桜井圭介 @sakuraikeisuke

「近未来史」というのは、記憶がない(まだ起きてないので)ことを「振り返る」わけだが、そういうことは60年近く生きてしまった者にはなかなか難しい。いっぽうで、奥泉光『東京自叙伝』では現在に近くなればなるほど引っかかりがなくなっていった。近過去はまだ自分の中で歴史化されていない?

2019-12-03 01:37:12
桜井圭介 @sakuraikeisuke

キュイ『景観の邪魔』、「東京」「街」「土地」というのは騙し餌なのでないかという気がしてきた。東京LOVE!という感想とヘルTOKYO氏ね、という両方が出てきてるし。ていうかそういう作りになってる。泥舟(のような社会/世界)に乗っている私たち、しかし泥舟にしたのは私たち、というのはそう。

2019-12-03 00:54:43
生西康典 @ikunishi

逆にちょっと良い感じというか、ほんわかした救いみたいな最後は、なんかあれっと思った。

2019-12-02 02:20:48
生西康典 @ikunishi

映像のせい? 解像度の感じとか。 キノコ雲みたいなのの映像が歪んだあと、女性が手を振ってる、あの手が照らされた光の残像で歪んだのが印象的だった。 あと額縁みたいな照明。 あの女の子の登場シーンの呪詛みたいなの良かったな。 何故か清々しくなる。 twitter.com/_qayu/status/1…

2019-12-02 02:04:04
@_qayu

キュイ『景観の邪魔』Aプロ・Bプロ観ました 初めて観た演劇作品かつ上京してすぐに観た作品だったのでAプロは特に感慨深かった Bプロは途中トーマス・ルフじゃん!!!!!てちょっと思ったとこがあった、なんでかはぜんぜんわかんないんですけど、、

2019-12-01 19:27:25
あやな @sleep_z_zz_zzz

景観の邪魔とてもしんどかったな

2019-12-02 01:15:52
たかっぴ @kojitakp

土曜の夜は、こまばアゴラ劇場…青年団リンク キュイ『景観の邪魔』Aプログラム観劇♪光、灯、いやぁ美しい。しばらくして舞台と同化してる気分になり、温かい気持ちにもホッコリした気持ちにも似たような、郷愁かな。地元江東区のシーンは、幼少の頃を馳せながら感じてたし。東京が大好きです

2019-12-02 00:30:22
たかっぴ @kojitakp

青年団リンク キュイ『景観の邪魔』Aプログラム…3人の役者さんのそれぞれのシーンの流れが、どこか淡々と心地よかったりして、灯の美しさと相まって、自分も舞台のなかに存在してるような気持ちになったのかな。長沼航さんを目にした時、前の日たまたま見たテレ朝「無料屋」に出てる人かと一瞬思った

2019-12-02 00:30:17
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 こんなに真面目に感想書いたことないんだけど、僕のアイデンティティの問題に繋がった部分があったように感じたので。後都市工学科だけどやっぱ都市のこと全然わかんない。

2019-12-01 23:35:49
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 ただ、それがトップダウン的な見方であることは理解しておかねばならないなと感じた。特徴の抽出はそれ以外を捨象することでもある。”都市”は一面的なものや総括できるものであるのか?簡単に定義されうるものなのか?ということは思考し続けなければならないと思う。

2019-12-01 23:34:15
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 東京は根本的に情報・商業活動・人的資源の集積地であり、土着性が抜け落ちていることが多々あるというのは指摘の通りで、集積地としてのメリットデメリットのバランスが崩壊した際に人口が流出する可能性は高い。作品としてそこを誇張することは正当である。

2019-12-01 23:34:01
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 勿論、僕が品川区以外の他の地域・他県を見る際にこのような視点が抜け落ちる、というのも理解はしている。しかし、これで東京が成立していると皆が見做してしまうということが、僕にはとても悲しく感じられるのだ。

2019-12-01 23:33:45
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 僕のスタンスから見ると、この戯曲では”23区内の地域”という視点が抜け落ちているように感じてならないのだ。輪郭は描かれているものの内部が空洞であることと理解してしまうと、地続き性が途端に失われてしまう。だからこそ、僕は異様なまでの冷たさを感じた。

2019-12-01 23:33:33
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 総体としての東京を描くからこそ、23区をアイコン的に組み合わせている。しかし、各々の区においても、多様な地域が組み合わされている。例えば品川区では、旧宿場町、工業地域、オフィス街、住宅街、物流地帯、繁華街、山の手等、様々な地域が集って行政区分が形成されている。

2019-12-01 23:33:17
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 東京都を構成する要素である多摩地域・島嶼部が武蔵野市を除いて登場しないことは、作り手による”東京”のイメージに依存したものではないかと考える。東京外から見た一般的な”東京”はやはり23区のことなのであろう。

2019-12-01 23:33:02
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 だからこそ、品川区のシーンで出てきたアイコンが「品川プリンスホテル」であることは重大な問題ではないか。品川プリンスホテルは港区高輪に存在する。この作品の中で、品川区という土地は存在しない。その一点の欠落において、コンセプト上「滅びゆく東京」は成立していない。

2019-12-01 23:32:48
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 東京の構成要素として特別区各々を用いた上で作品として纏め上げるならば、各々をアイコンとして扱う必要が出てくる。アイコンとして抽出する中で、現在の東京と描かれた特別区がリンクし、それがまとまって滅びゆく東京が描かれる必要が存在する。

2019-12-01 23:32:34
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 僕はその「地続きであること」に疑問を持った。市区町村個別で扱われているものが”市区町村単位の”属性や建造物・地理的要因であり、アイコン性を強く感じたこと、そしてそのアイコン性に疑問を持ってしまったのである。

2019-12-01 23:32:17
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 それこそ、現代の東京からある程度地続きに繋がっているファンタジーとして。ファンタジーは荒唐無稽でありながら、”起こり得るかもしれない”という想像を喚起する。ファンタジーに詳しくはないが、実はその状況と背中合わせであることを示すツールとして機能すると思う。

2019-12-01 23:31:59
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 ありそうであり得ない描写という意味で、後半に示されているものはファンタジーなのではないかと思う。土地神や人物の境界が曖昧になるように指定されていることも、この感覚を加速させる。

2019-12-01 23:31:44
イーストホース @easthorse_kou

キュイ『景観の邪魔』 後半、東京で震災が起こった際の描写は「あったとしてもそのような被害の出方はしない」というものである。それこそゴジラが現れなければスカイツリーが真ん中からぽっきりとは折れない、と思う。ゴジラが災害であるというメタファーはここでは置いておく。

2019-12-01 23:31:30
1 ・・ 6 次へ