アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡を巡る旅、ワンナウツ9話脚本:9話の法則

まきもgpfb @makimogpfb

#高屋敷氏脚本ワンナウツ9話 まとめ3 グラゼニ(シリーズ構成・全話脚本)9話では、夏之介がフォームを変更するか否か悩み、今までのフォームに戻すことを「自分で」決断する。地味ながら選手生命の分かれ目となる重要な話で、かつ高屋敷氏のテーマの一つ「自分の道は自分で決めろ」が色濃く出ている。

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#高屋敷氏脚本ワンナウツ9話 まとめ4 RAINBOW-二舎六房の七人-(シリーズ構成・脚本)9話(広田光毅氏脚本)では、少年院から脱走した真理雄が初めてボクシングの闇試合に挑み、敗北の痛みを知るという話で、舞台およびシリーズの転機となっている。このように、高屋敷氏は9話に重要な話を置く構成が多い。

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#高屋敷氏脚本ワンナウツ9話 まとめ5 この「9話の法則」だけでなく、高屋敷氏のシリーズ構成や脚本には精密・綿密な「計算」が見られる。なんというか、技術の巧みさ・計算力の高さが感じられる。特にストーリーを盛り上げる・キャラを立たせる構成は見事かつ、きっちり計算されている。

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#高屋敷氏脚本ワンナウツ9話 まとめ6 高屋敷氏は、あしたのジョー2最終3話(丈対ホセ戦)の脚本を担当している。 推測だが、同氏はこの「3話分」をシリーズの最小単位と見ているのではないだろうか。そうなると、3×3=9で、9話はシリーズ3段階目の山場ということになり、重要な回が来ても不思議ではない。

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#高屋敷氏脚本ワンナウツ9話 まとめ7 今回渡久地は、責任を取るということは、自ら痛い目を負うことだという名言を口にし、彼の信条が垣間見える。一方カイジ9話(脚本)は、カイジの怒りが言葉となり、彼の熱い感情がほとばしる。この二人が重なるようにする「構成」は、やはり凄まじいものがある。

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#高屋敷氏脚本ワンナウツ9話 まとめ8 今回(9話)の渡久地にしろ、カイジ9話のカイジにしろ、主人公の主義主張が言葉となり、それによって主人公の掘り下げが(かなり)行われている。 どちらも高屋敷氏の、キャラを掘り下げる技術・能力が存分に発揮されている。

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#高屋敷氏脚本ワンナウツ9話 まとめ9 対戦相手についても、矜持やかっこよさがしっかり描かれている。 こちらも、人間の色々な面を描写したいという、高屋敷氏のポリシーが形になっている。こういった所は、対戦相手にもドラマがあった、あしたのジョー(特に2)の脚本経験がルーツだろうか。

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#高屋敷氏脚本ワンナウツ9話 まとめ10 とにもかくにも今回は、「9話=重要回」の法則、キャラの掘り下げ、1話内の密度の濃さ、尺に入れるための調整など、高屋敷氏の「脚本・シリーズ構成」の技術が盛り沢山の回だった。

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#高屋敷氏脚本ワンナウツ9話 まとめ11 高屋敷氏は、3話分=シリーズの最小単位と捉えているのではないか…という、以前の推測ツイートを含んだまとめ: アニメカイジのシリーズ構成・高屋敷英夫さんの軌跡―グラゼニ(シリーズ構成・全話脚本):原作とアニメのリンクと相違 - togetter.com/li/1411436