2020年映画鑑賞

鈴木淳也 SUZUKI Jun'ya @JunyaTheSphere

今日の一本20-020。やっと500円に落ちてきた謎のプリンスをここまで見てきた義務感で見る。が、長い。丁寧に描くことと、長々と描くことは違うよなー、と思う。後半はうつらうつら。そしてどうしても拭えぬ箱庭感。最後の前後編はどうなのかな。 pic.twitter.com/CDUDU4tbha

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今日の一本20-019。高寺さんから「色々面白いよｳﾋｬﾋｬ」と言われていた本作、わはは、カリ城ってこの作品から７割くらい持ってってるなｗ　更に女性に弱い久米仙人はそのままDBの亀仙人だしｗ　63年東宝、特撮は円谷英二。大冒険活劇コメディ。浜美枝扮する姫はクラリスの千倍可愛い（個人的見解） pic.twitter.com/leOYHtluRh

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今日の一本20-018。いやー！最後の入り江でのクレーン撮影、そりゃもう全部の感情がそこに集約されるなあ。安寿と厨子王のお話はあらすじ程度しか知らなかったんで、姉弟が逆に兄妹になっていることには違和感はなかった。国の守になった辺りは少し強引さを感じるものの、脚本力は強い。絵も美しい。 pic.twitter.com/2V5tHGu3Fu

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今日の一本20-017。やっと見ました「幕末太陽傳」。いやー、これは日本の「グランドホテル」だな。佐平次が主役で狂言回しではあるけれど、明治まであと２年という激動の時代を映したまさに群像劇。超面白かった。そして舞台は品川宿！平日毎日通っている八ツ山陸橋が出てきて感慨深い。 pic.twitter.com/5ilCtexRfK

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今日の一本20-016。ソ連1960年って冷戦ど真ん中だよなーなんて思いながら見たら、あまりの叙情的な演技演出に驚かされた。チェーホフの有名短編小説を広げた物語とのことで、政治と関係なくこういうお話は必要とされるんだなあと思った。海外映画祭でも高評価だったのは納得。白黒であることがキモ。 pic.twitter.com/BF4poSwgVi

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今日の一本20-015。一昨年、故白山宣之さんのお宅で沢山のDVDの中に見かけて気になっていた一作。笑顔のアル･パチーノの印象とは裏腹に、シェイクスピア「リチャード三世」を現代アメリカ人俳優が心から演じる為の真摯な模索と、その結果の演技が交互に現れるドキュメンタリー。トップ俳優達は凄い！ pic.twitter.com/2VguowOHVn

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今日の一本20-014。特に前情報無くロバート･ゼメキス共同製作マシュー･カソヴィッツ監督ということで正当派サスペンス？と思ったらバリバリ幽霊物でした。映像はよく出来ていてVFXも滑らかなんだけど、ストーリーがね……読めてしまって驚きが無い。それに超常現象頼みだしね……。イマイチでした。 pic.twitter.com/oiFsZR6MkR

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今日の一本20-013。ドキュメンタリー風の仕上がりは低予算を窺わせるものの、エイリアンのロトスコープはよく出来ている。アパルトヘイト時代の出来事を下敷きとしつつ、人の自然への傲慢さを描いているいるようで、基本はエンタメで飽きさせないが、話は単純。司令船が飛ぶところはエキサイティング。 pic.twitter.com/Z02XDlakdo

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今日の一本20-012。ハヤカワSF文庫『パーキー・パットの日々』に入っていた「報酬／にせもの」を膨らませた作品だけれど、確かに原作短編もエンタメ色は強かったけれど、こんなにも下世話なアクションラブロマンスになっちゃうんだなあ。ジョン･ウー監督だけにアクションは凄いけれど、脚本は雑。 pic.twitter.com/eTZxERZSsW

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今日の一本20-011。リーヴス、ライダーらが演じた映像を元に完全ロトスコープで作られたアニメーション。『暗闇のスキャナー』は創元SF文庫で1991年に読んだけれど、その時の感覚とはだいぶ違った。けれど、これはこれでディック的な世界観を巧く見せている気がする。肝心のアニメは成功してるかなあ。 pic.twitter.com/PbdpjbrBY7

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今日の一本20-010。初めて見ました生まれながらの殺人者。説明無用でカットバックやアニメ、50年代、70年代ホームドラマのパロディなどが挿入されるのが見た目に凄いけれど、核は「個人のうちにある暴力性とはなんなのか」というところか。確かにバイオレンスだけど、僕には静かな映画に思えた。 pic.twitter.com/oGwxXrb4JZ

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今日の一本20-009。今宮純氏を追悼してF1ドキュメント映画を。主に安全面の変化を追った内容で、ジム･クラークに始まりセナまで、多くのF1アイドルの事故シーンとその都度行われた安全への取り組みが、多数の関係者の証言を交えて語られる。モズレーやエクレストンの歴史も良くわかった。 pic.twitter.com/hW9CHPzhe3

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今日の一本20-008。米とイラクの関係が緊迫する中で見てしまった、ジンネマンの名作『ここよりとわに』。『赤い河』のクリフトが不器用で頑なな青年兵、ランカスターが気のいい士官を演じ、双方の恋愛と軍隊生活を絡めて人間模様を描く。シナトラも熱演。最後は真珠湾攻撃で誰も幸せになれず。つら。 pic.twitter.com/YHZLh7ZQjA

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今日の一本20-007。トム･クルーズ版第3作。JJ・エイブラムス監督になって、前作よりは長回しが増えた感じ。そしてILMが全力で作った合成が、ホントに言われないと合成と分からない（メイキング見た）。ただ、お話にはあまり強固なベクトルが感じられなかった。最後、結婚するとは言え中に入れる？ pic.twitter.com/8YiSAdeng8

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今日の一本20-006。トム･クルーズ版第２作。ジョン･ウー監督に代わって超絶現代的な編集となり、序盤から緊迫感が持続する。アクションが凄い。カーアクション、バイクアクションはどーやって撮ったのか！？と思うくらい凄い。肝心の「キメラ」が、その辺の専門やった人間としてはちょっとね。 pic.twitter.com/Zhw3QwNc9U

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今日の一本20-005。確か昔テレビで見たことがあったけどくらいのトム･クルーズ版１作目。デ･パルマ監督ということで、古典的な暗い入り組んだ街での攻防や長回し特撮とか、オールドスクールな感じがするものの、明快なストーリーで引っ張る。が、ラストのジャン･レノの減りの操縦が巧すぎ…… pic.twitter.com/pEzFuJMLIy

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今日の一本20-004。掃除のBGVとしてテレビを付けたら偶然始まって引き込まれた。障害者の悩みを正面から描いた2時間ながら、悲壮感よりも希望が全面に出ていて、物理的にも精神的にもバリアフリーがもっと進むべきと思わされた。物語の枝葉がうっちゃってあるのは意図的？確かに現実はそんなもんかな。 pic.twitter.com/MmeT6DGuo0

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今日の一本20-003。４まで来ました高寺さんが大好きだったバイオハザード。しかしこの４……一番ダメだったな。５ありき？の脚本は、今までで一番散漫だった。ゲームの再現のよう、というのは思い込み？観客の裏をかこうあざとさが勝ってしまった感じ？ラストの闘いもマトリクスで見たよ？って感じ。 pic.twitter.com/JTmRPbHFNn

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今日の一本20-002。マカロニウエスタンの名作と紛らわしいタイトルだけれど、こちらは仏独加白2009年のSFファンタジー。人生における選択は全て意味があるが、違う選択をしたら一体どうなっていたのだろうか。それぞれのドラマがよく出来ているが、人生は恋、というのがフランスらしい。美しい映画。 pic.twitter.com/rYoyucn20J

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今日の一本20-001。2020年1本目は仏映画の最高傑作と言われる45年『天井桟敷の人々』。19世紀を舞台に、無名のパントマイム役者の恋愛と役者としての成長が丹念に描かれた３時間超。ラストは謝肉祭のパレードの中、全ての結末を観客の想像に委ねる演出で余韻が大きい。 pic.twitter.com/F3yotGQmVm

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