2019年12月の英国総選挙で労働党はなぜ惨敗したのか? いくつかの記事や番組クリップを翻訳することで、その原因を探ってみました。
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『西洋の自死』の著者であるダグラス・マレーの記事 (デイリー・メール紙、12月14日)
UK 総選挙の結果を受けて、ダグラス・マレー (『西洋の自死』の著者) がディリーメール紙に書いたコラムを訳してみました。 「英国の分断は、北 vs 南でも、赤(労働党) vs 青(保守党)でもない。醜く非寛容な左派とその他の人々との間の分断である」 tarafuku10working.hatenablog.com/entry/2019/12/…
2019-12-18 01:37:39マレーのコラムの中にでてくる、ITVの『Good Morning Britain』で、コービン応援団のゲストが「この国の人々は、相当に急進的な左翼思想を支持している」と叫んでいる場面はこちら。 youtube.com/watch?v=KawAKT…
2019-12-18 01:43:46こちらもマレーのコラムで触れられている映像。金曜日にロンドンで開かれたデモで、「ジョンソンが酷い死に方をすればいいのに」とインタビューに答える医師志望の女性。 twitter.com/ajcdeane/statu…
2019-12-18 01:48:06Imagine that this person is your Doctor, and that you’re in the majority who just voted for the Conservative Party. “I wish him a horrible death.” twitter.com/MrSonicAdvance…
2019-12-15 23:48:45マシュー・グッドウィン教授が Triggernometry というポッドキャスト番組で長いインタビューに答えていたので、その一部を訳してみました。
UK総選挙の結果を受けて、政治学者のマシュー・グッドウィンがポッドキャスト番組で長いインタビューを受けていた。面白かったので一部訳してみた。彼によれば、ジョンソン率いる保守党は、政策を通すことだけに満足せず、マスコミや教育機関などにおける左派の優勢を切り崩しにかかる。(スレッド↓) twitter.com/triggerpod/sta…
2020-01-04 03:47:48Professor @GoodwinMJ "We need a strong opposition but they are weak and incoherent" Full Interview YouTube bit.ly/35SwKC3 iTunes apple.co/34OaXu1 Spotify spoti.fi/393TiSk Hosts @failinghuman @KonstantinKisin pic.twitter.com/LiV9e4iKY5
2019-12-27 03:15:36英国の政治について私が心配しているのは、野党の弱さとまとまりのなさだ。2016年以降の環境では、社会的に保守的な世界観が支配的である。EU残留派やリベラル左派陣営は、基本的に断片化し、分断されている。これは良くないことだと心の底から私は思う。生き生きとした強い野党が必要だと思う。->
2020-01-04 03:48:11リベラル左派政党の現在の問題は、多数派を得た保守党が、(今回の選挙で)文化戦争に勝利したとはいえ、文化的な主導権を決定する戦争には勝利していないということだ。したかって、保守党は今、より深い問いを投げかけようとしている。政策プログラムについてだけでなく、「一部の報道機関や ->
2020-01-04 03:48:32教育機関においてリベラル左派が優勢であること、また、ハイカルチャーやソフトレフトの規範などに関して、どう巻き返していくか?」という問いだ。選挙直後の現時点では、左派が直面する課題は選挙に関するものだ。しかし、彼らはこれから根本的に知的で文化的な挑戦に直面することになる。->
2020-01-04 03:48:45今回の選挙の後、保守党はこうしたことに本当に意欲的になっている。「長期的に文化戦争に負けるのであれば、選挙に勝っても意味がない。主要な組織や教育機関などは、いまでも私たちの長期的な成功や信頼性を蝕む考え方に支配されている」。ジョンソン政権は、おそらくサッチャー時代以来、->
2020-01-04 03:48:58ほとんどの保守党政権よりも踏み込んだ姿勢を見せると私は思う。「政策を通すだけでは十分ではない」。このポッドキャストであなたたちが議論しているような様々なトピック (訳注: たとえば、アイデンティティ・ポリティクス) について「巻き返しが必要だ」とね。(了)
2020-01-04 03:49:14インタビュー全編は、こちらからどうぞ↓。 ホスト役の 2 人は英国のコメディアン。特に、向かって右のコンスタンティン・キシン(ロシアからの移民)は、左派批判で、知名度が急上昇中。 youtube.com/watch?v=3kf1YK…
2020-01-04 03:55:26同じインタビューから、あと4つほどセグメントを翻訳しました。ご興味のある方はどうぞ。 tarafuku10working.hatenablog.com/entry/2020/01/…
2020-01-04 06:49:23これ先日見たが、グッドウィンが6年前の時点で「労働者階級の労働党離れ」に関する研究発表を労働党の選対の前で発表したが完全に無反応、一方同じ話を保守党の前でしたらものすごい勢いで食いついてきて質問攻めにされたと言ってて面白い。向上心のないものは馬鹿だというが、労働党は本当にダメだな twitter.com/tarafuku10/sta…
2020-01-04 07:18:39英国労働党に限らず、米民主党など各国の左派の現実逃避主義は深刻化する一方だよな。このインタビューでも話されているが、彼らにとって社会を説明する物語(ナラティブ)を取っ替え引っ替えするのに終始するだけでとにかく現実が見れていない。
2020-01-04 09:25:17ナラティブが受け入れられないと「レイシズムが」「排外主義が」「ロシアが」「フェイクニュースが」などと問題、非難の対象を次から次へとすり替えるばかりで、自分たちのナラティブが間違っているのではという自省がない独善性の強さ、これでは実際に現実見て動いてる奴らに勝てる筈がない。
2020-01-04 09:25:19最後は現地在住のめいろまさんに締めていただきます
新記事アップしましたよ。日本のメディアの人間は世田谷自然左翼だらけなので英総選挙予測を思いっきり外したというお話。英総選挙も超雑にまとめてみたよw→ジョンソン英首相を「ポピュリスト」認定したがる勘違い日本人 (谷本真由美) - オピニオンサイトiRONNA ironna.jp/article/13967 #iRONNA
2019-12-19 20:16:56