科学者への信頼は失われたのか?科学者達の努力と疲弊
それは困るわけですが、そもそも不信の原因は科学者のほうに(も)あるわけで、そこをネグって、信用されないから優秀な人は海外に、残ったのは悪質なやつばかりでしいいのか、と言わると、世間的には大変納得できない恫喝論理と感じちゃ… (cont) http://deck.ly/~e3szH
2011-06-07 02:41:44さっきは「研究者個人」と書きましたが、逆に言えば、学会なり学術会議なり、学界全体としては、自らの社会的責任に基づくガバナンスとして対応すべきなんじゃないかと。ロイヤルソサエティなんかはそうしたともいえるわけですし。R… (cont) http://deck.ly/~lnGqK
2011-06-07 02:43:57@hirakawah まだまだ納得できないな(^^。「平均的市民」という人間がいないのと同様に、「平均的科学者」という人間もいないから、どうですかね。個人に帰着しちゃうと、厳しい気がします。善意や正義の科学者は多いですが、善意にも正義にも限度があるかもしれない。
2011-06-07 02:44:07まぁ、一人ひとり興味・関心も番いますしねぇ。基本は高校までの学校教育が大事なんだと思いますが。RT @kikumaco: その「多少」とはどのくらいか、が問題の焦点では? RT @hirakawah: まぁ、多少は知って… (cont) http://deck.ly/~tzPIr
2011-06-07 02:45:00あ、さっき書きましたが、学者としての社会的責任(少なくとも「学界」という社会集団として)ですかね。RT @kikumaco: @hirakawah その議論は、科学者の「善意」に依存している部分が大きいですよね。全面的な… (cont) http://deck.ly/~sa1JO
2011-06-07 02:46:48@hirakawah まあ恫喝ですねえ。でも、不信のもとを作った科学者と善意を求められる科学者は同じとは限りませんよね。違う可能性が高いんじゃないかな。それを「科学が」とひとくくりにされたら、「もう知らん」と言うのは自然な気がするな
2011-06-07 02:46:57@hirakawah 学界ったって、分野ごとに違いますからね。原子力が悪いんだから、物理学者はなんとかしろ、みたいなのはどうかなあ。経済学が悪いから、社会学はなんとかしろ、みたいな感じですけど
2011-06-07 02:48:08まぁ、だからこそ、学界という組織で対応するしかないんだと思います。個人は本音で色々あっても、集団としては「建前」をしっかりやると。RT @kikumaco: @hirakawah まだまだ納得できないな(^^。「平均的市… (cont) http://deck.ly/~NmIBT
2011-06-07 02:49:11だからこそ、個人ではなく「学界」という対応が必要なんだと思います。RT @kikumaco: @hirakawah まあ恫喝ですねえ。でも、不信のもとを作った科学者と善意を求められる科学者は同じとは限りませんよね。違う可… (cont) http://deck.ly/~qxhT0
2011-06-07 02:50:09@hirakawah 「科学が」っていうくくりは、僕らから見るとほとんど「文系は」っていうくくりに近いですからね。「原子力工学の後始末を物理かよ」はあるなあ。工学と理学の違いは、経済学と社会学くらい(というか、物理は文学に近い)。
2011-06-07 02:51:26いちおう日本学術会議という全学界を代表する機関はあるわけなので、そこで文系・理系ひっくるめて、考えるべきなんだと思います。(そういう意味で僕は自分も「被告席」に座ってると思ってます) RT @kikumaco: @hir… (cont) http://deck.ly/~3KctJ
2011-06-07 02:52:49@hirakawah それはたしかにでかい話でいいんだけど、逆に個々の科学者がどうするかとは関係なくなりますね。まあ、それはそれでいいんですが
2011-06-07 02:54:23英国は、政府も科学界も「BSEは獣医学と医学の問題」「GMは植物分子生物学の問題」という切り取り方はしなかったわけですが。RT @kikumaco: @hirakawah 「科学が」っていうくくりは、僕らから見るとほとん… (cont) http://deck.ly/~mtCIb
2011-06-07 02:55:24@hirakawah それはさまざまな側面を見るからですね。自然科学の部分はほんの少しで、むしろ問題は社会や政治や経済。まあ、原子力なんてのもだいたいそうです。ではなぜ、それがあたかも「(理系)科学への不信」のように語られるのか。実は体よく全部科学に押し付けているのでは
2011-06-07 02:58:41@hirakawah 科学は「社会の要請に応えたのに、失敗したらスケープゴートか」状態なのかもしれない。真の黒幕は科学ではないところにいるのかもしれない
2011-06-07 03:00:12@hirakawah 要するにトランスサイエンスはむしろ経済とか政治とか社会の問題で、科学だけでは解決できないのではなくて、そもそも科学は単なる道具にすぎず、解決ははじめから科学の外にある、という見方は当然ありますよね
2011-06-07 03:05:57@hirakawah 今日はここまで。また考えてみます。でも、僕あたりが納得できないものは、たぶんほとんどの科学者が納得しないんじゃないかと思います(^^
2011-06-07 03:07:37そういうシンプルなケースもあると思うんですが、科学と政治・経済が組み合わさることで、科学のロジックが社会的意味を倍加され、政治的機能を果たしたりとか、構造的・システムミックに生じる問題も多分にあると思います。RT @ki… (cont) http://deck.ly/~oQdLz
2011-06-07 03:09:56そういうのは、科学論では共生成(co-production)と呼んでるのですが。社会学の社会システム論では「相互浸透」という言い方も。
2011-06-07 03:11:20おやすみなさいです。RT @kikumaco: @hirakawah 今日はここまで。また考えてみます。でも、僕あたりが納得できないものは、たぶんほとんどの科学者が納得しないんじゃないかと思います(^^
2011-06-07 03:12:01@nabeyasu1124 不安は理屈じゃないので、せめて、薄手の長袖にとか。なんらかの安心が代わりに必要なんですよねえ
2011-06-07 03:24:41不安は理屈ではないので、知識で解消できるかもしれないけれど、解消できない可能性もある。知識があれば恐くないというのは嘘で、知識があっても恐いものは恐い。それへの一般的な対処のしかたを僕は知らない。ひとりひとり丁寧に話せば、一部の人にはある程度理解してもらえると思う(続く)
2011-06-07 03:28:47理解したって不安は消えないかもしれないけど、それは折り合いの問題。でも、理解より不安が先に立って、理解を拒否するかもしれない。で、そういう問題をこれまでいろいろ見てきているので、「知識では必ずしも不安は解消しない」というだけなら、単に僕にも言えること(続く)
2011-06-07 03:33:22もっとこう、僕にはとても思いつかないことというか、ヒントになることを言ってくれる人がいるとうれしいわけです。僕はそういう方面でかなりいろいろやってきたけど、所詮は直感的にやってるだけなので、やはり壁があって、なにかこう、目が覚めるようなヒントがありそうなんだよなあと(続く)
2011-06-07 03:36:10と、そう思うのだけど、なかなかないのよねえ。本を読んでも「そうそう」と思うことは多いものの、なかなか目から鱗が落ちる感じにならないんだな、その方面では(科学の本とかではしじゅう目から鱗が落ちる)。どちらかというと、それは全部僕(たち)の本に書いたよ、という感想が多い(^^;
2011-06-07 03:40:34