統合失調症とは何だっけ
統合失調症とは、 ① 妄想 ② 幻覚 ③ まとまらない発言 ④ まとまらない行動、または緊張病性の行動 ⑤ 陰性症状 ➔ 5つの内、2つ以上の存在が条件。④と⑤の2つだけでは不十分。だから「妄想」と聞いただけで統合失調症と決めつけちゃダメ。 pic.twitter.com/zxDPIcuwzR
2020-03-15 15:35:54まとまらない発言…連合弛緩 ・妄想:思考内容の障害 ・連合弛緩:思考の進み方(思路)の問題、思考と思考のつながりが緩くまとまりがなくなる ナイトムーブ思考 pic.twitter.com/fNmV00amdS
2020-03-15 15:42:01・緊張病性の行動 不自然な姿勢で固まっている、無言無動 焦燥感が強く落ち着きがない、目の前の人の言動を模倣したりする行動の異常 下記の内3つ以上ある pic.twitter.com/QB3c8dm01K
2020-03-15 15:44:19期間 ①全体の経過が6か月以上 ②基準に挙げられた症状が1か月以上 ・全体の持続期間が1か月以上でも、 全体の経過が6か月未満 ➔ 統合失調症様障害 ・症状の持続期間が1か月未満 ➔ 短期精神病性障害 pic.twitter.com/Z2UuTeqc18
2020-03-15 15:39:04・発症してから抗精神病薬による治療が開始されるまでの期間(精神病未治療期間:DUP)は、短いほど予後が良い。 ・器質的変化は発病前の前駆期から始まっており、できれば発症前から治療開始できることが望ましい。 ・そんな前駆症状を捉えようとする試みの中、ARMSが提唱された。
2020-03-15 15:44:59ARMSとは(3分の1が統合失調症移行するという報告あり)
🔵ARMS ・定義としてUltra-High Risk:UHR基準が開発された ・UHRを具体的に判定する手段としてCAARMSやSIPS/SOPSが用いらる ・そこには以下3つの概念が提唱されている。 ①弱い精神病症状 ②短期限定間欠性精神病症状 ③素質と状態のリスク要因 pic.twitter.com/6xPYEpSNFW
2020-03-15 15:48:29ARMSと診断された者の内、3年後に統合失調症発症は32%(Fusar-Poli,2012) 一般人は1%発症なので、3分の1が発症する集団と考えるとリスクを有する群である一方、3分の2は統合失調症にならないならば過剰診断とも言える。
2020-03-15 15:51:10抗精神病薬がARMSの統合失調症移行を予防できるとしても、残り3分の2は無駄に服薬し続ける事になる。ARMSに抗精神病薬は推奨されていないが、認知行動療法であれば推奨するガイドラインもある。 pic.twitter.com/ek0QW0ZwpH
2020-03-15 15:53:23🟢APS ・他の特定される統合失調症スペクトラム障害の中で「減弱精神病症候群」として挙げられている。 pic.twitter.com/iql2VxWC0v
2020-03-15 15:50:40@psychology_act 恥ずかしながら「ARMS」って初耳やったから、気になって調べてみたよ💡 ①統合失調症前駆症状の構造化面接(SIPS)、②発症リスクのある精神状態の包括的評価(CAARMS)がARMSへの主流な査定法らしい👀
2020-01-06 22:58:03主流はSIPSとCAARMS その他 PRIME Screen(SIPSから派生、10項目)、PQ、ERIraos、BSABS、IRAOS、SPI-A
2020-01-06 21:51:36@psychology_act 日本人集団への精神病高リスク包括的評価(CAARMS)の適用:CAARMS日本語版の信頼性と妥当性 jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL…
2020-01-06 23:23:42統合失調症前駆症状の構造化面接(SIPS)日本語版の信頼性の検討.日社精神医会誌,小林啓之,野崎昭子,水野雅文15; 168-174, 2006
2020-01-11 21:55:46発症リスクのある精神状態の包括的評価(Comprehensive Assessment of ARMS :CAARMS) pic.twitter.com/YIu6QbTY4p
2020-01-06 21:47:50ハーバード大学とエモリー大学の研究者が統合失調症や他の精神障害の前段階にある患者の発言を自動分析し、将来的に病気になる危険性を93%の正確性で予測する機械学習ツールを開発 gigazine.net/news/20190618-…
2020-01-06 23:37:01統合失調症で報告される大脳灰白質(前頭-側頭-辺縁系領域)の軽度体積減少などの脳構造変化が、FEPやARMSにおいてもある程度認められる
2020-01-06 23:29:55DSM-5診断カテゴリーとしてARMSの一部である減弱精神病症候群(attenuated psychosis syndrome;APS)を新たに正式採用するか否かについて議論され、見送られた。
2020-01-11 21:35:03DSM-5で精神病性の推定的前駆状態 減弱精神病症候群(APS) 診断信頼性の検証不十分として「今後の研究のための病態」に収載されたそうな。
2020-01-10 21:43:49「今後の研究のための病態」のひとつとして掲載され,統合失調症スペクトラムおよび他の精神病性障害群の中の「他の特定される統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害」の例のひとつに留まった。
2020-01-11 21:35:52